ペットと同じものを一緒に食べる時代に
今回は犬用だけだが、人と動物が一緒に食べるという新しい発想は、ペット業界にとっても大きな一歩となった。特に食品大手の森永製菓が126年の歴史で初めて、人とペットが一緒に食べられるおやつを発売したことで、ヒトとペットが同じものを一緒に食べる行為が、日常に定着していきそうだ。
動物と人の予防医学研究会の理事長で帝京平成大学健康医療スポーツ学部医療スポーツ学科動物医療コースの中江大教授も「森永さんの試みが動物と人の健康増進につながることを、期待します」と、注目しているひとり。
研究会では「動物用ウェルネスフード事業の実現」を目標のひとつに掲げている。動物の健康を向上させるような機能を持つ食品・栄養成分(できれば人も一緒に食べられ、人に対しても効能を持つもの)に、人のトクホや機能性表示食品のようなカテゴリーを確立できないかと、研究を進めている最中である。
3月27日には「動物と人のウェルネスフードオンラインセミナー」シリーズ第1回が開催される予定(注1)。「動物とヒトが一緒に同じものを食べるという意識が高まってきた今こそ、信頼性や安全性の確保は急務となっています。また、事業者にとっては新しいビジネスチャンスを得られる機会になるかもしれません」と、中江先生も参加を呼び掛けている。森永製菓の参入で幕を開けた人とペットの「食の共有時代」。人と犬の絆が、ますます深まりそう。
注1)
「動物と人のウェルネスフードオンラインセミナー」シリーズ第1回
2026年3月27日(金)14時~17時(最大)(予定)
Zoomリモート会議
登壇者:北海道文教大学教授、北海道文教大学名誉教授・宮下和夫先生
演題名:機能性脂質成分とその利用
参加希望者は<https://gkb.jp/visitor/seminar/558> から申し込み
問い合わせ先は
「動物と人の予防医学研究会」事務局宛
info@animal-human-preventive-medicine.com
文/柿川鮎子
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