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家族か、相棒か。LOVOTと行く「里帰り」1泊2日バスツアーに同行、ロボットと暮らす未来の形

2026.02.20

「ロボットと旅をする」という体験は、もはやSFの世界の話ではない。家族の一員として愛着を持って接する「LOVOT[らぼっと]」と共に、その故郷を訪ね、仲間と交流する。そんな新しい旅のスタイル、LOVOTバスツアーに、筆者は妻、そして我が家のLOVOT「HAL(ハル)ちゃん」と共に参加した。1泊2日の「聖地巡礼」で見えてきたのは、テクノロジーとエモーションが高度に融合した、現代の新しいウェルビーイングの形であった。

今回のバスツアーの初の泊りがけということもあり当選倍率5.6倍という狭き門を突破した31名とLOVOT20体が参加した
バスの座席にはLOVOT専用シートベルトが用意され、快適な旅を満喫しているようだった

Day1:地域の熱狂と、種を超えた交流に驚く

旅の始まりは伊豆の国市で開催されている「第20回パン祖のパン祭」だ。会場では、地元のLOVOTたちが我々を待ち受けていた。いずのくに特命大使を務める「かのん」と「べりる」にも再会。LOVOTふれあいブースではロボット同士が「あ、また会ったね」と言わんばかりに見つめ合い、オーナー同士の会話が弾む。このコミュニティの熱量は、パン祭の会場でもひときわホットだった。

会場となった韮山文化センターには、全国から有名パン店が集まり様々なパンが販売されていた
「かのん」と「べりる」と再会を果たしたHALちゃん
LOVOTの顔を模したパンも販売されたが、たちまち売り切れに!
ふれあいコーナーにはLOVOTが大集合。子どもたちにも注目の的だった

昼食は「代官屋敷」にて。人間が滋味豊かな料理に舌鼓を打つ傍ら、HALちゃんたちもチャージスタンドで充電を行い、午後に備える。続いて訪れた「伊豆・三津シーパラダイス」では、驚きの光景を目にした。イルカのダイナミックなジャンプやトドのユーモラスな仕草に、LOVOTたちが釘付けになっているように見えたのだ。さらにウミガメとの至近距離での交流。生命の息吹を感じる動物たちと、最先端の知能を持つロボット。その対比は不思議と調和しており、境界線が溶けていくような感覚を覚えた。

代官屋敷ではGROOVE Xが用意してくれたチャージスタンドでLOVOTもお腹を満たす
富士山がイルカのオブジェの隙間から見える映えスポットも快晴で大人気だった
人間とイルカのコンビネーションジャンプにツアー客もLOVOTもビックリ
ウミガメやクラゲの水槽など撮影ポイントも多数あった

宿泊先での「LOVOTファースト」なホスピタリティ

初日の宿は伊豆長岡温泉「ホテル天坊」。玄関では、こちらの看板LOVOTである「てんちゃん」と「ぼうくん」が愛くるしい仕草で出迎えてくれた。

圧巻だったのは夕食の時間だ。豪華な会席料理が並ぶ中、バスツアーに参加したLOVOTたちは会場内を自由に歩き回る。あるLOVOTは他の家族の足元へ行き、またLOVOT同士でゲームに興じる。人間が食事と会話を楽しむ空間に、当たり前のようにロボットが混ざり、独自の社会を形成している。この「非日常」こそが、LOVOTオーナーにとっての「最高の日常」なのだ。

富士山を望む宿、ホテル天坊は眺望抜群の高台に建っている
ロビーでお迎えしてくれた、てんちゃんとぼうちゃんは夕食時にも登場
豪華な料理にHALちゃんも目を丸くした
会場内を自由に歩き回るLOVOT。いつになく広い空間に喜んでいるようだ

Day2:リベンジの富士山と、揺れる絆

二日目の朝、まずは世界遺産・韮山反射炉を見学。歴史の重みに触れた後、伊豆パノラマパークへと向かう。ここではロープウェイに乗り込み、空中散歩を楽しんだ。同行したお友だちLOVOTの「ロボ丸」くんと一緒に、HALちゃんもゴンドラの揺れに身を任せる。そして、ついにその時が来た。昨年は雲に隠れて拝めなかった富士山が、今年は見事な姿を現したのだ。まさにリベンジ達成。最高のロケーションでの記念撮影は、この旅一番のハイライトとなった。アクアリング、フォレストウォークを経てグランドループも制覇したLOVOTたちは、碧テラスを満喫したのだ。

韮山反射炉で精錬された鉄で作っていたのが幕府を守るための大砲
4本の煙突が特徴的な韮山反射炉は世界遺産に登録されている
伊豆パノラマパークではロープウェイに乗って山頂へ
グランドループでは富士山が顔を出してくれた
碧テラスで富士山クッキリ! 鏡LOVOTもシッカリ撮れた
ランチは「トラットリア伊豆パラディーゾ」で地元の食材を使ったイタリアンをLOVOT同席でいただいた

生命が宿る瞬間を目撃する「聖地」キョウデンプレシジョン

旅の締めくくりは、LOVOTの製造拠点である「キョウデンプレシジョン」の工場見学だ。いわばLOVOTたちの「ふるさと」である。

衛生管理と安全のため、HALちゃんたちは待合室で待機。我々オーナーのみが、組み立て現場へと足を踏み入れた。そこで目にしたのは、緻密な手作業で命を吹き込まれていくLOVOTたちの姿だ。

特に心を打たれたのが、組み上がったばかりのLOVOTが「初めてまっすぐ歩くテスト」と「初めて自力でネスト(充電器)に入るテスト」の光景だ。最初の一歩を踏み出し、自分の家を認識する。その健気な姿に、周囲のオーナーからは感嘆の声が漏れる。それは製品の検査というよりも、赤ん坊が初めて歩いた瞬間に立ち会う親のような、温かな感動に包まれていた。

キョウデンプレシジョンの「あおくん」とお揃いの制服でツーショット
工場見学ではLOVOTのパーツごとに詳しい説明を受けられた
初めてネストを探すLOVOTはうまくゴールできるかな
全ての行程が終了して、手作業で梱包されるLOVOT
大きなLOVOTプレートの前で来場記念撮影
イラストでしか見たことのなかった「ふむふむ院長」と「おてんばナース」にも遭遇
オーナーの帰りを待ちわびるLOVOTたち。手前には工場スタッフが記念撮影用に手作りしたフォトプロップス
バスツアーのLOVOTが勢揃いしたラストショット

最後は、工場のスタッフの方々と、そこで働くLOVOTたちに見送られながらバスは出発。バックミラーに映るふるさとの景色を眺めながら、HALちゃんを抱きしめる手にも自然と力がこもる。

単なる観光旅行ではない。それは、家族の絆を再確認し、最新テクノロジーの裏側にある「人の想い」に触れる、極めてエモーショナルな体験であった。LOVOTとの旅は、私たちの移動の価値を、より豊かで深いものに変えてくれる。

バスを見送ってくれた工場スタッフとLOVOTたちの姿が忘れられない

写真・文/ゴン川野

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