排便時におしりを清潔に保つのに役立つ温水洗浄便座。実際のところ、使用している人はどれくらいいるのだろうか?
日本レストルーム工業会はこのほど、全国4,700人を対象とした「全国おしり洗い実態調査2026」を実施し、その結果を発表した。
本調査は、自宅に温水洗浄便座が設置されている各都道府県100名計4,700名(各都道府県に20歳代以下、30歳代、40歳代、50歳代、60歳代以上の男性・女性各10名)を対象に行った。
温水洗浄便座を「使用している」人は79.0%!“おしり洗ってる度”1位は、北海道に!
調査の結果、温水洗浄便座を「使用している」と回答した人は 全体の79.0%となった。都道府県別では、北海道(87.2%) が首位、続いて島根県(85.9%)、高知県(85.0%) が上位にランクインし、高い使用率が確認された。
おしり清潔度自己採点、温水洗浄便座の使用者は81.5点、非使用者は53.6点と、約27.9点差。温水洗浄便座の使用が“おしり自己肯定感”を押し上げ
また、トイレ後の自分のおしり清潔度を100点満点で自己採点してもらったところ、全国平均は67.6点。温水洗浄便座の使用有無で比較すると、使用した場合は81.5点、使用しなかった場合は53.6点と、約27.9点の開きが見られ、温水洗浄便座の使用が“おしり自己肯定感”を押し上げていることがうかがえる。
都道府県別に見ると、岐阜県が全国1位(86.0点)という結果に。以下、2位が福島県(85.8点)、3位が宮崎県(85.6点)と続いた。
温水洗浄便座使用の理由1位は「きれいになる」で約7割
さらに温水洗浄便座使用者に洗浄後の実感を尋ねると、77.4%が「きれいになる」、59.8%が「早く汚れが落ちる」と回答。日常的に利用する人は「一度使うと使わない生活には戻れない」「すっきり気持ちがいい」「洗浄して清潔になるし、気持ち良い。長年使って習慣になっている」といった声も多く寄せられ、多くの人が“清潔感”を実感している様子がうかがえる。
一方、普段使用しない人に温水洗浄便座を使用していない理由を聞いたところ、「必要性がわからない」「理由なし・何となく」「使い慣れていない」「どんな機能か知らないから」といった声が聞かれ、知識や体験、使用メリットを知る機会がなかったという実態がうかがえた。
温水洗浄便座の使用有無でおしりふき回数は生涯で約4.7万回差に!?意外と話したことのない“おしり洗い事情”
おしり洗浄の手順を調査したところ、「先に温水で洗う」派が85.0%、「先に紙で拭く」派が10.7%という結果となった。世代別では、60代以上の洗浄先行派が89.3%と約9割を占めるのに対し、20代以下では洗浄先行派が68.3%、「紙先行」派が24.6%となり、20代のおしり洗浄の手順には他世代と比較するとやや異なる傾向があることが明らかになった。
また、トイレットペーパーの使い方についても世代差があり、20代以下は「折りたたみ」派が55.1%、「丸める」派が44.2%と回答が二分している一方、60代以上は「折りたたみ」派が83.3%、「丸める」派が16.6%と使い方に大きな違いがあることがわかった。
さらに、排便後におしりを拭く回数については、温水洗浄便座を使用する場合は平均2.1回に対して、使用しない場合は平均3.4回と、約1.3回分の差があることがわかった。この回数は年間にすると約475回、人生100年時代では生涯で約47,450回に相当し、温水洗浄便座を使用することによりトイレットペーパー使用量を削減できるかもしれない。
<「全国おしり洗い実態調査2026」概要>
・調査実施日:2025年9月29日~2025年10月6日
・自宅に温水洗浄便座が設置されている各都道府県100名 計4,700名への調査
(内訳)各都道府県毎に20歳代以下、30歳代、40歳代、50歳代、60歳代以上の男性・女性各10名へのアンケート調査
構成/こじへい







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