新生活シーズンは家電を新調したくなる時期だ。特に毎日の食事に欠かせない。調理家電は最先端の機能のついた新商品が出るたびに手に入れたくなるものだ。
中でも炊飯器は頻繁に使うことから、新しく購入したり、買い替えを検討したりすることもあるだろう。選ぶヒントを知りたいものだ。
そこで今回は、炊飯器の選び方や美味しくごはんを炊くポイント、炊飯器にまつわる素朴な疑問についてパナソニックの炊飯器マスター 加古さおり氏に聞いた。
炊飯器の賢い選び方
まずは炊飯器の選び方から教えてもらおう。高機能で高価なものから、スタンダードかつシンプルで低価格なものまで、その種類は豊富だ。賢い選び方は?
【取材協力】
加古さおり氏
炊飯器マスター
Panasonic Cooking@Lab炊飯部 所属。入社以来、炊飯器の開発一筋。「炊飯」と「食味」を調理科学の視点でとことん研究し、家庭のごはんをぐっとおいしく進化させてきた実績がある。常に日本のお米とものづくりの“これから”を探求中。
●炊飯器の値段差により、性能やごはんの味は変わる?
「変わります。価格が高いものほど、釜の中のお米一粒一粒に適切に熱が加わり、おいしさを引き出すための工夫がされています。
当社の場合、最上位機種には、4つのセンサーを駆使して釜の中の状態を検知し、炊き方を自動調整する『ビストロ匠技AI』や、急減圧と大火力IHで米をおどらせ、一粒一粒を加熱する『Wおどり炊き』、お米に熱を伝えやすく、扱いやすい『ダイヤモンド竃釜』などを搭載しています。
また、しっかり熱が伝わったごはんは、冷めても硬くなりにくいため、炊き立てだけでなく保温しても、お弁当やおにぎりにしても、冷凍しても、いつでもおいしいごはんを楽しむことができます」
【製品例】
●炊飯器の選び方のポイントは?
1.食事スタイルや使い勝手も重視する
「ごはんのおいしさにこだわるのはもちろんですが、どのような食事スタイルなのか、そして機器の使い勝手も重要です。例えばお弁当用や炊き込みごはんなどで、たくさんの量をまとめて炊く場合も考慮すると、3合以上のごはんを炊くことがある場合は5.5合炊き、5合以上の場合は1升炊きがおすすめです」
2.保温してもおいしさを保つ機能をチェック
「日常的に長時間保温をするなら、保温してもおいしさを保つ機能が搭載されているものを選ぶと良いでしょう。当社の商品では、30時間まで温度をコントロールしておいしさを保つ『うるおいキープ保温』などがあります」
3.釜や内ふたのお手入れのしやすさも重視する
「お米を洗う等の作業のことを考え、釜や内ふたがシンプルでお手入れしやすいことも意識してみてください。おいしいごはんを炊くためには、釜の厚みや素材ばかりに着目しがちですが、それだけでなく、お米にいかに早く正確に熱が伝わるかが重要です。炊飯器は、本体のIHやヒーターを駆使して熱を伝える工夫がされていますので、釜自体は扱いやすさを重視して大丈夫です」
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