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子どもを望まない女性が6割で初めて男性を上回る、原因は「経済的な負担」と「仕事のキャリアへの支障」

2026.03.09

厚生労働省の発表によると、2025年の出生数は70万5809人(速報値)となり10年連続で過去最少を記録し、国の推計より速いペースで少子化が進んでいることが判明した。

ロート製薬は、妊娠・出産を取り巻く意識・実態を調査した「妊活白書2025」を発表。妊活白書は、2018年から調査を開始し、妊活に関する課題を可視化することで、よりウェルビーイングな社会を目指した課題提起を行うとともに、解決のヒントを導きだすことを目的としている。

8年目となる今回の調査では、“仕事・キャリア”が子どもを望む・望まないの選択や妊活への意識や行動に影響を与えているほか、「希望していた時期に妊活を開始できなかった理由」にもつながっていることが明らかになったので詳細をお伝えしよう。

調査開始以降、子どもを望まないという回答が初めて女性(64.7%)が男性(60.7%)を上回る

18-29才の若年未婚男女において、「将来、子どもが欲しいかどうか」聞いたところ、欲しい37.4%、欲しくない62.6%と回答しており、「現在、そして将来も子どもを欲しいと思わない」の回答において、2018年の調査以降、初めて女性(64.7%)の割合が男性(60.7%)の割合を上回った。

また、「結婚・出産・子育てや生活・人生に対する意識」に対しては、男性よりも女性が、子どもを産み・育てることによる「経済的な負担」と「仕事のキャリアへの支障」をより不安視していた。その差は、女性がおよそ10pt高い結果に。

若年未婚男女のうち将来、子どもを望む人たちに第一子希望年齢を聞いたところ、2018年は約2.5人に1人(39.0%)が30歳になるまでに第一子を望んでいたが、2025年は約4人に1人(25.2%)まで減少。

30代以降に希望する層が伸張しており、第一子希望年齢は後ろ倒しとなっている。(平均年齢は31.3才)加えて女性は、2018年は約2人に1人(51.8%)が20代までに第一子を望んでいたが、2025年は約4人に1人(24.3%)まで減少していた。

若年未婚男女に「妊活または自身のライフプラン・キャリアプランを意識して、『妊活・出産』の情報収集をし始めた年齢」について聞いたところ、全体では66.3%、子どもを望む層であっても54.7%と、半数以上が情報収集をまだ開始していなかった。

将来子どもを望む既婚男女のおよそ7割が結婚してから妊活知識の収集

25-44才の現在または将来子どもを望む既婚男女に対し、「妊娠・出産に向けて現在取り組んでいること」を質問したところ、昨年からほぼ全ての項目が上昇。

主に、健康的な生活習慣や、ライフプランの検討、パートナーの体に気を配ることが伸びており、妊活の取り組みは広がりを見せている。

一方で、既婚男女が「妊活または自身のライフプラン・キャリアプランを意識して、『妊娠・出産』の情報収集をし始めた年齢」に関して、全体では約7割が結婚してから知識を取得していることが判明。(全体:68.2% 男性:75.4%、女性:61.9%)

また、結婚を意識する前(学生時代など)から情報収集していた人は男女ともに1割未満(9%以下)であった。

妊活と仕事・キャリアに対する意識に関して、既婚男女は「子どもを持つことで仕事のキャリアに支障が出る」(男性:52.0%、女性:64.1%)、「子どもを産み・育てていく上で転職や異動も視野に入れている」(男性:53.3%、女性:66.8%)と回答。

男女ともに半数以上が、仕事・キャリアへの影響を感じており、特に女性は男性に比べて10pt以上高い結果に。

既婚男女の妊活の相談相手について、職場の上司・同僚への相談は、男性(3.8%)、女性(4.2%)とほとんどの人がしておらず、そもそも男女の4割以上が誰にも相談していないことが明らかになった。

30代女性の4割以上が希望していた時期に妊活ができなかった。男女ともに「妊活と仕事・キャリアの両立の難しさ」や「妊活への知識・準備不足」を実感

18-49才の子どもがいる妊活経験者のうち全63.2%(男性:58.3%、女性:67.6%)が「妊活開始前に想像したよりも、妊娠は成功しづらい」と回答。

また、全64.0%(男性:64.3%、女性:63.8%)が「仕事とのバランスを取りながら妊活をすることは大変」、全50.1%(男性:49.1%、女性:51.0%)が「妊活の影響で、仕事やキャリアプランを変更する必要が生じた(生じそう)」と答え、実際に妊活と仕事・キャリアを両立させることにハードルがあったことがより明確に。

その他、約6割が「学生時代など若い頃に、妊娠・出産に関する正しい知識を得ておきたかった」(全体:62.4% 男性:61.2%、女性:63.5%)、「もっと早くから妊娠のための準備や妊活を始めておいた方が良かった」(全体:58.6% 男性:58.5%、女性:58.6%)と回答し、知識・準備不足であったことを感じていた。

妊活経験者男女の妊活開始のタイミングに関して、女性の約3人に1人(34.0%)が自分が希望していた時期よりも遅くなったと回答。男性(19.3%)との差は約1.8倍。中でも、30代女性の4割以上は希望時期より遅くなったことが明らかに。

子どもを望む未婚男女の第一子希望年齢(平均年齢31.3才)と重なる、30代前半女性の妊活が遅れた理由をみていくと、「妊活に関する情報不足や不安があった」(37.9%)、「仕事の都合やキャリアアップの機会を優先」(24.1%)との回答が多く、仕事のキャリア躍進期と妊活タイミングが重なることや妊活への情報不足・不安が、結果として妊活開始時期の遅れに大きく影響を及ぼしたことがうかがえる。

ロート製薬が考える解決へのヒント

妊活の知識を得ることは、自分の体に将来起こり得る変化を予測し、将来の見通しを立てることにも役立つ。

知識不足が妊活開始タイミングが遅れた主な要因として挙げられたことから、子どもを望む・望まないに関わらず、「早めに妊活の知識を得て、ライフキャリアプランを描くこと」で、より将来の選択肢が増やせ、自分らしい生き方を叶えやすくなるのではないだろうか。

育児休業や仕事と子育ての両立支援だけではなく、「子どもを授かる“前”からのサポート」も企業や行政などで広がることで、キャリアか子どもか二者択一ではなく、どちらも諦めずにそれぞれの人が望む選択を叶える一助となりそうだ。

調査概要
妊活白書2025 調査概要
調査名:ロート製薬「妊活白書2025」
調査時期:2025年12月2日(火)~12月10日(水)
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳~49歳 ※未既婚、子どもの有無を絞り込まずに配信
調査地域:全国
サンプル数:30,568サンプル

関連情報
https://jp.rohto.com/dotest/committee/hakusyo/

構成/Ara

昭和63年生まれ。最新のトレンドを横断的に紹介するオールラウンド系ライター。編集プロダクションでの書籍制作や、男性向け美容・健康WEBマガジンでのライター経験を経て、現在は最新ファッションアイテムを中心に執筆活動を展開中。

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