スピーカーは音質の向上だけでなく小型化も進んでいる。手のひらサイズの超小型モデルでも、見た目以上のパワフルな音を実現。高い携帯性も兼ね備え、場所を問わず活躍できるのだ。
本記事では、オーディオのプロがBose『SoundLink Micro Portable Speaker』とJBL『Grip』の使い心地をジャッジ!

オーディオライター 橋爪 徹さん
音響エンジニアの顔も持つ。アウトドア好きで、最近はハイキングがマイブーム。

DIMEライター クワモト
引っ越しで書斎をゲット。浴室にも持ち運べる仕事用の1台が欲しい。
小さくても音質は高水準!外出時のお供から2台持ちまで
クワモト 引っ越して自分の部屋ができたので、スピーカーを新調しようと思っています。風呂でも動画をよく見るので、水に濡れてもOKだと嬉しいのですが……。
橋爪 それなら極小ポータブルスピーカーがオススメですね。
クワモト 小さいスピーカーって聞くと、音質や性能は大丈夫かなって心配になっちゃいます。
橋爪 実は今、屋外でアクティブに音楽を聴く需要が高まってきていて、大手オーディオブランドもアウトドア仕様の防水・防塵モデルを投入しているんですよ。
クワモト 名門ブランドが作っているなら、性能面は安心ですね!
橋爪 そうなんです。今回はBoseとJBLの注目作を見てみましょう。まずはBoseの『SoundLink Micro Portable Speaker(第2世代)』から。最大の特徴は、この背面にあるストラップです。
クワモト 自転車にも装着できるのはすごい。IP67の防塵・防水性能もあって、まさに「外に持ち出して使おう」って仕様ですね。
橋爪 音もBoseらしく、このサイズとは思えないほど低音に迫力があるんです。
クワモト 本当だ! 本体を隠して聴いたら、このサイズのスピーカーから出ている音だとは絶対気づかないレベルですね。
橋爪 ただ、デフォルトだとやや低音が強めです。室内で聞くなら、アプリで「低音減衰」モードにすれば……ほら、中高域がスッキリしたでしょう?
クワモト 全然違う! シンバルの音までくっきりと聞こえます。室内ならこの設定がベストですね。
小型ボディーから響く迫力の重低音
背面ストラップで取り付けも可能
Bose『SoundLink Micro Portable Speaker(第2世代)』1万5400円


小さいながら落下や衝撃に強い堅牢構造
IP67なので雨の日でも安心

背面のストラップで自転車やカバンに装着可能。耐久性や防塵・防水性能も高く、小型ながら音量・音質ともに申し分ない。
橋爪 では次にJBLの『Grip』を紹介しましょう。握りやすい、缶のようなフォルムが特徴です。
クワモト 縦長だから、狭いスペースでも置きやすそう。
橋爪 2台同時接続対応で、部屋の広さに応じて自由な配置でステレオ化できるのが強みですね。
クワモト 僕のPCデスクはステレオスピーカーが置きづらいので、これは助かります。
橋爪 音に関しては全体的にきめ細やかで、独自のAI Sound Boostによって、音量調節時のひずみが抑えられています。
クワモト 確かに、低域と中高域のバランスが良いし、ボーカルも明瞭。これなら尚更ステレオ化して聞きたいですね。
橋爪 イコライザーは4種からシーンに合わせて選べます。カスタムの効きも抜群で、少し調整するだけでガラッと印象が変わります。
クワモト 本当だ、低音を少し下げただけで自分好みのバランスになりました。よく聴く音に合わせて調節するのも楽しそう。
橋爪 両モデルともに音質、耐久性は文句無しで、屋内外どこでも使える。私はハイキングが好きなので、『SoundLink Micro Portable Speaker(第2世代)』をリュックに固定したらより一層楽しめそうです。
クワモト 僕は『Grip』を2台持ちしたくなりました。屋内外どちらでも使えるからこそ、シーンを選ばず活躍できるのが、極小モデルの最大の強みですね!
エナドリ缶サイズの縦置きモデル
LEDライト搭載で間接照明にも
JBL『Grip』1万3970円


掴みやすいサイズで携帯性◎
背面パネルのライトはアプリで調節可能

特徴的な縦長のボディーに、音を最適化するAI Sound Boostを搭載。Playtime Boostを使えば、最大14時間の連続再生が可能だ。







DIME MAGAZINE











