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10000人に聞いた気候変動の影響による災害で怖いと感じるものTOP3

2026.03.17

猛暑や豪雨、豪雪など気候変動の影響をデータではなく直に感じることが増えてきた。では、現在気候変動は生活者にどのような影響を与えているのだろうか。

電通は、国内電通グループ横断でサステナビリティに関するプロジェクトを推進する組織「dentsu carbon neutral solutions」を調査主体として、全国15~79歳の1万人を対象に、「気候変動インパクトに関する生活者調査」を初めて実施したので、詳細をお伝えしよう。

気候変動の影響で生じる災害で怖いと感じるものは「異常高温」!外出頻度が減ると考える人は半数超え

今後5年間で気候変動の影響が強まると考える人(「そう思う」「どちらかといえばそう思う」の合計)は、約8割(82.3%)という結果に。

世代別では、70代(91.2%)、15~19歳(87.6%)の順に高い。一方で、20代(73.1%)は15~19歳(87.6%)と比べて14.5ポイント低く、世代別で最も低かった。

[図表1]
Q. あなたは、今後5年間で気候変動の影響が強まると思いますか。

気候変動の影響で生じる災害のうち、怖いと感じるものは「異常高温」(73.9%)、「豪雨」(64.9%)、「台風」(64.1%)の順で多い。

今後5年間、気候変動の影響で外出頻度が減ると考える人(「やや減る」「減る」の合計)は、半数を超える(53.1%)。世代別では、70代(65.1%)、60代(56.6%)の順で多く、特に、70代が全体よりも12.0ポイント高くなっていた。

[図表2]
Q. 気候変動の影響で生じる災害のうち、怖いと感じるものを全てお知らせください。

[図表3]
Q. 今後5年間、気候変動の影響であなたの外出頻度はどのように変化すると思いますか。

気候変動の影響で変化が生じそうな生活カテゴリは、エネルギー、食べ物、健康・病気などが上位

今後5年間で、気候変動の影響で変化が生じそうな生活カテゴリは、「電気やガスの利用のこと(エネルギー)」(49.8%)、「食べるもののこと(食べ物)」(47.1%)、「体や心のこと(健康・病気)」(44.8%)などが上位に。

「電気やガスの利用のこと(エネルギー)」では、「夏が暑くなるので、冷房をたくさん使う」(60.8%)、「電気代が上がるので、生活費が増える」(54.3%)などの回答が多かった。

[図表4]
Q. 今後5年間で、気候変動の影響であなたの生活において変化が生じそうなものを全てお知らせください。

[図表5]
Q.「電気やガスの利用のこと(エネルギー)」について、今後5年間で気候変動の影響であなたの生活において変化しそうなものとして当てはまるものを全てお知らせください。

コレスポンデンス分析※1の結果、第一軸は年代差、第二軸は性別差を反映している構造となった。気候変動影響に対する関心カテゴリは、ライフステージおよび性別に沿っていると示唆される。

さらに、各カテゴリの分布を確認すると、「食べ物」「家事」など生命維持や生活基盤に近いカテゴリは50代以上を中心に配置され、「仕事や勉強」「娯楽」など余暇活動や自己実現に関わるカテゴリは10~40代に広く分布している。

また、「美容」など外見に関わるカテゴリは女性に、「地域」など社会システムに関わるカテゴリは男性に分布していた。

[図表6]

[図表7]

[図表8]

[図表9]

■調査担当者の解説

今後5年間で気候変動の影響が強まると考える人は8割を超えており、その問題意識は社会全体で広く共有されています。 また、気候変動がもたらす影響の受け止め方には世代や性別による違いがみられました。

例えば、高齢層ほど、気候変動が生活基盤を揺るがす「暮らしそのものへの脅威」として捉える傾向があるのに対し、若年層ほど「選択肢や活動の効率・自由度を狭める要因」として受け止める傾向がみられます。

このような違いを踏まえ、各世代が感じている不安や制約に寄り添った適応アクションの設計が必要になると考えられます。本調査は、そうした違いや新たな需要を認識するための出発点となりました。

気候変動への対応を単なるリスク対策にとどめるのではなく、生活者の価値観に即した新たな価値創造の契機として捉えていく視点も必要なのではないでしょうか。

調査概要
目的:気候変動がもたらす生活の変化に関する生活者意識の実態把握
対象エリア:日本全国
対象者条件:15~79歳
サンプル数:10000※2
調査手法:インターネット調査
調査期間:2025年12月9日~12月11日
調査委託先:株式会社電通マクロミルインサイト
※1アンケートなどのカテゴリデータについて、回答者の属性や回答項目同士の関係性を、相対的な位置関係として可視化する分析手法。
※2性別×年代で人口構成比回収を実施。

関連情報
http://www.dentsu.co.jp/

構成/Ara

昭和63年生まれ。最新のトレンドを横断的に紹介するオールラウンド系ライター。編集プロダクションでの書籍制作や、男性向け美容・健康WEBマガジンでのライター経験を経て、現在は最新ファッションアイテムを中心に執筆活動を展開中。

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