2026年2月27日の23時から「Pokémon Presents」が放送される。2月27日は1996年に『ポケットモンスター 赤・緑』が発売された日で「Pokémon Day」としてポケモンにとっては記念日になっている。さらに今年は30周年を迎える記念すべき一年でもありファンの期待も高まっている。
今年は一体、どんな発表があるのか。一人のポケモンファンの視点から何が発表されるかを予想したい。
16周年を迎える『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』のリメイク

まず「Pokémon Presents」のたびにSNSのトレンドに現れる「BWリメイク」について。
2010年にニンテンドーDS向けに発売された『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』のリメイクを望む声は多い。ニューヨークをモデルにしたイッシュ地方、それまでより少し大人びた風貌をした主人公、150種類上の新ポケモン、漢字テキストなど数え切れないほどの魅力がある作品だが、中でも「グラフィック」は今でも評価が高い。
「ブラック・ホワイト」およびその続編の「ブラック2・ホワイト2」は、2Dドットで作られた最後のポケモン本編作品となっている。ドットながらにポケモンを細かく動かしたり、立体感のある街やダンジョンを表現したりと、追求された2Dドット表現は今でも色褪せない。
その後、ポケモンが発売されるハードがニンテンドー3DS、Nintendo Switchへと移行するに従ってポケモンも3Dグラフィックへと移行した。
「BWリメイク」が望まれるのは、「ブラック・ホワイト」が神ゲーだからだけではない。ポケモンは一定の周期で過去作のリメイクを出しているからでもある。
『ポケットモンスター 赤・緑』(GB、1996年)は『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』(GBA、2004年)、『ポケットモンスター 金・銀』(GB、1999年)は『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』(DS、2009年)、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(GBA、2002年)は『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』(3DS、2014年)』、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(DS、2006年)は『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(Switch、2021年)と、すでに「ブラック・ホワイト」より前に発売されたポケモンはリメイクされている。

いずれ「ブラック・ホワイト」の番が回ってくるだろうが、果たしてそれは今だろうか。
リメイクが発売されるまでの年数は「赤・緑」が8年、「金・銀」が10年、「ルビー・サファイア」が12年、「ダイヤモンド・パール」が15年と世代を追うごとに期間が空いている。2010年に発売された「ブラック・ホワイト」は今年で16周年。
個人的には「ブラック・ホワイト」は思い入れの強い作品なのでリメイクは楽しみにしているのだが、やはり数年先と見るのが妥当だろう。
さらに、発売周期から見ると2026年は『ポケットモンスター』シリーズの完全新作が発売される可能性が非常に高い。
前作から4年、大本命は「第10世代」の完全新作ポケモン

大本命として期待されるのは「第10世代」の完全新作ポケモンだ。
1996年に『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されて以降、ポケモンは3年もしくは4年の周期で『ポケットモンスター』シリーズの完全新作(マイナーチェンジ版やリメイク作を除く作品)が発売されている。前作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が発売されたのが2022年10月。2026年で発売から4年が経過する。これまでの発売スケジュール通りならば今年、新作が発売されることになる。
ただ、2025年には『Pokémon LEGENDS Z-A』が発売されている。2022年に発売された『Pokémon LEGENDS アルセウス』と合わせて、『Pokémon LEGENDS』の名を冠する『ポケットモンスター』シリーズはマイナーチェンジ版やリメイク作とはまた違った立ち位置になる。新たなシナリオ、新たなポケモンが登場するため完全新作と捉える考え方もある。

一般的に、ゲーム業界ではハードの進化に伴い開発期間が長期化する傾向にある。それでも『ポケットモンスター』シリーズは3〜4年に一度、完全新作を発売し、マイナーチェンジやリメイクを合わせるとほぼ毎年新作ソフトを発売している。株式会社ポケモンのCOO・宇都宮氏は2023年に海外メディアの取材に次のように答えている。
「私たちはこれまで、継続的に新製品を世に出しながら、お客様に新しい体験を届けることを基本方針として運営してきました。今もそのやり方で運営していると考えていますが、開発環境が変化する中で、本当に品質の高い製品を投入できているかを確保しながら、どうやってこのやり方を続けていくことができるのかについて、多くの議論が行われています」
(出典:https://comicbook.com/gaming/news/pokemon-company-game-releases-takato-utsunomiya-interview/)
「どうやってこのやり方を続けていくことができるのか」と言うように、ポケモンは今後もこのリリースペースを維持していくだろう。いま、ポケモンが30年間でこれほどまでに多くのファンを獲得できたのはこのリリースペースを維持したこととの関係は大きい。カジュアルな言い方をすれば、30年間、絶え間なく公式から供給があり続けたからファンを増やすことができたということだ。
2026年もゲームだけでもすでにNintendo Switch向け『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』(2026年2月27日配信予定)が発表され、ポケモンバトルに特化した『Pokémon Champions』(対応機種:Nintendo Switch /iOS/Android)のリリースが予定されている。2月27日、「Pokémon Presents」で何が発表されるのか楽しみにしたい。
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文/峯亮佑
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