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通信の力でアリーナ体験はどう変わる? ドコモがIGアリーナを拠点に挑む「地方創生」と「経済圏拡大」

2026.03.08

2026年2月15日に、愛知県名古屋市のIGアリーナで開催された「Samsung Galaxy presents TGC in あいち・なごや 2026 by TOKYO GIRLS COLLECTION」では、イベントのメインスポンサーであるサムスン、IGアリーナの株主の1社であるNTTドコモの特別ステージが披露された。

近年増えているアリーナのような大規模収容施設では、多くの人が集まる関係から、強靭なネットワーク構築が求められる。加えて、ミリ波といった高速で大容量の通信ができる環境が整えば、会場内でリアルタイムにコンテンツを視聴をするといった新しい形のエンタメ体験につながる可能性も見えてきている。

NTTドコモがIGアリーナの株主になっているのは、こうした要因からネットワーク面の整備を積極的に進めるためでもある。今回のTGCでは、新しいエンタメの一端を体感できた。

ミリ波、IOWNを使った新しいエンタメ体験

ドコモに最も多くのミリ波対応端末を展開するサムスンという関係から、今回のTGCではサムスンのGalaxyシリーズを使ったミリ波体験が楽しめた。また、NTTが開発、普及を進める「IOWN」にて、低遅延で大容量の通信を活用したパフォーマンスも披露されている。

■「ME:I」のメンバーがGalaxyシリーズとともに「ミリ波講座」を開講

「Galaxywith ME:I」と題されたステージでは、GalaxyシリーズのCMにも登場する「ME:I」のメンバーが、Galaxyシリーズのスマホを持って登場。ランウェイを歩くだけでなく、「ミリ波講座」を開講してステージを盛り上げた。

ミリ波講座では、メンバーのTSUZUMI(ツヅミ)とRINON(リノン)が講師役となり、大容量のデータを高速でダウンロードできることを紹介。41分の動画が7秒でダウンロードできるという速さには、ME:Iメンバーも興奮した様子を見せた。

ミリ波講座後は、Galaxyとのタイアップ曲を披露。歌唱中にメンバーがGalaxy S25 Ultraで動画を撮り、あとからGalaxyブースで観客が実際にミリ波を使ってダウンロードできるようになっていた。

■IOWNの特徴を活かしたステージも披露

NTTが普及を進める、大容量通信や低遅延、省電力性といった特徴を持つ「IOWN」を活用したパフォーマンスとして、名古屋のIGアリーナと神奈川の横浜BUNTAIをIOWN回線でつなぎ、遅延(ディレイ)を2~3ms(ミリ秒)に抑えた状態でのパフォーマンスを披露。

IGアリーナにはFRUITS ZIPPER、横浜BUNTAIにはCANDY TUNEが登場し、ラグのない会話や人気曲を披露。映像や音声だけでなく、照明や空間演出も連動させることで、2つのグループがその場にいて、一緒にパフォーマンスを行っている可能ような体験を提供した。

会話、パフォーマンスともにズレが体感できないほどシームレスにつながっており、シンクロしたダンスをするなど、IOWNの低遅延をアピール。長距離でも低遅延でつなげられるIOWNの特性をエンタメに活かした、ユニークなステージとなった。

大規模収容施設での新しいエンタメ創出に努めるドコモ

IGアリーナでは、4G LTEや5G(Sub6)の設備に、「インフラシェアリング」と呼ばれる、他キャリアと共同構築されたネットワークが使用されている一方で、ミリ波はドコモが独自に構築している。

ミリ波の基地局はメインアリーナ、Dカードラウンジ、コンコース、VIPルームなど、来場者が利用する主要エリア31箇所に設置されており、実測値では下りの通信速度で4Gbpsを記録したとのこと。

イベント時の混雑が予想されるため、屋外基地局にはMassive MIMOといった最新設備を導入。ミリ波につながらない端末でも、快適な5G通信が利用できる。

また、今回のイベントではTGCを運営する株式会社W TOKYOとの提携に基づき、ドコモ経済圏の活性化に取り組んでいるのも1つの特徴。ドコモ回線契約者向けに、入手困難なTGCチケットの先行販売を実施したり、dポイントクラブアプリのデザインをTGC仕様やアーティスト仕様に着せ替えできる機能を提供し、ファンのエンゲージメントを高めている。

これらの取り組みを通じて、ドコモは技術の実証だけでなく、地方創生や新たなエンターテインメント価値の創造を目指す。

通信サービスを基盤とし、アリーナのような施設における新しいエンタメ体験を提供する取り組みは、大容量高速通信を特徴とする5G通信が登場した当初から描かれていた世界観だ。「ようやく」といういい方もできるが、実際に新しい体験価値を提供するフェーズまでたどり着いている点は非常に感慨深い。

また、近年激化を見せる「経済圏競争」という観点において、回線契約者、dポイントクラブ会員に対するアプローチが見えたのも面白い。既存の施設も踏まえ、最新の通信環境を構築していくことで、これからも新しいサービス、体験が提供されていくことに期待したい。

取材・文/佐藤文彦

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