KTM Japanは、2026年3月4日、MY2026の新型スーパースポーツ「KTM 990 RC R」の発売を発表した。
次世代型スーパースポーツセグメントにおけるパフォーマンス、スタイリング、そしてライディングの楽しさの概念を刷新するモデル、新型990 RC Rが満を持して登場した。ハイスペックで洗練された「RC」ならではのパフォーマンスと、日常使いにも配慮したエルゴノミクス設計が両立されている990 RC Rは、サーキットもストリートもともに楽しみたいライダーにとって魅力的なモデルとなる。
RCならではのパフォーマンスと日常使いにも配慮したエルゴノミクスを両立
990 RC Rは、KTM RCラインナップの流れを汲むモデルであり、KTMの研究開発部門で蓄積された豊富なデータと、モータースポーツプログラムで得られた空力データ等、長年のレース活動で蓄えたテクノロジーを注ぎ込み誕生した。オーストリアで製造されるこのマシンは、専用設計の高剛性スチール製フレームと、剛性と適度なしなりを高度にバランスさせたスイングアームを採用し、タイヤからのインフォメーションを車体全体の動きを通じライダーにわかりやすく伝える仕上がりとなっている。また、57kgと軽量コンパクトなEURO5+対応LC8cパラレルツインエンジンは、103Nmの最大トルクと127.84PSの最高出力を発生。
そして風洞実験から生まれたエアロダイナミクス、ブレンボ製4ピストンキャリパーHyPureブレーキ、最適化されたボディワーク、WP製APEXサスペンション、そして8.8インチTFTフルカラーディスプレイに表示されるライドモード(RAIN、STREET、SPORT、CUSTOM)等、細部に宿るスポーティなDNAにより、990 RC Rの美しさが生み出されている。ABSは、STREET、SPORT、SUPERMOTO+、SUPERMOTO ABSの4つの先進的なモードが標準装備、さらにオプションのTRACK PACKには、ライドモードがTRACKモードと2つのCUSTOMモード、加速時のリーンアングルやスロットル開度といったテレメトリー機能も備わっている。
なお990 RC Rのスペックは、このプロジェクトがレースを起源としていることを明確に示しているが、KTMの目標は、ストリートで注目を集めたいライダーのために、実用的で魅力的なモデルを提供すること。これは、“READY TO RACE”なライディングポジションでありながら、ロングライドもできるようセッティングが可能であることからも明らか。エルゴノミクスを考慮した6か所の接触面は、膝、腕、手に快適なサポートを提供し、位置調整が可能なフットレストは身長の高いライダーから低いライダーまで対応する。重量は可能な限り軽量化され、また十分な航続距離を実現する15.7Lの大型燃料タンクを採用するなど、実用性についても細部にまで配慮されている。
KTM Global Marketing Managerのリアーン・ネベリング氏は、以下のように述べている。
「990 RC Rは、私たちが長らく発表を待ち望んでいたモデルです。それは、なぜでしょうか? KTMは、様々なセグメントへのモデルラインアップと優れた技術力を有する中で、特定のライダー層を熱狂させるモデルが欠けていたと自覚していたからです。ネイキッド、アドベンチャー、そしてもちろんオフロードなどでは高い競争力を持っていますが、この990 RC Rこそが、私たちが長年実現したいと願っていたモデルです。これはRed Bull KTM Factory Racing MotoGPプロジェクトに注いできた全ての努力の結晶であり、マッティヒホーフェン本社の研究開発チームが蓄積してきた膨大な情報とデータの結実なのです」
【メーカー希望小売価格】
KTM 990 RC R 2,199,000円(税込)
【主要諸元】
エンジン型式:水冷4ストロークDOHC並列2気筒
総排気量:947cc
最高出力:127.84PS / 9,500rpm
最大トルク:103Nm / 6,750rpm
変速機:6速
タイヤ(F/R):120/70ZR-17″ / 180/55ZR-17″
ホイールベース:1,481mm
シート高:845mm
燃料タンク容量:約15.7L
車輌重量:約184kg(燃料除く)
保証期間:4年間(条件有り)
生産国:オーストリア
※主要諸元の値はEU仕様
関連情報:https://www.ktm.com/ja-jp/models/supersport/2026-ktm-990-rc-r.html
構成/土屋嘉久







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