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「マスクのしすぎ」がリスクに!?100年前のスペイン風邪も克服した最強の免疫強化術

2026.03.21

ここ数年、私たちの生活様式は劇的に変化しました。外出時にはマスクを着用し、手指の消毒を欠かさない。これらは確かに感染症対策の基本ですが、一方で「やりすぎ」が招く思わぬリスクについては、あまり語られていません。「良かれと思って続けている習慣が、実はあなたの本来の免疫力を弱めているとしたら?」この記事では、過剰な対策の落とし穴と、歴史が証明するシンプルかつ最強の免疫強化術についてお話しします。

過度なマスク・消毒がウイルスを増殖させる? やりすぎの対策が逆効果な理由とは!?

私たちの体には、本来素晴らしい防御システムが備わっています。皮膚や口の中、腸内には「常在菌」と呼ばれる無数の菌が存在し、これらが外部からの病原菌の侵入を防ぐバリアの役割を果たしています。しかし、過度なアルコール消毒や殺菌は、ウイルスだけでなく、この大切な常在菌まで殺してしまいます。バリアを失った皮膚や粘膜は無防備になり、かえってウイルスが付着・増殖しやすい環境を作ってしまうのです。

また、長時間のマスク着用による弊害も見逃せません。マスク内は呼気が充満し、常に湿った状態になりますが、これは雑菌にとっては絶好の繁殖場所です。さらに問題なのは息苦しさで『口呼吸』になりやすい人もいます。マスクの息苦しさから無意識に口呼吸になると、鼻という高性能なフィルターを通さずに、乾燥した空気やウイルスをダイレクトに喉へ送り込むことになります。

また、マスクによる「酸欠」は脳の機能を低下させ、自律神経のバランスを崩します。自律神経と免疫系は密接にリンクしているため、自律神経の乱れはそのまま免疫力の低下に直結するのです。

免疫の鍵は「乾燥をさせないこと!」うがいは「水と塩」が最強の自衛策です。

では、どうすれば免疫力を維持できるのでしょうか。答えは非常にシンプルです。「粘膜を乾燥させないこと」、そして「喉のバリア機能を高めること」です。

ウイルスは乾燥した環境を好みます。特に喉の粘膜が乾燥すると、線毛運動(異物を排出する働き)が弱まり、ウイルスの侵入を許してしまいます。こまめな水分補給はもちろんですが、私が最も推奨しているのは「水と天然塩」によるうがいです。市販のうがい薬は殺菌力が強力ですが、先ほど述べたように常在菌まで殺してしまうリスクがあります。

一方、体液に近い濃度の塩水(水500mlに天然塩ひとつまみか二つまみ程度)でのうがいは、喉の細胞を傷つけず、粘膜を保湿し、適度な浸透圧で汚れを洗い流してくれます。これは、古来より行われてきた、最も理にかなった自衛策なのです。

スペイン風邪の事実!背中のリンパケア

今から約100年前、世界中で猛威を振るった「スペイン風邪」。このパンデミックの際、ある手技療法を用いた医師たちのグループが使った方法をご存じでしょうか?彼らが行ったのは、薬の投与ではなく、徹底した「背骨とリンパのケア」でした。オステオパシーという手技療法の観点では、免疫機能の要は「リンパの流れ」と「胸郭(肋骨)の動き」にあると考えます。リンパ液は体内の老廃物を回収し、免疫細胞を運ぶ重要なルートです。

この流れが滞ると、戦う部隊(免疫細胞)が現場に到着できません。特に「背中」が重要です。背中が丸まり、肋骨の動きが固まると、肺の換気能力が落ち、胸部にあるリンパの流れが停滞します。当時の治療家たちは、患者の背骨を調整し、肋骨の動きを良くすることで、患者自身の自然治癒力を最大限に引き出し、多くの命を救ったのです。この教訓は、現代のウイルス対策にもそのまま通じます。薬を飲む前に、まずは背中を緩め、リンパの大通りを開通させることが先決なのです。

今日から実践!ウイルスを寄せ付けない「おうちエクササイズ」

最後に、自宅で簡単にできる免疫強化エクササイズをご紹介します。それは、「肋骨ポンプ」と「脾臓(ひぞう)ケア」です。

1:肋骨ポンプ(呼吸法)

背中が丸まっていると肺が十分に広がりません。まず、両手を肋骨の横(脇の下あたり)に当てます。息を大きく吸いながら、肋骨を左右に大きく広げるイメージを持ちましょう。吐くときは、手で肋骨を軽く内側に押し込みながら、肺の中の空気をすべて絞り出すように吐き切ります。これを1日10回行います。これにより胸郭の弾力性が戻り、深い呼吸ができるようになります。

2.脾臓ケア

左の肋骨の下にある「脾臓」は、免疫システムの司令塔のような臓器です。実際に直接手で触れる事はできません。しかし、これからお伝えするエクササイズをしてみてください。左側の肋骨下をやさしくマッサージして血流を促すイメージです(約1~2分)

免疫力は、何か特別なサプリメントで買うものではありません。あなた自身の体の中に、すでに『最強の薬箱』があります。過剰な恐怖や対策でその機能を邪魔することなく、正しいケアでスイッチを入れてあげる。それこそが、どんなウイルスにも負けない体を作る近道なのです。ぜひ、マスクを少しでも外して、免疫アップのエクササイズを実践してみてください。

文/松本光平
治療家、柔道整復師、整体師、カイロプラクター、ホステオパス。1980年島根県生まれ。京都産業大学外国語学部卒業。大学在学中にお笑い芸人を志し、吉本興業NSC25期生として5年間活動(同期にジャルジャル、銀シャリ)。過労で椎間板ヘルニアを患い歩行困難となるが、整体で改善した経験から治療家へ転身。整体院ボディーケア松本を開院し、独自の「癒楽心体療法」を開発。セルフケアのアプローチが評判となり、プロ・スポーツ選手や芸能人など著名人からも信頼を得ている。

医療監修/高取優二
現在(2026年3月)埼友クリニック所属で外来部長、4月から埼友八潮クリニック院長を務める。

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