警視庁によると、去年1年間の都内の落とし物の受理件数が、1940年の統計開始以来、過去最多になったとのこと。落とし物が増加すると、商業施設、鉄道会社といった落とし物を管理する企業側の負担も増加する。そんな状況のもと、にわかに注目を集めているのが、登録から返却までの業務を一元管理できる落とし物管理プラットフォーム「落とし物クラウド find」。ここでは、そんな「落とし物クラウド find」について紹介する。
AI活用した落とし物検索サービスで落とし主も施設もラクに!
■「落とし物クラウド find」とは?
「落とし物クラウド find」は、企業・施設がクラウド上で落とし物情報を管理し、AI やチャットを活用した効率的な検索・返却が可能になるシステム。導入企業では返却率が従来比で約3倍に向上し、従業員の業務負担を平均8割削減。業務効率化と利用者満足度の両立に貢献。現在40社3,500施設に導入しており、累計120万件以上の遺失物を返却している。
■首都圏の空港、鉄道、タクシー、バス8事業者の落とし物の一括検索が可能
2025年12月には、findを導入している複数の交通事業者や商業施設で拾得された落とし物を横断的に検索できる機能を「find chat」内に追加。これまで、紛失場所が不明な場合は各事業者へ個別の問い合わせが必要で、持ち主・事業者双方にとって大きな手間となっていたが、このサービスを活用することで、顧客の「探す負担」と事業者の「対応する負担」を大幅に軽減し、スムーズな返還を実現する。
<横断検索 参画事業一覧>
京成電鉄株式会社
東京モノレール株式会社
東京都交通局(地下鉄全線、都営バス)
日本空港ビルデング株式会社
東京国際空港ターミナル株式会社
京浜急行電鉄株式会社
日本交通株式会社
京浜急行バス株式会社
一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会
■2026年4月からJR東日本にも導入
「落とし物クラウド find」が、2026年4月から東日本旅客鉄道株式会社に導入されることも決定。これにより、JR東日本の駅や列車内での落とし物は、チャットで24時間問合わせることが可能となる。
構成/立原尚子







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