小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「OPS」「HR/FB」「BB%」って何?知れば知るほどおもしろくなるプロ野球の〝セイバーメトリクスデータ〟

2026.03.29

WBCでは惜しくもベネズエラに敗れた侍JAPAN。その興奮冷めやらぬ中、春のセンバツが開幕、プロ野球やメジャーリーグも開幕と、まさに球春が到来した。現在発売中の雑誌『DIME』5月号では、「超マニアック野球観戦ガイド」を大特集! 野球解説者に聞く観戦のポイントやYouTubeやデータを活用したディープな観戦術、各球団のマーケティング戦略やあだち充作品と甲子園との絆など、知れば観戦が10倍楽しくなる舞台裏を徹底取材した。

OPS、BB%など最近野球中継や解説記事で見慣れない数字を見かけることはないだろうか?

近年のプロ野球界では計測機器などを用いて、選手のパフォーマンス向上や能力評価を行なう傾向が高くなってきた。中でも、野球ファンに浸透しつつあるセイバーメトリクス関係のデータを、データアナリストの宮下博志さんに聞く。

宮下博志さん

Japan Baseball Data
アナリスト
宮下博志さん

早稲田大学大学院で先進理工学研究科の物理学及応用物理学を専攻。その後は、物理的なトラッキングデータの分析に着手し、現在はアナリスト兼エンジニアとしてJapan Baseball Dataに従事。

NPBでデータ分析が進められる中、〝計れない能力〟が今後は重要に!?

 MLB(メジャーリーグベースボール)で始まったセイバーメトリクス関係のデータを重視する流れは、この10年余りでNPB(日本プロ野球)にも波及。最近では12球団が各種データの計測および分析を進めている。ひと昔前までは〝まことしやか〟にささやかれてきたことが、データによって立証されるケースも少なくない。

「例えば、藤川球児さんが現役時代に三振を取りやすかったのは、ボールにバックスピンが利いていたからだと当時から言われていました。最近ではストレートのバックスピン量が多いほど空振り率が高いこともわかってきています。打者に関しては巨人の坂本勇人選手のように〝ボールを引っ張る〟打ち方のほうが、ホームランになりやすいこともデータとしてわかってきました。ちなみに、全く同じコースと高さにしつこく投げつづける配球は、打者を打ち取りやすいという考え方があったものの、最近ではむしろ打たれる可能性が高くなる結果がデータとして出てきているのも興味深いです」

 こうしたデータ分析がより進めば、その〝裏をかく〟ことを含めた投打の駆け引きがさらに過熱し、捕手の配球能力も重要度が増しそうだ。

「捕手の領域はデータ分析で〝最後のフロンティア〟とも言われています。今後は配球の解析や検証がもっと進むかもしれません」

セイバーメトリクスとは

投球、打撃、守備などに関する様々な客観的データを計測し、各選手が持つ能力やそれぞれのチームにおける戦術をより緻密に分析する手法のこと。従来から用いられてきた打率や防御率とは異なり、得点への貢献度や投球の安定性などを浮き彫りにできる。NPBに先駆けてMLBで注目されるようになったのは、2011年に映画化されたマイケル・ルイスの小説『マネー・ボール』(2003年刊行)で大きく取り上げられたことがきっかけ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2026年3月16日(月) 発売

やっぱり野球が好きだ!『MIX』の立花投馬が表紙を飾る最新号のDIMEはプロ野球・高校野球から球場グルメ、あだち充作品の魅力まで野球愛を全方位に深掘り。さらにSuicaの変革や各鉄道の新ビジネスを幅広く取材したシン鉄道ビジネス特集も。

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。