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飼い主にとってうれしい「ペットのごみ箱」の正解は?

2026.02.22

ペットのいる家庭では一般の家庭よりもごみ箱を使う回数が多い。落ちた毛や、ティッシュで拭いた口の周り。床に落ちたカリカリご飯を捨てる時もごみ箱を使う。

毎日のちょっとしたごみ捨て行為だが、フタが締まる音でペットがびっくりして大騒ぎされてしまい、軽いストレスを感じることもある。

今回は横浜市ひびき動物病院院長岡田響先生の協力で、動物病院にケユカのごみ箱を設置してもらった。フタが締まる音が静かだと評判のケユカのごみ箱は、ペットにやさしい設計になっているらしい。どんな点が使いやすかったのか、洗いやすさなど、使ってみた感想をレポートしたい。

臭いが漏れないケユカのごみ箱

今回ペット用に試したのが、1)kantダストボックスⅡ 30L 黒、2)上記のKEYUCA両開きダストボックス、3)PISTスリム9L、4)PIST6L白とピンク、の4タイプである。1)と2)は診察室とスタッフルームに設置し、4)は待合室用に置いた。

最初に置いた時の印象だが、「まずは上質なデザインが嬉しかったです。動物病院では消毒などを多用して、ごみ箱も毎日拭いたりします。かっこいい、かわいい、これ良いなと、ちょっと気になっても、変色しそう、消毒で傷みそう、そういうので色々避けてしまい、今まではホームセンターで買う普通のごみ箱ばかりで、実用性で選んできました。なので、ケユカのスタイリッシュなごみ箱は、気分が上がりました」と岡田先生。

「実際に置いてみると、ホームセンターのゴミ箱よりもしっかりした印象となり、色も形も合わせやすくて良かったです。今まで使っていたごみ箱よりも少し大きめだったのですが、部屋に合う大きさでした」と、動物病院での使用にも好印象な仕様だった。

「PISTの小さなごみ箱(6L)のピンクと白は、色合いが良くて『かわいい』と飼い主さん達に感じてもらえそうで、待合室に置きたかったのです。でも、実際に受け取ってみると、わんちゃんが穴の中に顔を突っ込んで中身を出しそうだったので、待合室ではなくて、犬猫の手が届かない場所の、家具の上の方に置いて使うことにしました」と、安全性を最優先した設置にした。

移動する前の状態。その後、場所を変えた。

「このタイプは蓋がないので、臭うものは入れられません。単純に蓋なしタイプだと中身が丸見えですが、半枠付きの入り口部分は、中をちょっと隠すので、見た目が良くて助かるのと、捨てる時にごみに手が触れて汚れそう、という感じが少ないです。実際ごみ箱の中に入れておくビニール袋の固定金具が便利で、手を汚さずに中身を交換できるので、助かっています。」。

使ってから約1ヶ月が経ったが、白い色もピンクも黒も、「ひどく汚れる印象はあまりしていない」と教えてくれた。

ごみ箱以外にも使えそうなアイテムに

「動物病院では、何かを食べてしまった、という犬や猫は結構たくさん来ます。家でごみ箱をあさってしまう子もちょこちょこいますので、いつも蓋付きのごみ箱をおすすめしています。今回の2タイプは足踏みタイプなので、犬も猫も自分で開けることはできないだろうな、と安心できる構造です」。

お菓子の詰め合わせを誤食してしまったペットの胃の内容物

「ただし、大きな犬だと倒されて、中身を出される可能性がありそうです。両開きタイプは猫が蓋の上に乗ってしまったら中に落ちてしまったりしないかな?とはじめは少し心配でしたが、臭いが漏れにくい構造も助けになっているようで、ちょっと上にものを置いても、あまり中の方に歪んでしまうような印象がありませんでした。もちろん、上から勢いのあるものがドンと降ってくるかもしれませんし、破損やケガにつながる可能性があるので注意は必要ですが、個人的な感想で言えば猫がごみ箱の上を歩くくらいでは、蓋は開かなさそうです」。

ペットを飼っている家庭では、蓋つきのごみ箱を推奨したいと言う岡田先生。ケユカの蓋つき、足ふみタイプのダストボックスはペットのいる家庭でも安全に使えるのではないかと言う。

「病院では両手がふさがっている時に、足で踏んで蓋を開けられるのは便利でした。ケユカのごみ箱はフタもしっかり閉まる上、このタイプでは中のゴミの臭いが抑えられるメリットを感じました。ごみ箱としての機能はもちろんですが、臭いが抑えられるという点では、収納として使う方法もあり、中にフードのストックやペット用品を入れても良いかと思います」と教えてくれた。

ペットのストレスにならないごみ箱

ケユカのごみ箱は「静かに開閉できる」と、評価が高い。この構造はペットが怖がらないごみ箱という点で、評価できると岡田先生。

「こういう生活音を見直すような視点を持っていただける商品は、まだそれほどないと思います。犬猫鳥などペットの臭覚や聴覚は、本来ヒトよりも敏感なはず。ヒトの赤ちゃんのいる家庭でも同じですが、利用する側の問題点に気付いて商品化された点は、メーカー側の心遣いも感じられます。A Iに聞いても、まだこういうペットに寄り添った答えは出さないので、貴重ではないでしょうか?

動物病院では、ストレスフリーの環境を作ることがとても大事です。鳴き声でうるさい時もありますが、ささやかであっても、ごみ箱の開閉音がしないことは大切です。病院のスタッフもこうしたペットに対する気遣いを積み重ねているので、小さな点であっても、味方になってくれたような気がして、嬉しいアイテムです」。

我が家では鳥を飼育しているが、バタンとフタが締まると音に驚いて暴れてしまう。ケユカのごみ箱は静かに閉まるので、犬猫だけでなく愛鳥にも優しい設計になっている。

「ごみ箱のフタが大きな音でバタバタ閉まっていたら、ストレスを感じる子がいるかもしれません。人間にとっては何でもない普通のことでも、ペットにとっては怖かったり、嫌な音かもしれないのです。そこまで気にならなかった蓋の開け閉め音が変わることで、実はペットの役に立つことになるならそれも嬉しいですよね」

一般家庭でもごみ箱は「ごみが出る場所の近くに置く」のが鉄則。ペットのゴミはペットがいつもいる場所に置くのが清潔を保つコツだが、それがペットのストレスにつながっていないか、検証してみる必要がありそう。

ごみ捨て作業のストレスが軽減

今回は12月から約一か月間、病院で使用したが、臭いや音以外に、従来製品とは異なるケユカの細かな設計に気付くことが多かったと岡田先生。たとえば足ふみタイプの操作性だが、軽く踏んでもスムーズに開く。また、フタがズレずにぴったり閉まったり、片開きのkantダストボックス30Lタイプでは、蓋を90度開けるとロックされて、開いたままにできるのも便利だった。

「片開きタイプは塵取りで集めたゴミを入れる時や、開けっ放しで作業をしたい時も、フタが開いたまましっかりロックできました。多分、家庭で使う場合と病院で使う場合では、使い勝手がいろいろ異なるとは思いますが、『こうしたい』という目的に合わせてくれるごみ箱でした」

また、最初の見た目に比べて、容量が大きく、中にたくさん入るという印象も受けたと言う。「中にものを入れにくい、とか、すぐいっぱいになってしまうことはなさそうです。ペットシーツや猫砂の片付けストレスが少なくなれば、仕事の効率化につながるかも」と期待している。

反面、今まで使用してきたホームセンターのごみ箱とはおしゃれ感も大きさも、ちょっと異なる印象をうけたと言う岡田先生。ケユカのごみ箱はネットで購入できるが、実際に使い勝手を知るためには、実店舗で直接、商品を見てからペットのいる部屋のレイアウトと合わせて選択した方がよいかもしれない。

また、病院では定期的にごみ箱も消毒しているが、ごみ箱を尿で汚す子はいなかった。「新しくて、臭いがついていないので、おしっこをかける子はいなかったのかもしれません」と岡田先生は言う。

最後に、ペットのいる家庭で使うペットのごみ箱についてアドバイスしてくれた。「病院で使う場合と家で使う場合では違いがあると思いますが、ごみ箱はペットの身近にある日用品の一つです。ごみ箱のない家は無いと思います。前述したとおり、フタが無いごみ箱だと、中のゴミを誤食してしまう子もいるので、できるかぎり蓋つきが良いでしょう。

キャスター付きのごみ箱を押して倒してしまったり、ごみ箱に飛び乗ろうとして転倒するケースもあるので、できるだけ倒れない場所に設置することです。大型犬などで、ごみ箱に捨てたフードを食べようとして、わざと倒す子もいるので、その点も気を付けた方がよいです。また、捨てる時は臭いが漏れないようにビニールに入れて捨てるなど、ひと工夫しておくことで、ペットを危険から守ることにつながります」と教えてくれた。

誤食して、ひも状の異物がエコーで見つかることも

ペットと快適に暮らすためのツールの一つでもあるごみ箱。今回、岡田先生が試したKEYUCA両開きダストボックスのL(27L)とLL(42L)は整理収納アドバイザーと共同開発した商品で、販売台数はシリーズ累計100万台を記録している。使いやすさと同時に、ペットに寄り添った商品でもあった。さらに2月22日の猫の日に合わせて、ケユカの猫モチーフのグッズを購入すると売上利益の約1%が公益財団法人どうぶつ基金に寄付されるキャンペーンも実施中。実施期間は3月末までを予定。ぜひこの機会に売り場でごみ箱と猫グッズを試してみては?

協力病院
ひびき動物病院
神奈川県横浜市磯子区洋光台6丁目2−17
南洋光ビル1F
TEL045-832-0390

文/柿川鮎子

Author
明治大学政経学部卒業後、経済系新聞社で自動車、ISOなどの担当記者に。退社後5年間、動物病院に勤務した経験から、飼い主さんの気持ちに寄り添ったペット記事を執筆中。 得意なテーマは 1)生産性向上などのマネジメント関連と、 2)犬猫やエキゾチックを含 めた飼育動物全般、の2つ。 作家として小説「犬にまたたび猫に骨」(講談社刊)、「極楽お不妊物語」(河出書房新社)を発刊。ノンフィクションでは小学館刊「全国から飼い 主が駆けつける!犬の名医さん100人データブック」、文春新書「動物病院119番」、ほか多数。趣味は野鳥観察、現在、2羽のオカメインコを溺愛中。

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