シャオミ・ジャパンは、2026年3月17日22時より、POCOブランドの最新スマートフォン「POCO X8 Pro」およびシリーズ初の上位モデル「POCO X8 Pro Max」を順次発売する。
両機種は高い処理性能と大容量バッテリーを備えており、ゲームや映像体験を存分に楽しめるよう設計されている。ここでは、発表会にて紹介された新端末の特徴をまとめていく。
POCOブランドでは中間のスペックを持つコスパ優秀シリーズの最新モデル
POCOブランドは、日本では例外的にXiaomi Storeで取り扱われているが、シャオミの中ではオンライン専用ブランドという特殊な位置付けにある。店頭での販売にかかるコストを削減することで高コスパを実現し、若者世代、テック好きに愛されるブランドとしての地位確立を目指している。
POCO Xシリーズは、POCOブランドの中ではスペック、価格ともに中間に位置するシリーズで、10万円を大きく下回る販売価格ながら、ハイエンドモデルに肉薄する高い性能を持つのが特徴だ。昨年モデルのPOCO X7 Proは日本、グローバル市場ともに好調な売れ行きを記録したとのことで、今回は正当な後続モデルが登場した格好となる。
スリムボディに高性能を凝縮した「POCO X8 Pro」
「POCO X8 Pro」は、優れたコストパフォーマンスと高い性能を両立したスタンダードモデル。大容量バッテリーや持ちやすい本体デザインを特徴とする。
■6500mAhの大容量バッテリーは100W急速充電、27Wリバース充電にも対応
POCO X8 Proでも最大といえる特徴が、6500mAhの大容量バッテリーだ。ただ容量が大きいだけでなく、100Wのハイパーチャージに対応し、100%の充電まで約48分とされている。
以前、シャオミのスマホには「神ジューデン」モデルとして、20分足らずで100%まで充電できるモデルが販売されており、当時よりも充電速度が遅くなっているのは事実だが、これは「バッテリーが大容量化しているため」と説明されている。
大容量バッテリーを活かし、27Wの有線リバースチャージもサポートする。ワイヤレスイヤホンといった周辺デバイスの緊急充電に使えるだけでなく、友人のスマホを充電してあげたり、POCO X8 Proをサブ機として運用し、メイン端末のモバイルバッテリー代わりにすることも可能だ。
■急速充電、ゲームプレイも快適にする放熱性能
急速充電の使用時に心配になるのが、本体の発熱。いかに本体温度を制御するのかが、安全にスマホを使う上で大きなポイントとなる。
POCO X8 Proには「POCO 3D デュアルIceLoop 冷却システム」と呼ばれるものが搭載されており、ベイパーチャンバーの面積は5300平方ミリメートルと大型化している。
高い放熱性能はゲームプレイ時にも助けとなる。RPGゲームを1時間プレイした場合、平均FPSは59.5、最高温度は42.8度となっており、消費電力は4.96Wに抑えられている。
そのほか、ゲームプレイ時にはGame HDRでの映像表現、66144×30432に底上げされるタッチ感度など、多数の機能も利用できる。
■初登場となる高性能SoC「Dimensity 8500-Ultra」を採用
SoCには4nmプロセスの「Dimensity 8500-Ultra」を搭載し、AnTuTuスコアは228万点を超える。このSoCを搭載したスマホは日本初登場となる。実際に長時間試したわけではないが、ベンチマークスコアを見る限りは、比較的ヘビーなゲームもサクサクとこなせる性能になっていると期待できる。
■手に馴染む絶妙なサイズ感と高級感を併せ持つボディ
本体サイズは約75.2×157.6×8.38mm、質量は約201gとなる。サイズを考えるとやや重い印象で、手に取るとそれなりにずっしりとした感触だった。
前モデルのPOCO X7 Proは黒と黄色のツートンカラーが特徴的だったが、今回はシンプルなブラック、ホワイト、ミントグリーンの3色展開となる。
POCOの独特なデザインがなくなってしまったという見方もできるが、デザインについては「Xシリーズが広く普及する中で、より高いコスパを見せるために、デザインのプレミアム感を求める声が多い。Xシリーズでプレミアム感を出したいというコンセプトでのデザイン変更した」とのこと。確かに実機を見た印象としても、メタルフレームとガラス製バックパネルの質感は非常に良好だった。
背面の2眼カメラには、レンズを囲むようにRGBライトが備えられており、ゲームプレイ時に光るほか、通知や着信のリマインダー、リズミカルライトエフェクトといった使い方が可能。特定のアプリを指定し、起動時にRGBライトが光るように設定できる。
ディスプレは6.59インチの1.5K有機ELディスプレイ(120Hz対応)を搭載。フリッカーフリー機能や3840Hzの高周波PWM調光に対応しており、長時間の使用でも目の疲労を軽減する。左右と上部は1.5mm、下部は1.7mmと非常に細いベゼルを搭載しており、ディスプレイサイズを考えるとかなり持ちやすいサイズ感に仕上がっている。







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