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ブライトリングとアストンマーティンのコラボで生まれた限定クロノグラフ「ナビタイマー B01」

2026.02.13

ブライトリングは、アストンマーティンおよびAston Martin Aramco Formula One Teamのオフィシャルウォッチパートナーに就任した。このグローバルかつ複数年にわたるパートナーシップは、アストンマーティンが誇るクラフツマンシップに支えられた高性能車の世界と、同社のF1プログラムを支える精密工学とを結びつけるもの。

その幕開けとなるのが、「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 Aston Martin Aramco Formula One Team」の発表。このタイムピースは、ブライトリングのF1への復帰を象徴するモデルとなる。

一方はスピードを計測し、もう一方はスピードを極めるという、スピードへの情熱から生まれた2つのブランド。1世紀以上にわたり、それぞれの物語は並行して進んできた。そしていま、ブライトリングはアストンマーティンおよびASTON MARTIN ARAMCO F1 TEAMと、オフィシャルウォッチパートナーとしてグローバルパートナーシップを締結した。

このコラボレーションは、ゲイドンおよびセント・アサンで手作業で制作される高性能車から、F1での栄光を目指すチームの挑戦まで、アストンマーティンの世界全体に及ぶ。この新たなパートナーシップは、レースの激しさを表現した時計、ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ASTON MARTIN ARAMCO FORMULA ONE TEAMから始まる。

ブライトリングの最高経営責任者、ジョージ・カーン氏は、次のように述べている。

「アストンマーティンは、性能のみならず、存在感も兼ね備えた車を製造しています。当社も、象徴的なデザインという同じ伝統を受け継いでいます。すべてのライン、仕上げ、そしてプロポーションに、明確な意図が込められています。いかなる部分も、偶然に生まれたものではありません」

アストンマーティンおよびASTON MARTIN ARAMCO F1 TEAMのローレンス・ストロール会長は、以下のように語っている。

「ワールドチャンピオンシップのタイトル獲得を目指す私たちには、その野心にふさわしいパートナーが必要です。本日、ブライトリングをチームに迎えることができ、大変光栄に思います。私たちは共通の伝統を持つだけでなく、あらゆる行動の原動力となる価値観によって結ばれています。アストンマーティン・アラムコが追求する精度、職人技、卓越したエンジニアリングは、ブライトリングにも息づいています。今後の協力関係を楽しみにしています」

両者のこだわり、目的はただひとつ「スピード」

ふたつのブランドの共通点は、自動車の黎明期にまでさかのぼる。1907年、レオン・ブライトリングは「ヴィテス」を発表した。フランス語で「速度」を意味するこのモデルは、時速250マイル(またはキロメートル)までの速度を計測できる初のクロノグラフであった。この時計はその類稀なる正確性から、スイス警察が世界初のスピード違反切符を切る際にも使用された。

それから数年後のイングランドで、ライオネル・マーティン氏とロバート・バンフォード氏は、自ら手作りした車を駆り、白亜質の急坂として知られる「アストン・ヒル」で行われた重要なヒルクライムレースに挑んだ。その車は見事に勝利を収め、その名は後世にまで受け継がれることとなった。

1959年、アストンマーティンは、F1に初出場。同じ時期、F1ドライバーで航空機のパイロットでもあったグラハム・ヒル氏とジム・クラーク氏は、ブライトリングのナビタイマーを身につけていた。1952年にパイロットのための腕に装備する航空用計器として開発されたこのクロノグラフは、円形計算尺を備え、速度や時間差、燃料消費量を算出できた。ヒル氏とクラーク氏は、その機能を空からサーキットへと持ち込み、ナビタイマーをレーシングの世界でも欠かせない存在へと昇華させた。

1960年代までには、両ブランドはスタイルと近代技術の象徴となっていた。創業者の孫であるウィリー・ブライトリング氏は、戦後の時計製造における質素な風潮を打ち払い、スピードとスタイルを求める新たな世代の人々のために、クロノグラフ「トップタイム」を生み出した。

この時計が、映画「サンダーボール作戦」(1965年)でショーン・コネリー氏演じるジェームズ・ボンドの手首を飾り、シリーズ初のQによる改造ガジェットウォッチとして登場したことで、一躍時代を象徴する時計となった。

一方、「ゴールドフィンガー」(1964年)でデビューしたアストンマーティンの名車DB5も「サンダーボール作戦」で再登場を果たし、こちらも四輪の世界で象徴的な存在となった。同じ作品で共演を果たした時計と車は、洗練とスピード、そしてハイテクを駆使した陰謀が交錯するボンドの世界の文化的な魅力を、見事に表現した。

アストンマーティン CEOのエイドリアン・ホールマーク氏は、次のように話している。

「アストンマーティンとブライトリングは、デザインと文化の重要な節目で幾度となく交差してきました。このパートナーシップは、卓越性、熟練のデザイン、そしてパフォーマンスを完璧に表現するものであり、アストンマーティンの名を冠するすべてのものに不可欠な要素です」

ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ASTON MARTIN ARAMCO FORMULA ONE TEAM

このパートナーシップによる初のコラボレーションウォッチは、ナビタイマーをレースの世界に再び登場させる。1,959本の限定生産。この数字は、アストンマーティンがF1に初参戦した年へのオマージュとなる。

そして、ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ASTON MARTIN ARAMCO FORMULA ONE TEAMのあらゆる要素は、パフォーマンスを体現している。アストンマーティン・アラムコの外装デザインに着想を得たアストンマーティン・レーシンググリーンとライムのアクセント、ナビタイマーで初めて採用された軽量なチタン製ケース、そして F1マシンのコックピットに用いられる素材からインスピレーションを得たカーボンファイバー製ダイヤルが、その象徴となる。さらに型押しを施したレザーストラップは、レーシングハーネスを想起させる。また、夜間の視認性にも優れ、あらゆる状況下で時計が読みやすくなっている。

サファイアクリスタル・ケースバックからは、この時計のエンジンともいえるブライトリング マニュファクチュール キャリバー 01が姿を現す。COSC認定クロノメーターであり、約70時間のパワーリザーブを備えたこのムーブメントは、過酷な環境下で絶対的な精度を発揮するように設計されている。

このエディションのために特別に開発されたマットブラックのローターは、高耐久性PVD(物理蒸着法)でコーティングされたタングステン製で、ASTON MARTIN FORMULA ONE TEAMのロゴが刻印されている。さらに、ケースバックには、「One of 1959」と「Instruments for Drivers」が刻印されている。

クロノグラフから自動車へ、そして空からサーキットへ。ブライトリングとアストンマーティンは常に、スピードという情熱を共有してきた。そして今、両者は再び手を携え、グランプリシーズンを通じて新たな物語を紡いでいく。

2026年2月9日のチーム発表でAMR26が公開される際、アストンマーティン・アラムコのマシンおよびチームウェアには、ブライトリングのロゴが掲出される。このパートナーシップは、3月6日から8日にメルボルンで開催されるオーストラリアグランプリでサーキットデビューを飾る。

受け継がれてきたレガシーがさらなる進化を遂げるいま、ブライトリング、アストンマーティン、そしてアストンマーティン・アラムコのファンは、複数年にわたるパートナーシップを通じて展開される特別なコレクションを楽しむことになるだろう。時間とスピードが再びひとつになる瞬間を、ぜひ期待したい。

関連情報:https://www.breitling.com/jp-ja/

構成/土屋嘉久

「CanCam」「Oggi」「Domani」などのファッション誌やサイトの編集に長年にわたり携わりながら、編集プロダクション「ADVOX株式会社」を設立。同時に、広告のクリエイティブディレクター&ライターとしても活動。近年は、DIMEをはじめとする情報誌やサイト、ラジオ番組などで、クルマや家電、美容、健康、グルメ、ファッション情報を発信。さらに現在では、クルマ好きが高じてWワークで超高級スーパーカーブランドにて車両移動する業務に携わり、毎日、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレン、アストンマーチン、マセラティ、ロータス、ベントレー、ロールスロイスなど、様々なクルマの運転を満喫中。

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