最近は、マウスの細かい進化が見逃せない。筆者も、より高性能かつ使いやすいものを求めて、この2年で4回買い替えている。
なかでも、先日発売されたバッファローの「BSMBB700」シリーズは注目の一品。入手したので、今回はこの製品を紹介しよう。
電池1本で約2年半もつ5ボタンマウス
まずは外観から。形状はオーソドックスなもので、前方中央にスクロールホイールがあり、左側にはブラウザの進む・戻るボタンがある(※Macは非対応)。
ホイールの手前には、同価格帯(本製品はオープン価格 / 予想実売価格4,280円)のマウスではあまり見かけないボタンや極小ランプがある。本体カラーは、写真のホワイトのほかブラックがある。

本製品は単三乾電池1本で駆動し、裏面のカバーを外して電池を差し入れる。この点は、他の大多数のマウスと共通している。
マウスによっては、乾電池の出し入れがやりにくいと感じることがあるが、本製品はこれがスムーズにでき、ちょっと感動した。なお、レシーバー(USB-A)を格納するスペースもここにあり、Bluetooth接続のみで使う場合は、しまっておける。

なお、1日8時間パソコンを使い、その時間の5%をマウスに割り当てたと仮定した場合、新品電池1本で最大約980日(約2年半)動作するのは、素直にすごいと思った。
頻繁に電池の取り替えや充電が必要なものだと、それだけでプチストレスになりやすいので。
dpiは4段階で切り替え可能
最初に使うときは、レシーバーをパソコンに装着しての無線接続か、Bluetooth接続かを選ぶ。
あるいは、レシーバーで1台、Bluetoothで2台の最大3台の接続設定が可能なので、複数のパソコンやタブレットをお持ちであれば、両方の方式で接続するのもOK。
2~3台の接続設定をした場合の切り替えは、ホイール手前の「PUSH」ボタンを押す。すると該当するランプが数秒間点灯して、わかる仕組みになっている。
ここにはもう1つボタンがあり、押すたびにカーソルの速度が、1000dpi、1600dpi、2400dpi、3200dpiの4段階で切り替わる。
切り替え時の速度は、ランプの点滅回数(dpiの低い順に1~4回)で示される。ちなみにdpiとは、マウスを1インチ動かした際に、カーソルが何ドット移動するかを表したもの。
2400dpiなら2400ドット移動するわけで、数値が大きいほど素早い移動となる。筆者の使用するパソコンは15.3インチのノートタイプだが、1000dpiだとちょっと遅く、3200dpiだと速すぎで、1600dpiがちょうどいい。
もちろんこれは個人的な印象であり、それまで使い馴染んでいたマウスの速度や画面の大きさによって変わってくる。いずれにせよ、1000~3200dpiの広いレンジから選択できるのは、使い勝手の点で大きなアドバンテージとなる。

縦・横のスクロールが快適
本製品の、もう1つのアドバンテージは、ホイールのスクロール機能。上から下にスクロールする際、指を素早く動かすと、それだけスクロールが速くなる。長い文書やウェブページをとにかく下に流したいときに使える。
筆者はこれまで、スクロール速度が変化しないマウスしか使ったことしかなく、いちいちブラウザの端っこのスクロールバーに頼っていたので、これは新鮮味がある。ちなみに、ホイールの回転は非常に滑らかで、指先操作の余計なストレスがないのもいい。

もう1つ特筆すべき点は、横スクロールができるチルトホイール機能も備わっていること。
この機能も実は初体験だが、横に項目が長いExcelシートの操作が格段にラクになる。Excelを頻繁に使う人は重宝するはずだ。
最後になるが、本製品の左右ボタンとサイドボタンは、今はやりの静音となっている。これは、自宅や図書館など家族・他人がそばにいる環境では、好ましい仕様だろう。
筆者の場合、もっぱら1人で書斎に籠って作業するのと、クリック音が「ちゃんと上書き保存した」といった合図となるので、「静音でなくてもいいかな」というのが正直な感想。自分的には、今後シリーズ製品で静音ではない仕様も登場すれば、文句なしの買いとなる。
総合的に見れば、日常の事務作業に必要な機能は完備しつつ、操作性をとことん高めたという点で高評価を与えたい。これからの新生活に合わせてマウスを新調したい方も、要チェックだ。
なお、「BSMBB700」シリーズは、主要家電量販店やECショップにて販売中。オープン価格で、予想実売価格は4280円となっている。
撮影・文/鈴木拓也
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