「本の街」として知られる神保町(東京都千代田区)のシンボルである三省堂書店が約4年ぶりに神保町に帰ってきた。
1981年から神保町のすずらん通りに店舗を構えていた三省堂神保町本店は多くのファンに惜しまれつつも2022年5月にビルの建て替えのため閉店、小川町の仮店舗で営業をしていた。
この度、建て替え工事が終わり、2026年3月19日から「三省堂書店神田神保町本店」として営業を再開する。コンセプトは「Entrance to the World」。網羅性と偶然性をデザインしたという。

蔵書量約50万冊、1〜3階が書店フロアとして営業
建て替え前は地下1階、地上6階までが店舗として営業をしていたが、リニューアル後は1~4階が店舗(※4階はTHE ジャンプショップ神保町)、5~13階がオフィステナントとなる。
蔵書量は約50万冊。売り場面積はリニューアル後で4割減と縮小をするが、新店舗では今の時代に合わせた設計がなされている。
新店のコンセプトは「Entrance to the World」
三省堂は、新店のコンセプトを次のように説明している。
「私達が新しい神保町本店の未来予想図を描くために最初に着手したのが、コンセプトづくりでした。この先も100年続く書店の姿を想像し議論を繰り返しながら『Entrance to the World』という言葉にたどり着きました。本は様々な世界を知るきっかけとなります。知りたい情報だけでなく予期せぬ発見があり、その発見が次の新しい世界へと導いてくれます。
私共の神保町本店は世界一の本の街、神田神保町の一丁目一番地に店舗を構えてまいりました。そんな私たちが作る新しい店舗は、並んだ本を眺めるだけで世界を見渡せる、そして気の向くままに歩くだけで世界のかたちが見えてくる、『世界の入り口(Entrance to the World)』の役割を果たします。探している本が見つけられる網羅性を担保しつつ、思わぬ出会いである偶然性を演出すべく、『ETWチーム』一丸となってプロジェクトに取り組んでまいります」
三省堂書店神田神保町本店のフロアマップ
内装コンセプト・デザインを設計担当した、長谷川豪建築設計事務所代表の長谷川豪さんは三省堂書店神田神保町本店について、次のように話している。
「亀井社長の宣言『次世代の新しい書店への挑戦』に共感・感銘し、『大型書店の実店舗の可能性』について議論を重ねてきました。三省堂書店新神田神保町本店は、網羅性と遭遇可能性を両掴みする空間を目指すべきだと考えました」

1階

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●主なランドスケープ
みちびきの渦
探求の洞窟
3月19日からイベントも続々と開催
3月19日より三省堂書店神田神保町本店では様々なイベントを開催する。新たな
・3/19(木) 俵万智さん サイン会
・3/20(金・祝) 直木賞受賞記念 嶋津輝さんトーク&サイン会
・3/21(土) 三井淳平さん トーク&サイン会
新書大賞2026大賞受賞 東畑開人さん贈賞式&トーク&サイン会
・3/22(日) 蒼月海里さん トーク&サイン会
・3/23(月) 北方謙三先生 サイン会
・3/24(火) 浅田次郎先生 サイン会
・3/26(木) 月岡ツキさん×ひらりささん トーク&サイン会
・3/28(土) 柚月裕子先生 サイン会
・3/29(日) 岡崎琢磨さん ミニトーク&サイン会
・4/4(土) 本とレトロ喫茶さんぽ
・4/5(日) 畠山健二さん×山口恵以子さん トーク&サイン会
・4/10(金) 横田南嶺老師 トークイベント
・4/12(日) 「UAMOU」ワークショップ
※既にお申込み締め切りのイベントもございます。
※やむを得ない事情によりイベントを中止する場合がございます。
※随時申込を開始してまいります。詳細は特設ページをご覧ください。
https://jinbocho.books-sanseido.co.jp/events
文/峯亮佑







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