日本の難関大学の最上位に位置する東京大学と京都大学。日本の将来を担う人材と言っても過言ではない二校の学生たちは、どんな企業への就職を希望しているのだろうか?
就活支援サービス「ワンキャリア」を展開するワンキャリアはこのほど、「ワンキャリア 就活人気企業ランキング【東大・京大編】(27卒本選考期速報)」を発表した。
本ランキングは、「ワンキャリア」のユーザーで、東京大学・京都大学に在籍する2027年3月卒業見込みの大学3年生・大学院1年生4,019名による、同サービス・企業ページ上の「お気に入り数」をもとに集計したものだ。
1. 圧倒的な人気を占めるコンサル・シンクタンク業界、企業個別動向は二極化
TOP10のうち、コンサル・シンクタンク業界が6社を占めた。1位 ボストン コンサルティング グループ、2位 野村総合研究所、3位 KPMGコンサルティングと上位3社を独占しており、依然として東大・京大層から最も支持される業界となっている。
しかし、昨年と比較するとTOP10にランクインするコンサル・シンクタンク企業は2社減少しており、業界としての人気にはやや翳りも見受けられる。企業個別で見ると、ベイカレント(5位:5ランクアップ)などの総合系が躍進する一方で、マッキンゼー・アンド・カンパニー(27位:15ランクダウン)やEYストラテジー・アンド・コンサルティング(28位:17ランクダウン)が大幅に順位を下げた。これは、就活生との早期からの採用コミュニケーションの実施有無で明暗が分かれた構図になったと考えられる。
2. 金融業界の人気は昨年から継続、安定と新規領域への拡大で志望層も多様化
日銀の政策修正に伴う金利上昇トレンドへの回帰で、メガバンク各グループが過去最高益を更新する中、日系金融機関は初任給を30万円近くへ引き上げている。従来の福利厚生に加えて高い報酬の提示で待遇改善を進めていることで、安定的なキャリアを志向する学生からの人気が集まっていると考えられる。
さらに、巨額のDX投資を通じて“国内有数のIT企業”へと変貌を遂げたことで、IT技術に興味・関心のある理系学生や、ファイナンスの専門知識を持つ東大・京大生も取り込むことができていると考えられる。
なお、賃上げに伴う東大・京大生からの関心の上昇については、メーカーでも見られるトレンドとなっている。
3. 広告を扱う主要3社が順位アップ、コンサル志望層の関心も
サイバーエージェント、博報堂、電通の3社ともが昨年から順位を上げており、東大・京大生からの注目を集めている。広告業界は、近年の採用方針として専門スキルを重視したコース別採用の強化や、難易度の高いインターンの実施によってコンサル業界志望の優秀層を惹きつけることに成功している。
また、会社としての機能も従来の広告代理店の役割に加え、DXやCX(カスタマーエクスペリエンス)の実装まで担う“事業変革パートナー”へと業態変化を遂げたことで、マーケティングや企画職に関心のある学生の支持を集めていることが、人気上昇の要因と考えられる。
なお、1位~50位までのランキング結果は以下の通りだ。
<調査概要>
調査名 : ワンキャリア 就活人気企業ランキング【東大・京大編】(27卒本選考期速報)
調査時期 : 2026年2月6日時点での実績値を参照
調査対象 : 就活支援サービス「ワンキャリア」のユーザーで、東京大学・京都大学 に在籍する2027年3月卒業見込みの大学3年生・大学院1年生
調査方法 : 就活支援サービス「ワンキャリア」の企業ページ上の「お気に入り数」を 基に集計
有効回答者数: 4,019名
出典元:ワンキャリア調べ
構成/こじへい







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