リカバリーウェアをはじめ、日常生活に気軽に取り入れられる健康・美容グッズが男女ともにトレンドとなっている。昨年、ロフトでは運動用のトレーニンググッズを多く展開し好評だったが、今はよりエフォートレスに健康や美を目指せるグッズが人気だ。
そして男性の美容意識の高まりを受け、「美顔器」も男性が当たり前に使う時代に。2026年のウエルネス&ビューティートレンドを、ロフトのバイヤー、髙崎喬平さんに伺った。
3000円程度の美容ツールが人気上昇中。フェイスポインターやカッサに注目

2026年1月13日(火)~2月27日(金)の期間中、全国のロフトで開催されている「ロフト ウエルネス&ビューティー 2026」。“美と健康”をテーマにした新商品やロフト先行販売品を展開し、ウエルビーイングな暮らしを提案している。
髙崎さんが今、注目しているトレンドの一つが「美容ツール」。美顔器、カッサ、フェイスポインターなど、単価が少し高くとも価値を感じるアイテムが売上を伸ばしているという。魅力が伝わりやすく、かつ透明性の高い、信頼できるアイテムが選ばれる傾向にあるようだ。
髙崎さん「ロフトに来てくださるお客様は『ロフトに置いている』という信頼のもと購入してくださっているので、それに見合った商品を展開しています。
例えばSNSで今人気のフェイスポインターは1,000円前後でも購入できますが、3,000円程度のより品質や利便性にこだわった商品を展開した結果、多くの方に手に取っていただけました。良いものを、長く使いたいという意識の高まりも感じます」

フェイスポインターのトレンドを受け、アテックスはカッサとフェイスポインターがセットになった「アテックスルルド ハートチャーム」をロフト先行で販売。チャームブームも取り入れ、カラビナ付きとなっている。
その見た目の可愛さで学生など「若い世代にもアプローチできたら」というのがメーカーの狙いだ。

MIVIOSはそれまでトレーニンググッズを豊富に展開していたが、美容ツールトレンドを受けてブランド初となる「カッサ」を開発し、ロフト先行で販売開始した。
それぞれに目もとケア、フェイスケア、ボディケアなどができる4種類のラインナップで、「フェイスかっさ リーフ型」が人気だという。
例えばボディケアローラーは器具が大きく、持ち運びには不向きだが、かっさであれば手軽にめぐりケアできるのが魅力だ。

ヘアブラシも低価格ではなく、中?高価格帯商品がトレンド。ロフト先行販売のSOLIA「LINON スカルプケアブラシ」はインバスでも使用でき、引き上げるように使うことでフェイスラインのケアもできるアイテムだ。特にヘアブラシはプレゼント需要が高く、各社展開を広げている。
特に注目のアイテムが”鼻専用”。若者や男性にも支持される「美顔器」

髙崎さんによると、若年層のインフルエンサーの影響もあり、「美顔器」が今20代を中心に人気を集めているという。女性が使うイメージがある人も多いと思うが、男性使用者も増えていて、幅広い層が興味を持っている注目のアイテムだ。
リカバリーガンでおなじみの「ドクターエア」は昨年「ドクターエア ビューティ」を立ち上げ、「ドクターエア リフトライザー」を販売。
マッサージメーカーならではの振動技術を用いた“タッピング”に優れた美顔器だ。ブランド公式エバンジェリスト(伝道師)には林修先生が就任し、ユニセックスな美顔器として魅力をアピールしている。

今、ロフトで売れている美顔器の一つがLUXCEAR(ルクセア)の鼻専用美顔器「フォーネスPRO」。鼻に挟み、EMSとタッピング音波振動を与えることで筋肉を刺激し、小鼻を目指せるユニークなアイテムだ。
男性アイドルが使用したことでも人気が加速し、トレンドに。「2023年に業界初の鼻専用美顔器として発売し、初代フォーネスからシリーズ累計15万台以上売れています」と、メーカーの担当者もその売れ行きに自信を持って話していた。
まるで洗濯バサミで鼻をつまむようなイメージだが、挟まれることによる痛みはなく、心地よいEMSの電気刺激と音波振動を感じられる。年齢を重ねることによって「鼻が大きく見えてきた」というミドル世代にもぴったりだろう。

鼻専用美顔器の人気の高まりを受け、LUXCEARはパーツケア用美顔器により力を注いでいる。2025年12月下旬には、リフトアップ美顔器「Elfa」を販売開始した。
繰り返し使えるシートをフェイスラインに沿って貼り、異なる11種類の周波数で表情筋にアプローチできる。片側ずつケアできるため、顔の左右差がある人は片方を重点的にケアするのもおすすめだ。
髙崎さん「これから日々のケアに美顔器を使ってみたいという方は、1万円以下のパーツケア用美顔器からはじめてみてはいかがでしょうか。それから高価格帯の多機能な全顔用美顔器などを取り入れるのもおすすめです」
2026年は6ブランドに拡大。トレンド継続中の「リカバリーウェア」

ウエルネス&ビューティーカテゴリーで、見逃せないトレンドが「リカバリーウェア」。2025年に一気に盛り上がりをみせたが、その流れは継続しており、新規参入するメーカーも増加している。
髙崎さん「昨年、ロフト ウエルネス&ビューティーで取り扱ったリカバリーウェアは1ブランドのみでしたが、今年はVENEX、BAKUNE、ReD、Recoverypro Lab.、ECLEAR、アテックスルルドの6ブランドに拡大し、15,000円前後のスリープウェアを重点的に展開しています。
SNSでの話題性や”眠活”のトレンドの高まりを受け、魅力を感じて購入いただいています。ロフトではさまざまなブランドを実際に見て、比較検討できるのが強みです」

マッサージクッションでおなじみの「アテックスルルド」も、リカバリーウェア市場に参入。ロフトで先行販売している「リカバリーウェア」はデザイン性の高さにこだわっていて、抜け感のあるドロップショルダーやゆとりあるシルエットが特徴だ。
自宅だけではなく、ワンマイルウェアとして着られる。素材は特殊セラミックが練り込まれた独自繊維「ケアファイバー」で、遠赤外線の温熱効果により血流を促進してくれる。

エレコムは2025年10月にリカバリーウェア市場に参入し、12月にはロフト先行で「ECLEAR リカバリーおなかハグ」を販売開始した。素材は極小の高純度セラミックスを、特殊製法で生地に配合した「Medilect」。
腹巻きといえばかわいいデザインも多いが、これなら老若男女問わず使用できるだろう。
時代のニーズに合うのは、続けやすい、気負わず使えるアイテム

健康的な生活を送る上で、自分を追い込むほど努力するよりも「無理なく、毎日続けられる」アイテムの方が、今の時代のニーズには合っている。
韓国発「フライミール」はおいしいのに砂糖不使用・低カロリーで、プロテインを摂取できる。パウチに水だけ入れて、シェイクすると飲める手軽さも魅力。
韓国のオリーブヤングでも人気で、ロフトでは新商品のクッキーアンドクリームとピーナッツバターを含む全6フレーバーを展開している。

足裏をゴリゴリとゴルフボールで刺激する手軽なケア方法は、昔から行われている。その最新版とも言えるアイテムが、IMPHY「FOOT ARCH MAKER」だ。
アボカド型の商品を足裏に置き、コロコロと踏んで転がすだけで、硬くなった足裏の筋肉をほぐしてくれる。やってみるとゴルフボールよりも転がしやすく、痛気持ち良い。まるで、台湾式の足裏マッサージを受けているような感覚になるほど、考えられた設計だ。
IMPHYは日本発のブランドで、台湾やアメリカなど海外輸出も計画しているという。
高品質なアイテムが男女ともに支持されている、健康・美容グッズ。短期消費ではなく、「より良いものを長く使いたい」という人が増加していると考えられる。
美顔器の男性ニーズの高まりも見逃せず、男性アイドルやインフルエンサーの発信により、2026年はさらに人気が加速することが予想できる。少し高価でも、品質の高いもの――そんな健康・美容グッズが、今年は支持されそうだ。
・ロフト
HP:https://www.loft.co.jp/
取材・文/小浜みゆ
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