現在発売中のDIME4月号では人気ゲームシリーズ「龍が如く」を大特集、アンタッチャブルな世界をエンタメに変え続けてきたクリエイターや関係者などに話を聞いた。この記事では龍が如く特徴のひとつである実在企業とのタイアップの舞台裏を紹介する。
実在する企業や商品が作品中に登場する「プロダクトプレイスメント」は、『龍が如く』の注目点のひとつ。神室町や蒼天堀などにおなじみのお店がいくつも登場してきた、その狙いは何か。企業とセガ、双方の意図を聞いた。
Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入富士そば
「社内に反対意見はほぼなかった」

『極3』とのコラボメニューゲソ天そば
『極3』とのコラボを記念して『ゲソ天そば(うどん)』(670円)と『ミニゲソ天丼セット』(890円)を販売。期間は2月1日から2月28日まで。「出汁とゲソの味がとても合います」(田村さん)
作品の世界観作りを何よりも優先した結果、看板が増えていった
裏社会を描いた作品だと、企業側がタイアップを躊躇することは十分考えられる。しかし『龍が如く』に関しては事情が異なるようだ。
「任侠映画に名代富士そばが登場することが多く、当社として前例もあったのですぐにお受けしました。長いお付き合いで『龍が如く』といえば富士そば、という認識もあるだろう、というのもあります」(ダイタン商事・田村さん)
富士そばのように元から障壁が低かった場合もあれば、積極的に障壁を乗り越えたオリオンビールのようなケースもある。
「すでにほかのアルコール飲料メーカーがコラボされていることもありますし、長年にわたってファンがいらっしゃる作品で、沖縄を舞台のひとつにした新作が出るということで、『是非お願いします』とお受けさせていただきました」(オリオンビール・小松さん)
シリーズ開始当初こそ難色を示されることもあったとのことだが、すんなりと決まるようになったのは、『龍が如く』が反社会勢力をテーマにしたゲームではなく、熱い男の生き様を描いた骨太の物語であるということが認知されたということだ。
映画では盛んに用いられているプロダクトプレイスメントだが、ゲームで使われた例は少ない。
「プレイヤーに、実際にその場所を歩いているかのようなリアルな感覚を与え、没入感を感じていただくために始めました。『極3』でいえば、『オリオンビール』が存在しない琉球街は考えられないと、こちらからオファーさせていただきました」(セガ『龍が如く』グローバルプロダクトマネージャー・山藤雅也さん)
ビジネス的な側面よりも、プレイヤーの体験を最も重視し、ゲームのクオリティーを最大化しようとした結果なのだという。
どことなく世界観とマッチしたアンニュイなたたずまいの富士そば

ゲーム内の店舗は、実在のお店をモデルに作られている。そのうちのひとつは大井町店がモデル。まるで天ぷらやそばつゆの匂いが漂ってきそうなほどのリアルさだ。

ダイタン商事株式会社
取締役社長室室長
田村崇浩さん
名代富士そば名誉アンバサダー。初代から『龍が如く』をプレイしている大ファン。好きなキャラクターは桐生一馬で、「あんなタイプの男を好きにならない人はいない」と力説。
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