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398円の缶スパークリング、ファミマ「ベルディ」に一番合う〝ちくわぶパスタ〟を作ってみた

2026.03.19

『超コスパスパークリングには昭和江戸っ子パスタだ!』

 最近、コンビニがオリジナルのワインを色々と出してるじゃない? 前々から思ってたけど、とにかくコスパがスゴイよね、アレ。そんな中、特に「いける!」ヤツがあって、それが缶なんだよ! そりゃあ~ここで取り上げたい。

 ということで、今回のアルコールはコレ!

『ベルディ 250ml』ファミリーマートオリジナルのスパークリングワインで、お値段398円。

 ちなみに缶だけじゃなく750mlのボトルもあって880円。でね、よく見ると缶は『DRY』って表示なんだけど、ボトルは『BRUIT』なんですよね。中身がちょっと違うのか? 元々は同じモノなんだけど、缶に詰める時に「なにか」があるのか? ま、難しいことは考えないようにした。

 で、この『ベルディ』がイタリア製。ってことでツマミもイタリアチックにしようと。で、判りやすく今回はパスタ料理なんですが、一番面倒臭い『茹でる』って作業がないレシピを持ってまいりました!!

 前にも使った食材だけど『ちくわぶ』を使う! ちくわぶって、これも前に書いたことだけど、ようするに極太のパスタみたいなモンじゃん。リガトーニですら、ちくわぶに比べたらまだまだスレンダーですよ。

 さらに乾麺じゃないので、アンデンテ的部分は弱いが、生パスタ独特のモチモチ感は抜群。

 それどころか、一度茹でてあるんで、茹でる時間がイタリアの本ちゃんパスタより確実に短い……というか、レンチン2分で食べられる状態になるという理想的食材!

 なんで、ネットとかにもちくわぶをバスタ代わりにしたレシピが最近はいっぱいあがってる。

 しかし、オレが色々調べた結果、ちくわぶをパスタ代わりにしつつ、なおかつ「ある調理法」で喰うレシピは存在しなかった。

 その調理法こそ、オリーブオイルも一般的に流通してないわ(外人向け高級スーパー行って買ってた)、市販のパスタソースなんてないわ(缶詰のミートソースはあった)、という40年以上前の昭和日本で「なんでこんなに美味いんだ!!」と一部の人間の間でのみ大流行したパスタの喰い方。

 それが永谷園の『お茶づけ』を使ったパスタだ! それを江戸っ子が愛してやまないちくわぶでやってみる。多分、ネットとかにちくわぶレシピあげてる人は、なんだかんだいって若いんで、40年前に一部で流行って喰い方を知らないのかもしれない。

 料理名は名付けて『江戸っ子永谷園パスタ』だ!

 作り方は「いかれてる!」ってくらい簡単です。ってことでレシピ。

使う食材は、
○ちくわぶ:一本 ※いくつか商品を調べたんだけど、内容量は175gとか170gなんで、それ前後の内容のヤツならよろし! ちなみにおでん種のトップメーカー『紀文』のちくわぶは、写真みたいな長いヤツ一本のちくわぶじゃなくて、短め2本がパックになってますが、2本で170gです。どうですか、こんなミニ情報は今後ネットで見ることないと思うぞ。
○永谷園の『お茶づけ海苔』:一袋 ※もちろん同じ永谷園の『さけ茶づけ』でも『梅干茶づけ』でも『たらこ茶づけ』でも、リッチ感がましてチョベリグ(昭和から平成初期に流行った言葉を使わせていただきマンモス)。もちろん他社の商品も色々ありますが、一袋の量(特に塩分)が違うかもしれないんで、その場合は味見しつつ作ってみてください。
○バター:だいたいトースト1枚に使う量程度。人によって使う量は違うでしょうが、大量に使う人はバター味が好きなんだろうから、その多めの量でいい。逆にあまり使わない人は、バター控えめが好きなんだろうから、その控えめなバターの量でいい。この理論、自分でも完璧だなァ…。

↑ちくわぶを厚さ1センチくらいの輪切りにする。

↑丼のような底の深い容器にちくわぶを入れ、そのチクワブが全部浸るように水を入れる。

↑電子レンジ600Wで2分加熱したら、お湯を切って捨てる。え~、細い麺じゃないので、ザルを使わなくても、フォークかなんかでチクワブを塞き止めれば、簡単にお湯は流しに捨てられる。で、ちくわぶが熱いうちにバターを入れ、よく混ぜ和えてバターを全部溶かす。※固形の四角い形で売ってるバターよりも、もしあればチューブ状のバターの方が溶けやすい。

↑『お茶づけ海苔』をかけて全体をよく混ぜる。

↑早くもこれで完成! なるべく洗う食器を少なくしたけりゃ、調理に使った丼から直接食べ、スバークリングワイン『ベルディ』を缶から直接グビグビいっちまえ!!

 それにしても、ちくわぶ一本とお茶づけ海苔一袋のバランスが、オツマミとして完璧な塩分量。試作の時に自分でビックリしたもん。そして海苔の風味がまたスバークリングワイン『ヴェルディ』の爽やかなリンゴっぽい酸味と「なんてこった!」ってくらいに合う。

 バターの代わりにオリーブオイルを使ってもいいんだけど、この料理にはバターの方が変に合う。

 お客さんとかに出すんだったら、もっとキレイな盛り方がある。

 まず『お茶づけのり』を和える前に、荒目のザルで漉す。すると、お茶風味のしょっぱい調味料がザルのしたに落ち、ザルには海苔とあられだけが残る。

 で、バターを和えた後のちくわぶに、まずはお茶風味の調味料だけをよく和える。

 そのちくわぶをさらに綺麗に盛る。そこに海苔とあられを洒落た感じにかけてやる。

 お茶風味の調味料は、ほんの少しだけ和えないで残しておいて、最後に皿の横に置いてやるのもナイス。

↑調理時間は全工程5分程度とは思えないこのテーブル上の風景。おまけに本当にうまいよ、この料理。そして『ヴェルディ』と本当に合う。

 さァァァァいったれ!!

文/カーツさとう
コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。

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