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注文住宅を建てた人の3割がオプション費用に300万円以上かけている理由

2026.03.27

注文住宅を建てる時に悩むのが「どこにお金をかけるか」という問題。外観や内装といったデザインにこだわるか、耐震・断熱などの住宅性能を優先するかは重要なポイントだ。限られた予算で自分が決めていくことは、家作りの醍醐味でありながら悩みどころでもある。インターネットリサーチなどを手掛けるNEXERは、創建建設と共同で事前調査で「注文住宅を購入したことがある」と回答した人に「注文住宅のこだわりと予算配分」についてのアンケート調査を実施した。それによれば注文住宅を建てた人の約3割がオプション費用として300万円以上もかけていたことがわかった。

31.5%が、オプション費に「300万円以上」かけたと回答

注文住宅のオプション費(標準仕様以外の追加費用)に総額いくらかけたかについては、もっとも多かった回答は「300万円以上」で31.5%だった。それに「50万円~100万円」(20.3%)、「50万円未満」と「100万円~200万円」(ともに19.6%)、「200~300万円」(9.1%)が上位という結果になった。100万円以上のオプション費をかけた人は全体の約6割で、「自分好みにカスタマイズしたい」という思いが費用面にも反映されていることがわかった。

もっとも予算を投じたカテゴリは「外観・内装デザイン」

予算をもっとも投じたオプションカテゴリについては、「外観・内装デザイン(塗り壁、タイル、床材等)」が22.4%で1位だった。それに「住宅性能」(19.6%)、「水回り設備」(16.1%)続いた。オプションカテゴリにもっとも予算をかけた理由については次のような意見があった。

「外観・内装デザイン(塗り壁、タイル、床材等)」と回答した人は、「タイル外壁はメンテナンスフリーなので、長い目で見ると結局倹約になるから」(60代・男性)や「こだわりの内装にしたかった。棚やオリジナルの場所を作ったので」(30代・女性)といった意見があった。

「住宅性能」と回答した人は、「震度7でも壊れないようにした」(60代・男性)、「地震対策を重点に」(40代・男性)、「防音、断熱を徹底したかった」(40代・男性)、「玄関以外の外壁材を雨風に強いものに変えた」(40代・女性)といった災害対策を考えた人が一定数いたようだ。

デザインへのこだわりや暮らしやすさを挙げる声も多かったが、メンテナンス費用の削減を見据えた長期的な視点や二世帯住宅ならではの設備事情など実用面を重視する回答もあったという。

約3割が予算オーバーしても譲れなかったこだわりがあったと回答

予算オーバーしてでも「これだけは譲れなかった」こだわりについての質問では、「ある」と回答したのは28.0%で「ない」と回答したのは72.0%だった。約3割の回答者が、こだわりを優先して予算を超える決断をしていた。「ある」と答えた人の具体的な内容では、「耐震や断熱などの【住宅性能】」が30.0%、「吹き抜けや高天井、照明などの【間取り・空間デザイン】」が25.0%、「オーダーキッチンなどの【設備】」が22.5%という結果だった。地震や気候に備えた住宅性能は、日常の安心感に直結するので予算を超えてでも妥協しにくいといえる。

48.3%がデザインの満足度が幸福度に直結していると回答

耐震などの住宅性能よりも「視覚的な満足度(デザイン)」が日々の幸福度に直結していると感じるかという質問では、「とても感じる」(8.4%)と「やや感じる」(39.9%)を合わせた約半数が感じていた。「あまり感じない」(41.3%)と「まったく感じない」(10.5%)を合わせた数字も同程度で拮抗していた。

「感じる」と回答した人からは「防ぎようのないことを心配してもしょうがない。今、現実が大事」(60代・女性)や「住む上での気持ちを落ち着かせたり、気分を上げたりする場所だから」(40代・男性)、「好きなデザインの住宅に住んでいて、お気に入りの家具に囲まれて暮らしているのが幸福だと感じるから」(60代・男性)といった意見があった。

「感じない」と回答した人では、「地震が多いので耐震性が高い方がとても安心できるから」(60代・男性)や「耐震性を犠牲にすることはあり得ない」(60代・男性)など安全性を重視している意見が多かった。

お金をかけるべきオススメのオプションは?

この調査で、これから家を建てる人に「これだけはお金をかけるべき」と勧めたいオプションについても質問すると次のような回答が集まった。

「断熱材をしっかり入れて貰って一年中快適に過ごせるように」(40代・女性)
「耐震性と火災に強いこと。断熱性に優れていることが一番大事で、ここにお金をかけるべきと思う」(40代・男性)
「アルミサッシは経年劣化で結露しやすくなるので樹脂製をお勧めする」(60代・男性)
「食器洗い洗浄機など毎日の家事の助けになる設備」(40代・女性)
「収納スペースの確保にお金をかけたほうがいいです」(50代・男性)
「階段の踊り場とキッチンの流しにコンセントを設置すること。あとコンセントの数を増やす」(40代・女性)

オプション費用としてもっとも予算をかけたカテゴリは「外観・内装デザイン」と「住宅性能」が僅差で並び、デザイン重視派は日常の小さな喜びを大切にする意見があり、性能重視派は災害経験に基づく切実な意見があった。住宅に対して何に価値を置くかは、住む人の経験やライフスタイルによって異なるようだ。

住宅作りで大切なのは、自分や家族がどのような暮らしを望んでいるかを考えて、優先順位を決めて予算を配分すること。オプションに関しては、断熱や耐震といった住宅性能に関する意見も多かったが、食洗機やコンセントの数など日常生活の利便性に関わる具体的な意見も参考になりそうだ。住宅性能をしっかり押さえつつ、暮らしを便利にする工夫にも目を向けることが、後悔しない家作りのコツといえそうだ。

『注文住宅のこだわりと予算配分に関するアンケート』調査概要

調査対象者:事前調査で「注文住宅を購入したことがある」と回答した全国の男女
調査期間:2026年1月28日~2026年2月4日
有効回答:143サンプル
調査手法:インターネットでのアンケート
質問内容:
質問1:オプション費(標準仕様以外)に総額いくらかけましたか?
質問2:最も予算を投じたオプションカテゴリはどこですか?
質問3:その理由を教えてください。
質問4:予算オーバーしてでも「これだけは譲れなかった」こだわりはありますか?
質問5:予算オーバーしてでも「これだけは譲れなかった」こだわりを教えてください。(複数回答可)
質問6:住宅性能(耐震等)よりも「視覚的な満足度(デザイン)」が日々の幸福度に直結していると感じますか?
質問7:その理由を教えてください。
質問8:これから家を建てる人に「これだけはお金をかけるべき」と勧めたいオプションがあれば教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

出典:NEXERと創建建設による調査

創建建設

構成/KUMU

30年以上暮らした東京から実家に戻った地方在住フリーライター。得意分野は、ゲーム、アニメ、マンガやIT&デジタル関連など。自宅でリモート取材や自宅作業が増えたので、20年以上ぶりにフル自作PCを作成して活用中。最近の取り組みは、実家で発掘したセガマークⅢ以降の昭和から平成のゲーム機が動くか点検すること。

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