Xiaomiとライカのコラボがさらに進化!最新スマホ「Xiaomi 17 Ultra」と特別モデル「Leitzphone」の高い完成度
2026.03.08
エントリーからハイエンドまで、幅広い価格帯に端末を揃えるXiaomiは、コスパに注目が集まりがちなメーカーである一方、近年の上位モデルにおいては、ライカカメラ社と共同開発をしたカメラを搭載していることが、1つの特徴となっている。
2026年のフラッグシップモデルとして登場したXiaomi 17 Ultra」も、同様にライカと共同開発されたカメラを備え、望遠カメラに可変光学ズームを搭載するといった進化を果たした。
さらに注目なのが、「Leica Leitzphone powered by Xiaomi(以下Leitzphone)」という、ライカが先頭に立つ特別モデルが登場している点。ただライカがチューニングを行っただけでなく、往年の人気カメラ風にできるフィルターや、ライカらしい高級感のあるデザインが魅力だ。
デザインの美しさとハイスペックカメラを両立したフラッグシップスマホ「Xiaomi 17 Ultra」
まずは通常のフラッグシップモデルとして登場したXiaomi 17 Ultraについて、詳細をチェックしていこう。なお、後半で紹介するLeitzphoneも、基本的な性能は共通となっている。
■メインカメラは1インチセンサー、望遠カメラは可変光学ズームを採用
Xiaomi 17 Ultraの大きな特徴はやはりカメラだ。別モデルのLeitzphoneがラインアップされているが、Xiaomi 17 Ultraのカメラも、Xiaomiとライカで共同開発されたものとなる。
今回のアウトカメラは5000万画素のメイン、2億画素の望遠、5000万画素の超広角で3眼構成となる。メインカメラには1インチセンサー、望遠カメラには1/1.4インチセンサーが搭載され、光学ズームは75mmから100mmの可変式となった。
言わずもがなカメラは優秀そのもので、特に望遠カメラの光学ズームで撮影したポートレート写真の味わい、解像感は注目に値する完成度だと感じた。ここ数年間はライカと共同開発したカメラが搭載されているため、コンセプトが大幅に変わったというわけではないものの、スマホカメラとしての使い勝手は最高クラスであることに変わりはない。
注目の可変光学ズームだが、発表会場で少し試した感覚だと、75mmから100mmの差では、あまり優位性を感じなかった。もちろん、微調整ができるのは強みなのだが、ここはじっくり試したうえで、改めて使用感を紹介できればと思う。
なお、今回も別売となるが、装着することでXiaomi 17 Ultraをデジカメ風に構えて撮影できる「Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro」が用意されている。軽さを重視するためか、作りには若干安っぽさも感じたが、カメラが特徴のスマホであるだけに、周辺パーツの有無は大きなポイントとなる。
Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro単体での市場想定価格は1万9980円だが、対象期間にスマホ本体を購入、応募した場合は無料でプレゼントされる。特典対象となるのは、端末を4月6日までに購入し、4月12日までに応募した人に限られるため、購入を検討している場合は早めに判断するのが吉だろう。
■美しいデザインと持ちやすさが魅力
本体サイズは高さ162.9×幅77.6×厚さ8.29mm、質量はブラックとホワイトが約218.4g、スターリットグリーンが約219gとなる。軽いとはいわないが、フラットですっきりしたデザインの本体は、見た目以上に持ちやすさを感じた。
ブラック、ホワイトとスマホとしては一般的なカラーに加え、スターリットグリーンという特徴的なカラーもラインアップされる。ライトを当てると、ラメが入ったようなきらきらと表情を変える艶感が良く、個人的には非常に所有欲を満たしてくれるデザインだと感じている。
■省電力性と視認性を両立した大画面ディスプレイ
ディスプレイは6.9インチの大画面で、操作しやすいフラットなデザインになっている。リフレッシュレートは1Hzから120Hzの可変式で、ピーク輝度3500ニトと明るい表示に対応しているのが魅力だ。
1.5K解像度となっており、前モデルの2K解像度からスペック上はダウンしているが、「Xiaomi HyperRGB ディスプレイ」と呼ばれる、画素配列をRGBに適正化した、フルRGBサブピクセル構造を採用している。これにより、前モデルと遜色ない、鮮やかな画面表示を維持しながら、消費電力を約26%削減している。
■フラッグシップモデルにふさわしいハイスペックを搭載
搭載SoCは現行の最新フラッグシップチップであるSnapdragon 8 Elite Gen 5。前世代からCPU性能は約20%、GPU性能は約 23%、AI処理性能は約37%も向上している。メモリは16GBで、ストレージは512GB、もしくは1TBとなる。
内部にはXiaomi 3D デュアルチャネル IceLoopシステムを採用しており、ベイパーチャンバーに生体模倣の微細構造を採用し、熱伝導率を向上させている。バッテリーは6000mAhで、90Wの急速充電にも対応する。
そのほか、防塵防水性能はIP68、nanoSIMを2つ、もしくはnanoSIMとeSIMを組み合わせたデュアルSIMでの運用にも対応する。一方で、おサイフケータイ機能は非対応となった。
デザイン、カメラにライカのこだわりが詰まったLeitzphone
Xiaomi 17 Ultraをベースとしながら、デザインとカメラにライカのこだわりを散りばめたのがLeitzphoneだ。本体カラーはブラックの1色で、カメラ横にライカのロゴがしっかりと印字されている。
側面のアルミニウムフレームにはローレット加工が施されており、見た目だけでなく、持った際の滑りにくさもアップしている。Leica UX/UIが採用されており、オリジナルのテーマやアイコン、レイアウトが利用できるのも魅力だ。
カメラにおけるハードウエア面での特徴が、円形のアウトカメラに「カメラリング」だ。回転させることでズーム倍率の変更や被写界深度の調節ができる。カバーを付けていないと若干回しにくいが、本格的なカメラのように物理的な調節ができるのは、使っていて楽しさを感じるポイントだ。
ソフトウエア面では、13種類の「Leica Looks」、5種類のLeicaレンズをモチーフとした「ボケ味シミュレーション」が利用できるほか、ライカの名機として知られる「Leica M3」「Leica M9」の絵作りを再現した「Leica Essential Mode」も搭載されている。ライカらしい表現をより深く楽しむのであれば、やはりLeitzphoneが最適なスマホだと言えるだろう。
ただし、Xiaomi 17 Ultra Photography Kit ProはXiaomi 17 Ultraのものと共通になっており、装着するとLeitzphoneのデザインがほとんど見えなくなってしまうのが少々さみしいと感じた。
Xiaomi 17 UltraとLeitzphoneの価格差は3万円
Xiaomi 17 Ultra、Leitzphoneはいずれも2026年3月5日より順次発売を開始する。Xiaomi 17 UltraはIIJmioで取り扱われるほか、一部家電量販店やAmazon、Xiaomi Store、Xiaomi公式サイトから購入可能となる。Leitzphoneは、一部の家電量販店、Xiaomi Store、Xiaomi公式サイトに加え、ライカの公式ストアでも取り扱われる。
本体価格は、Xiaomi 17 Ultraの512GBモデルが19万9800円、1TBモデルが21万9800円。Leitzphoneは1TBモデルのみの展開で、24万9800円となる。
同一ストレージで比較した場合、Xiaomi 17 UltraとLeitzphoneの差は3万円となる。この価格差で、ライカらしいデザインとオリジナルのフィルターが手に入るというわけだ。
Xiaomi 17 Ultraは、近年のフラッグシップモデルを鑑みると、「それくらいはするよね」と納得はできる。一方でLeitzphoneの24万9800円は、なかなかしびれる金額ではあるものの、「最も安く買えるライカのカメラ」という見方もあるだろう。
そもそもLeitzphoneは、ライカとシャープ、ソフトバンクの協力によって日本で3世代発売されていたが、今回は新たにXiaomiとタッグを組んで、シリーズを刷新する形で登場している。従来シリーズを愛用していた人からすると、コラボしているメーカーこそ違えど、待ちに待った後続機となるわけだ。
シャープが製造する従来モデルと比べると、OSに違いがあったり、キャリア採用がなかったりと違いを覚えるシーンも多々あるだろうが、それでもやっぱりライカのコンセプトを全面に押し出したスマホが欲しいという人は、Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Proが無料でゲットできる期間内に購入するのがおすすめだ。
取材・文/佐藤文彦
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