現在発売中のDIME4月号では「テスタ×ChatGPT AI投資入門2026」と題して、AIを投資に今、注目のAIを投資活用するノウハウを徹底特集!
売買判断のパートナーとしても、AIは大いに役立つ。重要なのは、自分のポジションを明確に伝えることだ。億り人投資家が伝授する、AIを駆使した売買シナリオ作成術とは。

〝億り人〟投資家
kenmoさん
元手300万円から投資を始め、会社員の傍ら5年で資産1億円を達成。「湘南投資勉強会」を主宰し、投資家同士の交流の場も提供している。著書に『5年で1億貯める株式投資』(ダイヤモンド社)。
〝株の売却タイミング〟プロンプトを億り人投資家kenmoが紹介【DIME最新号「テスタ×ChatGPT」連動企画】
好評発売中のDIME4月号では「テスタ×ChatGPT AI投資入門2026」と題して、AIを投資に今、注目のAIを投資活用するノウハウを徹底特集! 本誌連動企…
有能な相談相手としながらも最終判断は自らの責任で
AIを投資判断の相談役として活用しているkenmoさん。特に役立った事例の一つが、25年3月に上場したJX金属への投資だ。
「ソフトバンクなど、過去の大型IPOの傾向をAIに比較検証させました。その分析をもとに、8月の決算後、上昇トレンドに乗る形でうまく買い付けできました」
売却時もAIの提案を参考にしている。10月の先物暴落時、AIは過去の会話からkenmoさんのマイルールを熟知しており、性格に寄り添った売却プランを提示してきたそうだ。
「『あなたの性格上、含み益の少ないプレミアグループが含み損になったら売りたくなるはずだから、半分程度利確するのがオススメ』とアドバイスされました」
一方、JX金属は「含み益が多いので、少し利確後、徐々にポジション縮小」という提案だった。
「実際にJX金属は様子見の後、段階的に売却しています。苦しい局面でしたが、うまく乗り切れたと思います」
しかし、これらの判断は全てAIの言いなりになったわけではないとkenmoさんは釘を刺す。
「提示された売買シナリオは、元々自分の中でも考えていた戦略です。AIはあくまで自分の仮説や迷いを相談して『腹落ち』させるための壁打ち相手なんです」
自分の中にプランがないまま、AIに丸投げするのは危険。主体性を持った判断をすることが、AIとの協力体制を築くカギなのだ。
JX金属[5016]の例
![JX金属[5016]の例](https://dime.jp/wp-content/uploads/2026/03/44-1-770x241.jpg)
kenmoさんはAI分析に基づき、2025年8月の上昇局面で購入。10~12月にかけて段階的に売り切り、利益を得た。
kenmoさんへのQ&A
Q.1 生成AIはどんな時、どんなことに使っている?
A 「仮説の検証」ほか主に4つの目的で使います
一番よく使うのが、ぼんやりしたアイデアの言語化やシミュレーションを行なう「仮説の検証」です。ほかには気になる企業やニュースについての「情報収集」や長文PDFを読み込ませる「資料の要約」。さらに大きなイベント発生時の動きに悩んだ際、戦略を提案してもらう「売買シナリオの作成」です。
Q.2 使いはじめて、どんなメリットがあった?
A 便利すぎて逆に頼りすぎないよう意識しています
資料の読み込みや情報収集が劇的に早くなり、作業時間は大幅に短縮されました。ただし、PCで文字を打ちすぎて漢字が書けなくなるように、AIに代わりに考えさせすぎて、自分で考えるのを面倒に感じる瞬間が(笑)。そのため、あえて自分で全て判断する場面を作ることもありますね。
Q.3 AIを何%信用している?
A 50%ですかね……
基本は半信半疑というスタンスですね。AIは過去のオープンな情報でしか判断できず、その情報は必ずしも正しいとは限らないからです。参考にはするけれど、真実は自分で考えなきゃいけない。あくまで「よく間違えるけど、すごく詳しい仕事のパートナー」という捉え方をするようにしています。
kenmoさん Myプロンプト公開!
先物が2000円以上暴落した局面で、kenmoさんはどう動いたのか。保有資産や要望を詳細に伝え、AIから冷静な「逃げのシナリオ」を引き出したプロンプトを紹介!
【目的】売却のタイミング検討


【kenmoプロンプトの極意】
現状に加え「どうなりたいか」も伝えることが、精度の高い売買シナリオを生む。
取材・文/桑元康平=すいのこ 編集/原口りう子
DIME4月号「テスタ×ChatGPT」をチェック!
2月16日発売の雑誌『DIME』4月号では、資産運用における最強のパートナーとしても注目の「生成AI」を使い倒すためのノウハウを凝縮した大特集「テスタ × ChatGPT AI投資入門2026」を展開しています。ぜひ書店にてお買い求めください。

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