日本でも多くの人から愛されている、アメリカ発祥のファストフードチェーン「ケンタッキーフライドチキン」。日本では「ケンタッキー」の愛称で親しまれている。
揚げ物が好物の筆者もケンタッキーは大好きである。特に骨つきなところが良い。骨の周りの肉は1番おいしいと思っている。
そんなケンタッキーの食べ放題のレストランがあるのはご存じだろうか?食べたい部位を自分で選び、好きなだけ食べられるなんてケンタッキーファンには最高ではなかろうか?
全国に3店舗しかないケンタッキーフライドチキンのレストランについて、今回はご紹介したい。
なぜケンタッキーの食べ放題店舗を?
そもそもファストフードのチェーン店が食べ放題のレストランを開く、というのはかなり珍しい。他に思い当たるのは、ミスタードーナツでドーナツビュッフェのイベントを時々行っているということくらいだ。
だがこちらはイベントではなく店舗である。大阪の「KFCららぽーとEXPOCITY店」が2015年に食べ放題レストランとして登場し、現在は全国に3店舗。大阪に加えて「KFCららぽーと名古屋みなとアクルス店」(愛知)、「KFC南町田グランベリーパーク店」(東京)が営業している。
“ケンタッキーの食べ放題”店舗を開発した経緯はどのようなものだろうか?日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社 広報室の大木氏に話を聞いた。
「ファストフード業界では珍しい『食べ放題』という取り組みを導入することで、KFCブランドに対する注目や話題を喚起し、認知度の向上やイメージの刷新につなげることを目的としています」
現在でもとくにKFC南町田グランベリーパーク店は、1日あたり250組を超える日もあり、混雑時には最大で6時間以上待つこともあるという。
「幅広い世代のお客さまから好意的なご意見をいただいており、『家族や友人とパーティー感覚で楽しめるレストランのような存在』『このようなビュッフェ店舗をもっと増やしてほしい』といったお声が多く寄せられています」
■「オリジナルチキン」の調理体験の取り組みも
ケンタッキーでは他にもユニークな取り組みを行っている。それは「KFCおいしナブルキッチン」というものだ。これは2013年にスタートした「KFCキッズスクール」をリニューアルしたものだという。
「食の『安全・安心』について学ぶことに加え、より理解を促進するプログラムです。そもそも、『KFCキッズスクール』とは『未来を担う子どもたちに、食の楽しさや大切さを伝えたい』との想いからスタートした調理体験会のことです」
「KFCおいしナブルキッチン」は「オリジナルチキン」の調理体験と試食を通じて、手づくり調理の楽しさやみんなで食べる食事のおいしさを学んだり、KFCのさまざまなこだわりやサステナビリティ活動を実際に体験できる取り組みだという。
ケンタッキーの食べ放題に挑戦!

「KFC南町田グランベリーパーク店」は2019年11月にオープンした“食べ放題”のレストランだ。
筆者は平日の12時というお昼時に来店したのだが、すでに34組待ちだった。平日ならすぐに入れるだろうと侮っていた…。

1時間50分、ほぼ2時間待って入店できたが、KFC南町田グランベリーパーク店はまわりがアウトレットになっているため時間を潰すのに困らない。
待ち時間もスマホでチェックできる上にLINE等で呼び出しの設定も可能なため、店を見ていても呼びだしてもらえるので安心なのだ。
待ちに待った順番がやってきて、先に料金を支払ってから入店する。80分食べ放題で、3,080円(税込)。ソフトドリンク込みの値段だ。(※)
常時約30種類のメニューが用意されており、ケンタッキーの定番商品はもちろん、レストランでしか味わえない限定メニューやデザートもあるとのこと。
1番人気のメニューとオススメを事前に大木氏に聞いたところ、やはり1番人気は看板商品である「オリジナルチキン」だという。※時間帯により異なる

「オリジナルチキン」のコーナーにはチキンの部位が説明されているイラストが貼ってあり、どの形がどこの部位なのかわかりやすい。あまり当たったことのない形の部位をチョイスしたりできる。
ちなみに「オリジナルチキン」は創業以来変わらぬレシピで提供しているという。時代を超えて愛される味なのだ。
お馴染み「コールスロー」もサラダバーにあり、食べたい分だけ取ることができるのがいい。

もちろん「ビスケット」もあり、好きなだけハニーメイプルをかけられる仕様になっている。普通のケンタッキーでビスケットを購入し、もっとひたひたに「ハニーメイプル」を浸して食べたいと思っている方は多いはず。それがここではできるのだ。
ちなみに、レジでは「ハニーメープル」がボトルで販売されていた。
レストラン限定のさまざまなオリジナルメニューが並ぶ中、特にオススメしたいレストラン限定のメニューを聞いたところ、「オリジナルチキンのための特製スープカリー」と「KFCの大学芋」だという。
「オリジナルチキンのための特製スープカリー」は、「オリジナルチキン」をほぐして入れると衣にスープカリーが染み込んでチキンカリーとなり、とてもご飯がすすむ!

「KFCの大学芋」は、ケンタッキーの程よく塩味の効いたポテトに黒糖風味の甘いタレが加わり、止まらない味わいだった。
さて、筆者は特に少食でもなく至って普通だと認識している。最大限に空腹な状態で挑んだが、そこまでたくさんは食べられなかった。
「オリジナルチキン」を3ピース、サラダやコールスロー、スープカリー、ビスケットひとつ、そしてKFCの大学芋を食べたあたりでギブアップだった。これで税込3,080円、元が取れるのか?と聞かれたら「取れる」と答えたい。
量だけ見るとそこまで多くはいただけなかったが、ビスケットに好きなだけハニーメイプルをかけられる喜び、山ほどの「オリジナルチキン」を“好きなだけどうぞ”と目の前に提供されるワクワク感はプライスレスだ。まだ行ったことがない方はぜひ一度体験していただきたい。
取材協力:日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社
取材・文/まなたろう
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