デザイン、機能、走り、コスパ、
どれをとっても満足度が高いコンパクトSUV
シトロエン『C3』


エンジンルーム
3気筒ガソリンエンジンは横置きで、48V駆動用電池とともに前輪を駆動。6速ATはデュアルクラッチトランスミッション(DCT)。

運転席と各種装備
水平基調のダッシュボードを採用。運転席前のメーター類はハンドルの上から見るため、ハンドル形状も上下水平にデザインされている。

シートスペース
ライトグレーのファブリックと合成皮革を組み合わせたシートは身体をしっかり支えてくれる。後席の着座位置は高くないがやや狭い印象。

ラゲージスペース
床面が開口部から220mmも下にあるので、高さは600mm近くある。左右幅も最も広いところで1200mm。サブトランクはない。

【 ココがポイント!】キーを差し込んでエンジンを始動するスタイルも新しい!?
最近では国産のリッターカーや軽自動車でもスターターはプッシュボタンが多いが『C3』はキーをシリンダーに差し込んで回す方式。余計なところにコストをかけない姿勢を感じる。

【 ココがポイント!】機能とデザインを融合させたシトロエンらしい遊びゴコロ
シンプルでセンスのよいデザインだが、フロントバンパーの左右には実用的な空気孔が配されている。スリットの横に配されたオレンジのワンポイントはリアドアにもあり、お洒落。
アルファロメオ『ジュニア』


エンジンルーム
3気筒1.2Lガソリンターボエンジンは『C3』と共通だが、可変ジオメトリーターボやバルブの改良で出力は『C3』より35PSも上がっている。

運転席と各種装備
左右に円形のメーターを配するのは、アルファロメオ伝統のレイアウト。ハンドルもオーソドックスな円形でパドルシフトも装備。

シートスペース
ファブリック、テクノレザーのシートは電動式。後席の着座位置は高めだが、足元は狭い。エアコンの吹き出し口にもアンビエントライト。

ラゲージスペース
床面は上下2段階。写真は上段で下段は高さ70mm。さらに下にサブスペースがある。左右幅、開口部も『C3』より広くゲートも電動開閉式。

【 ココがポイント!】イタリア車には珍しいドラレコ付きのデジタルミラー
試乗車にはオプション(10万3400円)のドライブレコーダー付きディスプレイミラーが装着されていた。デジタルミラーは後方視界の死角が少なく、安全運転に貢献する便利機能だ。

【 ココがポイント!】走行モードは3種類でしっかり使い分けられる
6速ATはデュアルクラッチトランスミッション。ドライブモードはd(ダイナミック)、n(ナチュラル)、a(アドバンストエフィシェンシー)。燃費は18.0km/L(実測値)。
実用的で基本に忠実な『C3』とアクティブかつ個性的な『ジュニア』
シトロエン『C3』
爽快感〈18点〉
限られたパワーでパドルシフトもドライブモードもないが走りに集中できるのは原点に戻ったようで楽しい。
デザイン〈18点〉
おしゃれな2トーンカラーもありシンプルだがフロント下部の空気孔など実用的な機能も採り入れている。
装備の充実度〈17点〉
安全装備のオプションはなくバックカメラ、クルーズコントロール、ステアリングやシートヒーターも標準で装備。
居住性〈17点〉
ダッシュボード上の細いメーターパネルも視認性は高い。室内も明るくラゲージもシンプル。
運転性能〈18点〉
やや重めの操舵力で乗り心地は硬め。ロールはしなやかでやや大きめだが現代版の『2CV』といえる。
【評価点数】88点
アルファロメオ『ジュニア』
爽快感〈19点〉
アルファロメオという車名、2連の丸形メーター、それだけでアルフェスタは十分ワクワクするはずだ。
デザイン〈17点〉
かつての名車をオマージュしたロゴやリアのデザインだが、どこまでユーザーに伝わっているのかは疑問。
装備の充実度〈18点〉
360度パーキングセンサーや180度リアカメラ、ACCのほかハンズフリー電動テールゲートが標準装備。
居住性〈18点〉
前席の視界は死角も少ない。後席の足元はやや狭めだがヘッドスペースは確保されている。荷室も使いやすい。
運転性能〈19点〉
やや軽めだがダイレクト感のあるハンドリングはサーキットでも楽しめそう。6200回転まで回るエンジンも痛快。
【評価点数】91点
文/石川真禧照 撮影/望月浩彦 編集/安田典人







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