銀行APIを活用した口座振替3.0
サブスク契約や家賃の引き落としなど、定期的な支払いに使われる口座振替。従来の仕組みだと、指定日に残高が1円でも足りなければエラーとなってしまっていた。そうなると後日、郵送されてくるコンビニ払込票で支払ったり、手動で振り込んだりなどの対応が必要で、その分決済手数料もかかってしまう。
この煩雑さを解消するのが、銀行APIを活用した口座振替3.0の仕組みである。この仕組みを実現するサービス「Pay By Bank」を手掛ける株式会社BANKEYの阪本善彦さんが解説する。
「3.0の真価は、残高不足などで発生する口座振替の失敗や予期せぬ引き落としを未然に防ぐ『確認機能』です。請求の都度、ユーザーに『支払いますか?』と問いかけ、合意のもとで即時支払いを行います。勝手に引き落とす『プル型』から、確認・納得して支払う『プッシュ型』への転換は、ユーザーの利便性向上につながります」
企業は未回収リスクを構造的に減らせ、ユーザーは意図せぬ滞納を防げる。手数料が定額の銀行振込を活用したサービスなので、手数料が高めなクレジットカード決済に変わる〝次世代の〟決済の選択肢のひとつになる。
3.0の前は?口座振替の変遷

「3.0では口座振替登録方法は2.0と同じくオンラインですが、引き落としがリアルタイムででき、確認機能が実装可能になりました」(阪本さん)
引き落としの確認・承認処理を行なうべく銀行とユーザーとの間を仲立ち

「銀行とユーザーとの間に入り確認などを行なう。取引金額が高額になる不動産決済や自動車販売などの決済でのニーズを確認しています」(阪本さん)
銀行口座が決済代行経由であらゆるサービスと接続すれば、高コストな決済構造が根底から覆る可能性がある。クレカすら介さない「口座振替経済圏」は様々な決済シーンで活躍しそうだ。
取材・文/久我吉史
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