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Audi Sportから初のハイパフォーマンスPHEV「RS 5アバント/セダン」が登場

2026.03.02

アウディは、2月19日(現地時間)、Audi Sport初のハイパフォーマンスプラグインハイブリッドモデル(PHEV)となる新型「RS 5」を発表した。

なお、この新型モデルは、ドイツ・ネッカーズルムで生産され、欧州向けの受注は2026年第1四半期に開始され、納車は2026年夏が予定されている。

この新型RS 5は、真のRS DNAと、それにふさわしい高度にチューニングされたハイブリッドテクノロジーを兼ね備えている。

ワインディングロードを切り裂く走りから、高速道路でのロングドライブ、さらには電動走行による市街地での走りまで、あらゆる状況に俊敏さと感動的な正確さで応える。そして日常のパートナーとしての快適性から、本格的なパフォーマンスまで、極めて幅広いドライビングダイナミクスをカバー。

Audi Sportとして初めて採用したパワートレインは、375kW(510PS)を発生する2.9リッターV6ツインターボエンジンと、130kWの電動モーターを組み合わせている。これらに加え、ツインバルブ式ショックアブソーバーを備えた専用のRSスポーツサスペンションと、ダイナミックトルクコントロールを搭載した全く新しいquattroドライブトレインを採用し、量産モデルとしては世界初となるリヤにおける電気機械式トルクベクタリングを実現している。

新しいセンターディファレンシャルは、プリロードを備え、常に部分的にロックされた状態を維持して前後方向のトルク配分を制御。リヤの横方向のトルク配分は、新開発のディファレンシャルによって行われ、ミリ秒単位で左右のホイール間のトルク配分を切り替えることが可能となっている。その結果、卓越した俊敏性、安定感、そして余裕のあるドライビングエクスペリエンスを実現している。

システム最高出力は470kW(639PS)を実現

このRS 5は、公道でモータースポーツレベルのパフォーマンスを発揮する。ベースモデルのA5に比べ約9cm幅が広がり、張り出したフェンダーによって力強いスタンスを実現。フロントデザインはハニカムグリルを備えた立体的なシングルフレームと気流をコントロールするエアカーテンが特徴で、リヤはエアロダイナミックディフューザーとRSスポーツエキゾーストシステムのマット仕上げのオーバルテールパイプが、スポーティさを演出している。昼夜を問わず、ダークなマトリクスLEDヘッドライトと、チェッカーフラッグデザインを施したデジタルデイタイムランニングライトが、このモデルの精悍な佇まいをいっそう際立たせている。

さらに、この高性能なプラグインハイブリッドモデルは、モジュラー式電動パワートレインにダイナミックトルクコントロール付きquattroを採用した、初めての量産RSモデルとなる。その中核を成すのは、改良された2.9リッターV6ツインターボエンジン、130kWを発生する電動モーター、ハイブリッド化された8速トランスミッション、そして世界初の量産モデル搭載となる電気機械式トルクベクタリングシステムを備えた新開発のリヤトランスアクスル。アクチュエーター、オーバードライブギア、ディファレンシャルが連携し、走行状況に応じてリヤホイール間のトルクを極めて高い自由度でインテリジェントに切り替えていく。

制御ユニットは、リヤホイール間の最適なトルク配分を5ミリ秒ごと、200Hzの頻度で演算を繰り返し、トルクベクタリングシステムがそれを即座にかつ正確に実行する。例えるなら、電気機械式トルクベクタリングは、パフォーマンスというオーケストラを指揮する見えないマエストロであり、かつてないレベルでドライビングの楽しさと安全性をもたらしてくれる。

そしてRS 5のドライビングキャラクターは、すべてのサスペンションコンポーネントの正確な連携によるもの。主な特徴は、RS専用に最適に設計されたフロントおよびリヤアクスル、革新的なツインバルブ式ショックアブソーバーを備えたRSスポーツサスペンション、RSチューニングされたステアリング、専用開発タイヤを装着した大径20インチおよび21インチホイール、そしてパワフルなスチールまたはセラミックブレーキ。

またツインバルブテクノロジーによりショックアブソーバーは、ピッチングやロールを大幅に低減し、路面状況の変化に対してダンパーが迅速に反応することで、快適な乗り心地と、極めてスポーティなドライビングエクスペリエンスを両立している。

新型RS 5アバントおよびRS 5セダンに用意されるオプションのAudi Sportパッケージは、スポーティさをさらに際立たせてくれる。専用デザインのダイナミックなフロントおよびリヤバンパー、マットアクセントが施されたツートーンのダイヤモンドカット・ファントムブラック21インチホイールなど、エクスクルーシブな要素を追加。RSスポーツエキゾーストシステムと、285km/hへと引き上げられた最高速度が、さらなるパフォーマンスを実現する。

一方インテリアには、サーペンタイングリーンとブラスのコントラストステッチが初めて採用されている。同パッケージでは、また、ベッドフォードグリーンメタリックを含む幅広いカスタマイズオプションを提供する。そしてブロンズカラーキャリパーを備えたRSセラミックブレーキと、カーボン製のカモフラージュエレメントがルックスを完成させる。

なお、新しいアウディドライビングエクスペリエンス機能は標準装備される。これにより走行したルートの詳細な分析を、14.5インチのMMIタッチディスプレイ上に表示することができる。さらにサーキットでは、セクタータイムの分析と保存が可能。またRSトルクリヤのドライブセレクトモード使用時には、達成したドリフトアングルなどの数値データも表示される。

■AUDI AG CEO ゲルノート デルナー氏のコメント

「Audi A5モデルシリーズの新たな頂点は、私たちにとって初のハイパフォーマンスプラグインハイブリッドモデルです。新開発のダイナミックトルクコントロールを備えたquattroドライブトレインは、量産モデルとして世界初の電気機械式トルクベクタリングシステムです。内燃エンジンと電動パワーの洗練された技術的相互作用により、アウディはパフォーマンスと効率性を新しい形で融合しました。お客様は、最高レベルのスポーティさと日常での快適性の両方を体験することができます」

■Audi Sportマネージングディレクター ロルフ ミヒェル氏のコメント

「Audi RS 5とその革新的なドライブコンセプトは、RSモデルにとって新たな時代の幕開けです。お客様が愛してやまないドライビングキャラクターに新次元のダイナミクスをもたらすと同時に、完全電動走行や革新的なテクノロジーによって、日常での使い勝手もさらに向上させています。まさに、真のRS体験を新たに解釈したモデルです」

関連情報:https://www.audi.jp/

構成/土屋嘉久

「CanCam」「Oggi」「Domani」などのファッション誌やサイトの編集に長年にわたり携わりながら、編集プロダクション「ADVOX株式会社」を設立。同時に、広告のクリエイティブディレクター&ライターとしても活動。近年は、DIMEをはじめとする情報誌やサイト、ラジオ番組などで、クルマや家電、美容、健康、グルメ、ファッション情報を発信。さらに現在では、クルマ好きが高じてWワークで超高級スーパーカーブランドにて車両移動する業務に携わり、毎日、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレン、アストンマーチン、マセラティ、ロータス、ベントレー、ロールスロイスなど、様々なクルマの運転を満喫中。

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