2026年2月6日、ミラノ・コルティナ冬季五輪が開幕した。競技を応援している中で、自分もウィンタースポーツにチャレンジしてみたいと思い立った人も多いのではないだろうか。
そこでTimeTreeの社内研究所『TimeTree未来総合研究所』は、スキー・スノーボード・アイススケートのウィンタースポーツに注目し、予定データを分析したので、詳細をお伝えしよう。
ウィンタースポーツ3種目、それぞれ異なる選ばれ方
今シーズンを軸に、3種目のコロナ前の2019年と今シーズンの予定データを比較。スノーボードが101%とコロナ前を超えて回復を果たしている一方、スキーは78%、アイススケートも78%に留まっている。
しかし前年との比較をみていくと、アイススケートは109%と唯一のプラス成長を示していた。
スノーボード、若者層の支持でコロナ前完全回復!スノーボード人気時期のピークは2月下旬
スノーボードは前年比93%と微減したものの(冒頭グラフ参照)、スノーボード自体は2022年には2019年比で115%と回復。その後も横ばいで人気は定着している。
2026年2月6日時点で同期間の予定数の前年比は101%となっており、今後も伸びる兆しを見せていた。
スノーボードの年代別の予定1万件あたりの出現数をみると、20代が17.7件と最も高く、10代も9.4件と高水準。若者のウィンタースポーツの定番として、スノーボードが完全に定着していることがわかる。
スキーとの比較では、20代でスノボ17.7件 vs スキー4.9件と、約3.6倍の差がついた。また10代でもスノボ9.4件vs スキー7.4件と、スノボが上回っている。若年層にとって、スノーボードが圧倒的な選択肢となっているようだ。
スノーボード(『スノボ』キーワード含む)の日別の推移をみると、11月から徐々に高まり、1月中旬以降さらに増加、2月下旬に最大のピークを迎えることが明らかに。
特に2月22日(日)には1万予定あたり50.3件と、全期間で最高値を記録している。今年はさらに2月にミラノ・コルティナ五輪が開催されることから、チームジャパンの活躍から、スノーボードの予定登録数は今後も伸び続けるかもしれない。
30代で「スキー回帰」、ファミリーで楽しむアクティビティに
スキーは前年比96%、コロナ前比78%と回復が遅れているものの(冒頭のグラフ)、30代以降の世代では根強い人気を維持していた([2025年~2026年]スノボvsスキー年代別比較より)。
年代別では、30代でスキー6.0件vs スノボ4.0件と、初めてスキーがスノボを上回る。そして40代が10.4件と全世代でピークとなっている。
これは、子ども連れがウィンタースポーツを楽しむ際には、スノーボードではなく、スキーが選ばれるようになっているためと考えられる。スキーはファミリーで楽しむウィンタースポーツとして定着しているようだ。
興味深いのは70代の7.6件で、これは10代の7.4件とほぼ同水準。この数字から、スキーはアクティブシニアも参加して3世代で楽しめるウィンタースポーツとなっていることも推察できる。
日別の予定の推移をみると、スノーボードと同様に、2月中旬~下旬に大きなピークを迎えるスキー。2月21日(土)には29.9件と、予定登録出現数が期間中(2025年11月1日~2026年3月31日)の最高値を記録した。
アイススケート、10代・40代が多く登録!日曜の規則性から習い事の可能性も
アイススケートは2024年から2025年にかけて109%と、前年比でみると3種目の中で唯一の成長を示した。
1万予定あたり1.63件と規模はまだ小さいアイススケート。年代別では、10代が2.58件と最も高く、40代も2.49件と高い水準に。
10代と40代の高さと、期間中(2025年11月1日~2026年3月31日)は日曜日に規則的にピークを迎えることから、レジャーというより、習い事として定着している可能性がうかがえる。
■TimeTree未来総合研究所 所長 深川 泰斗氏のコメント
2026年2月、ミラノ・コルティナ冬季五輪が開幕したことを受け、TimeTree未来総研ではウィンタースポーツに注目して予定データを分析してみました。
その結果、世代によって異なる楽しみ方が定着していることが明らかになりました。スノーボードは20代を中心に若者文化として不動の地位を確立し、コロナ前を超える回復を果たしています。
一方、スキーは30代以降で「回帰」が起こり、40代ファミリー層を中心に世代を超えて受け継がれている様子が浮かび上がりました。
アイススケートは規模は小さいながらも前年比で唯一の成長を示し、10代と40代に支持されているところから、習い事としての定着が推察されます。
ここから十数年後、現在スノーボードを楽しむ20代が親世代になったとき、ファミリーでゲレンデを訪れるスタイルがどう変化するのか。
予定データは、ウィンタースポーツの未来を静かに映し出しています。TimeTree未来総研は、こうした人々の予定に刻まれた選択から、社会の変化の兆しを読み解き続けてまいります。
分析データについて
・2019年1月1日~2026年2月6日の期間で登録されたデータを対象として分析 (登録ユーザー数は2019年1月時点で1200万超、2025年11月時点で7000万超)
・分析に使用したデータは、匿名性を保つために統計的に処理している
関連情報
https://timetreeapp.com/intl/ja/future-research-institute
構成/Ara







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