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4キャリアから発売された最新スマホ「Galaxy S26」シリーズは最先端のAIとディスプレイがスゴい!

2026.03.19

サムスンのスマートフォン『Galaxy S26』『Galaxy S26+』『Galaxy S26 Ultra』が3月12日に発売された。2月26日(現地時間)に米・サンフランシスコで開催された「Galaxy Unpacked」でグローバル発表されたばかりの最新モデルだ。海外メーカーの製品は、発表から国内発売まで待つことも少なくないが、今回は日本でもいち早く、しかも初めてNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアでの発売となった。オープンマーケット向けモデルも同時発売されていて、公式ストアでは限定色も選択できる。

左から『Galaxy S26 Ultra』『Galaxy S26+』『Galaxy S26』と、同時発売の『Galaxy Buds4』『Galaxy Buds4 Pro』

高性能なカメラと革新的なディスプレイ、最新のAI機能を搭載

いずれも高性能なカメラ機能のほか、「Galaxy AI」およびGoogleの生成AI「Gemini」を用いた、最新のAI機能が利用できる。『Galaxy S26 Ultra』にはさらに、ディスプレイの制御による革新的な覗き見防止機能も搭載されている。

特定のアプリだけ、ロック画面だけ、通知だけ見えなくできる、世界初の「プライバシーディスプレイ」を搭載

「Galaxy Unpacked」でサムスンCEOのTM・ロー氏が語ったのは、AIを誰もが使えるものにするということだ。サムスンは一昨年のモデルからスマートフォン『Galaxy』シリーズに、オンデバイス、クラウドのハイブリッドで動作する、独自の「Galaxy AI」を搭載。今回、その機能がさらに強化され、チャットの文脈をAIが理解し、次の行動を提案する新機能「Now Nudge(ナウナッジ)」や、出られなかった通話の要件をAIが要約してくれる通話スクリーニング、テキストプロンプトで写真にAI編集を加えられる機能などが利用できるようになった。

「Galaxy Unpacked」に登壇したサムスンCEOのTM・ロー氏

Googleの最新AI機能をいち早く利用できるのも、大きな特徴のひとつだ。当初は英語と韓国語だけの対応かつ利用できるアプリも限定的ながら、Geminiに話しかけることでバックグラウンドでのアプリの自動操作を実現する、エージェンティックAI機能に対応する。

チャット内で「〇〇の写真を送って」などの話題が出たら、自動的にライブラリを検索して提案してくれる

初の4キャリア同時発売、各社が期待を寄せる機能は?

今回初めて4キャリアでの同時取り扱いとなるが、各キャリアから新製品へ寄せられている期待は大きい。「Galaxy Unpacked」には、ソフトバンク、NTTドコモ、楽天モバイルの各担当者も参加していて、それぞれ次のようにメディアの取材に応じた。なお、KDDIの担当者も参加していたようだが、取材の機会は得られなかった。

ソフトバンク執行役員でモバイル事業推進本部長の郷司雅通氏は、昨年から取り扱いを再開した「Galaxy S」シリーズと折りたたみの「Galaxy Z」シリーズの販売が好調だと明かした。「以前はお客様から『なんでないの?』という声をいただいていた。新規顧客の獲得という面でも、取り扱い再開はポジティブに働いている」と語った。

新製品については、「AIの進化はもちろん、水平カメラや覗き見防止ディスプレイなど、現場のスタッフが売りやすい、トークにしやすい進化がある。販売数では『Galaxy S26』が中心になると思うが、上位モデルの『Galaxy S26 Ultra』にも期待できる」と述べた。

また、ソフトバンクショップには「Galaxyアンバサダー」の資格を持つ販売員が約1000名おり、有資格であることが販売成績だけでなくモチベーション向上にも貢献しているとのこと。「2026年度中にさらに約500名増やしたい」と話した。

ソフトバンク 執行役員 モバイル事業推進本部長 郷司雅通氏

楽天モバイルのデバイス戦略課・溝口雅紀シニアマネージャーと内田有喜ヴァイスシニアマネージャーは、4キャリア同時取り扱いとなった経緯を次のように説明した。

「独自調査で『Galaxy S』シリーズへの高いニーズを把握していた。昨年1000万回線という目標を達成し、他社からの乗り換えも増えている。今後はハイエンドユーザーを取り込んでARPUを向上させたいと考えており、Sシリーズはそこにマッチした。来るべきタイミングで採用を決めた」

新機能については「生活全般で幅広く使えるAI機能に注目している」とコメント。サムスンの協力のもと店舗スタッフへの教育も実施しており、Galaxyを求める顧客ニーズへの対応を強化していくとしている。

楽天モバイル デバイス戦略課 シニアマネージャー 溝口雅紀氏(右)と同ヴァイスシニアマネージャー 内田有喜氏(左)

NTTドコモのプロダクトクリエーション部長・大井達郎氏は、サムスンを「長いパートナーシップを持つ、信頼できるパートナー」と表現し、両社の関係が「Galaxy Unpacked」開催日の2月26日でちょうど16年になると明かした。

ドコモショップには約1000人の「Galaxyアンバサダー」が在籍しており、「Galaxyが大好きなスタッフの熱意を伝えられるのが強み」だという。

新製品については「Galaxy AI」に注目。「直感的に使える機能により、ITリテラシーを問わずハイエンド端末を手に取るお客様が増えるのではないか」と期待を述べた。

NTTドコモ プロダクトクリエーション部長 大井達郎氏

なお、3月12日時点での各キャリアの「Galaxy S26」の一括払い時の販売価格は次の通りだ。

NTTドコモ 15万2790円~
au(KDDI) 15万2900円~
ソフトバンク 15万9840円~
楽天モバイル 13万6800円~
メーカー直販 13万6400円~

購入プログラムを使用した場合の「Galaxy S26」の実質負担額では、前モデルのときと同様、ソフトバンクがMNPで2年後に返却した場合、月額負担額1円~という価格を打ち出している。取材時にソフトバンクの郷司氏は「前回同様、今回も攻めた価格設定をする」と断言していたが、その通りになっている。他社はどう対抗するのか注目したい。

文/太田百合子

ネット黎明期よりWebディレクションやネット情報誌の立ち上げに携わる。以降PC、スマートフォンからウェアラブル、IoT機器まで、身近なデジタルガジェットと、それら通じて利用できるAI、サービス、アプリケーション、および関連ビジネスを中心に取材・執筆。デジタルデバイドの解消に役立つ、わかりやすい記事を心がけている。

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