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俳優・山田孝之が仕掛ける映画キャストの大規模オーディション番組「THE OPEN CALL」が始動

2026.02.04

俳優デビューからおよそ30年。数多くの作品内で「役を生きる」ことを続けてきた山田孝之が、オリジナル映画の主演・主要キャストを募る大規模オーディション「THE OPEN CALL」を始動させた。

狙うのは、2027年の劇場公開を見据えた、ゼロからの長編映画づくり。山田自身が「俳優の役割とは?」「これから俳優に何ができるだろう?」という問いを出発点に、信頼するプロデューサーやクリエイター陣とともに、映画制作へ踏み出す。

「オープンコール」とは本来、クリエイティブ領域の「公募」のこと

ここで一度整理しておきたいのがオーディション番組のタイトルにもなっている「オープンコール」という言葉だ。

一般にオープンコールとは、主にアート、デザイン、クリエイティブ分野で、特定のテーマや条件に基づき、アーティストやクリエイターから幅広く作品・企画を募る「公募」や「募集」のことを指す。

門戸を広く開くことで、まだ見ぬ才能や視点を呼び込む仕組みとして使われてきた。その概念を俳優オーディションへ転用したのが本企画だ。

「THE OPEN CALL」は、年齢・性別・国籍・所属事務所・演技経験の有無を問わず、やる気と条件が合えば誰でも挑戦できる公開(オープンな)オーディションとして設計されている。選考基準は「演技力」と「人間力」。挑戦機会が限られてきた人にも門戸を開き、まだ見ぬ才能との出会いを目指すという。

プロジェクトには映画業界の実力者が集結

プロジェクトは山田孝之(写真・左)を中心に、企画・プロデュースを伊藤主税(写真・右)と阿部進之介が担い、オリジナル映画の脚本・監督は榊原有佑、企画監修を山田兼司が務める。

コメントも役者の現場感、作り手の覚悟が濃い。阿部は「俳優は、誰にも見向きもされない時も、役と向き合い苦しい想いをしても、演技が好きだから俳優でいられる場所をずっと探している」とし、このオーディションを「成長や学びの場」と位置づけた。

榊原監督も「俳優とは、虚構の人物を、実在する命と同じ重さで引き受ける存在」と語り、出会いから物語が立ち上がることへの確信を示している。

さらに企画監修・山田兼司は、山田孝之と作品を作った経験を「本質の扉を開くOPEN CALLだった」と表現し、「俳優とは何か」という問いが同時に「映画とは何か」へ直結すると語る。

15歳以上、演技経験不問。一次審査は「自分の切り替え」を見せる60秒

応募条件は15歳以上(2026年3月時点で中学校卒業以上)。性別・国籍・演技経験・事務所所属の有無は問わない。日本語で円滑にコミュニケーションが取れること、関東近郊で予定される審査に参加できることなどが条件となる。

理念として、多様性に富むキャスティングを目指し、年齢や出身国、性的指向、障がいの有無などにかかわらず応募を受け付ける方針も明記された。

提出物は「最新プロフィール」と「セルフテープ(課題動画)」。課題動画は合計60秒で、前半30秒は“自分で考えた役”として自己紹介、後半30秒は“本人として”自己紹介しつつ演じた役を説明する。上手さや正解ではなく、想像力や、役を離れたときの自然な話し方・言葉を見たいという。

募集は2026年3月19日17:00まで。一次選考の通過者には4月17日17:00までに連絡予定だ。

二次以降は対面審査。合格者発表は12月頃、長編映画撮影は2027年を予定している。

審査で終わらない。オーディションが脚本づくりにも直結

本オーディションの最大の特徴は、出演者を選ぶだけではなく、オーディションを通じて映画を共に創っていく点にある。参加者が演じ、対話する中で浮かび上がった個性や感情を脚本に取り込み、オリジナル映画へつなげる構想だ。

今回、脚本も役柄も最初から固定せず、参加者のキャラクターと物語を“ゼロから組み立てる”挑戦になるという。

山田の立ち位置も審査員としてだけでなく、参加者と芝居をしながら演技を探求し、映画を共に創りあげていく「メインパートナー(審査兼任)」という言い方をしている。

「俳優とは何か」成長と学びの場へ

オーディション番組といえば歌やダンス、スター発掘の文脈が先行しがちだ。だが山田は「歌も踊りもない。芝居を探求するオーディションがあってもいい」と強調。役作りとは何か、芝居とは何かを自分たちも模索しながら、その過程を視聴者にも共有することで「俳優って何なのかな」を一緒に考えたいと話す。

オープンコールが本来持つ「未知の才能を呼び込む力」を、映画づくりの最前線に持ち込む「THE OPEN CALL」。

参加者の個性を脚本へ取り込み、プロセスごと配信することで、選抜の舞台を創作の現場へと変える。本プロジェクトで山田が探すのは、他者と向き合いながら物語を生む存在なのだろう。

「俳優とは何か?一緒に探ってみませんか」。その問いを、スクリーンへ着地させるまでの旅が始まった。

文/DIME編集部

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