エンジェルヘアーチョコとはどんなものかご存じだろうか?ドバイチョコの次に流行るチョコとしてSNSを中心に注目を集めているらしい。
「angel hair chocolate」とSNSで検索してみると、なるほど、海外のインフルエンサーが実食している様子がたくさん出てくる。
チョコレートを割ると中からモサっと繊維状の綿飴のようなものが出てくるのだ。白やピンクのそれがエンジェルヘアー、天使の髪ということのようだ。
日本で販売しているところはまだ多くない。ドン・キホーテやナチュラルローソンでも購入できると聞き、何店舗か巡ったのだが売り切れていた。すでに日本でもエンジェルヘアーチョコへの注目度は高まっているようだ。
トルコの高級スイーツブランド「divan」
トルコの高級スイーツブランド「divan」は日本にも店舗を出している。
「divan(ディヴァン)」とは1956年トルコ・イスタンブールにて創業。トルコ最大財閥がプロデュースするラグジュアリーブランドで、イスタンブールの5つ星ホテル「divan hotel(ディヴァン ホテル)」でも提供されている。
ディヴァンでは今年1月から「ピスタチオ エンジェルヘアチョコレート」を販売しているという。売れ行きはいかがだろうか?「ディヴァン」の日本総代理店を務める株式会社エフェトレーディングの安宅玲奈氏に話を聞いた。
「現在、『ピスタチオ エンジェルヘアチョコレート』は2週間で5000個の売り上げを達成しました。店舗はもちろんですが、オンラインでの購入が多いです」(以下「」内、安宅氏)

TikTokなどのSNSからエンジェルヘアーチョコに興味を持ち、購入に至る層が多い印象があると安宅氏。
「ディヴァンのスイーツは安価ではないため、以前は30代以上の方が購入していることが多かったですが、『ピスタチオ エンジェルヘアチョコレート』に関しては10代から20代、お子様連れのご家族が子供に頼まれて購入するというようなケースが目立っています」
どうやらエンジェルヘアーチョコは若者を中心に注目を集めているようだ。
トルコの伝統菓子「ピシュマニエ」
エンジェルヘアーチョコに入っている繊維状のものは「ピシュマニエ」というお菓子だという。一体どのようなものだろうか?
「ピシュマニエはトルコの伝統的なお菓子です。綿あめのようですが作り方は綿あめより複雑です。砂糖を飴状にしたものを小麦粉と練り、それを糸状に引き伸ばして作られています」

ディヴァンのチョコの箱の写真にあるように、四角の形をして売られているのが定番スタイルとのこと。どこから仕入れたピシュマニエを使っているのかは企業秘密だという。
ズバリ、エンジェルヘアーチョコの魅力はどんなところだろうか?
「まず見た目のインパクトが強さがあります。他にも、もさっ、もふっとした食感が他にない魅力です」
ピシュマニエは調達が簡単ではないため、エンジェルヘアーチョコは再現が難しく、現時点では販売している企業はそこまで多くない印象だと安宅氏は話す。

筆者も「ピスタチオ エンジェルヘアーチョコレート」をいただいてみたが、なるほど確かにピシュマニエは不思議な存在だ。綿菓子に似ているがスッと溶けないので、食べ応えのある綿菓子という感じだ。
そしてチョコレートが濃厚ですごくおいしかった。高級感あふれるパッケージもプレゼント向きだ。
ギルティーズのエンジェルヘアーチョコクッキー
話題のピシュマニエを、早くも商品に取り入れている日本のブランドがある。直径約13cmの巨大ソフトクッキーに、大胆なトッピングとハイカロリーが特徴的な「GUILTY’S(ギルティーズ)」だ。

クッキーブランド「ギルティーズ」を経営する株式会社オールハーツ・カンパニー広報担当の加藤美衣奈氏に話を聞いた。
ピシュマニエが入った「エンジェルヘアーチョコクッキー」とはどのような商品だろうか?

「話題の“エンジェルヘアーチョコ”とトレンドスイーツ“ドバイチョコ”の要素を掛け合わせた商品です。口に入れた瞬間にすっと溶ける本場トルコ産を使用したピシュマニエと、
ドバイチョコのバリッザクッとした軽快な歯ごたえ、さらにクッキー生地のしっとりほろほろ感、3つの異なる食感が重なり合います」(以下「」内、加藤氏)
直径13㎝の大きなビジュアルと、1100カロリー超えのギルティーさも特徴であり魅力とのこと。
エンジェルヘアーチョコクッキーの開発にあたり、苦労もあったという。
「本場のトルコ産のピシュマニエを探すのが大変でした。2?3カ月以上も探しました」
なるほど、やはりピシュマニエの調達は簡単ではないようだ。
「またピシュマニエは湿度や水分に弱いため、フサフサ感を保ち続けるようにすることが一番苦労しました」
確かに綿あめのようなピシュマニエを扱うのは難易度が高いだろう。
1/10の発売から2週間弱で3千枚の販売数を突破したという「エンジェルヘアーチョコクッキー」。筆者も予約してなんとか購入することができた。

クッキーという概念を覆すようなボリューム。分厚いいちごのコーティングがされており、中には濃厚なピスタチオのクリーム、ピシュマニエが入っている。ブランド名通りギルティーな味わいの、新感覚のクッキーだ。
日本ではまだ数少ないエンジェルヘアーチョコ。流行に敏感な方へのバレンタインプレゼントにいかがだろうか?
取材協力
ディヴァン・ジャパン
HP:https://divan.jp/
ギルティーズ
HP:https://allheartscompany.com/brands/guiltys
取材・文/まなたろう
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