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巨大な電脳ネットワークや笑い男ハッキングも!「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」

2026.02.03

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45階の「TOKYO NODE(東京ノード)」にて4月5日まで開催中の「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」。

士郎正宗氏による原作を起点に、アニメシリーズの全作品を網羅した37年にわたる「攻殻機動隊」の歴史を横断的に体験できる展覧会となっている。

作品世界に電脳ダイブする体験や、深堀りしながら楽しめるDIG展示も

開場はGALLERY A、B、Cと3つに区分けされ、作品世界に電脳ダイブしたような体験、来場者が作品を深掘りしながら楽しめるDIG(掘り起こす)展示、150種類を超えるグッズを販売する限定ショップで構成されている。

〇GALLERY A:NODE(思考の結節点)

作中に描かれる「電脳空間」を想起させる巨大な没入空間が広がる「GALLERY A:NODE(思考の結節点)」。攻殻機動隊を象徴するシーン「有線接続」が現実世界で再現され、会場に足を踏み入れたとたんに圧倒される。

「“知の遺跡”“World Tree: Ghost and the Shell”」は、15mの高さから降ろされたケーブルがモニターへつながり巨大な電脳ネットを起動させる瞬間を体感できるインスタレーション。

攻殻機動隊の全作品にダイブできる検索体験が、巨大電脳ネットワークビジュアライザー「Nerve Net」。壁一面を覆う巨大なマッピング空間で、体験者自身の思考や探索が展示の一部と化す検索インスタレーションだ。

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「NODE」の電脳空間体験を抜けると、「PATH A “STORY”(世界への導入)」へ。押井守監督、神山健治監督、黄瀬和哉監督、荒牧伸志監督と、歴代の監督たちによる、本展のために撮り下ろされたインタビュー映像が公開されている。

〇GALLERY B:DIG(掘り起こす)

本展のメインとなる「DIG」は、約1,000m²の大空間に、すべての攻殻機動隊アニメシリーズへアクセスできる1,600点を超える制作資料が展示されている。

アニメの絵コンテ、設定資料、レイアウト、原画、動画、セル画、背景美術、製作スタッフのメモなど、製作現場の空気までもが伝わるような興味深い資料が、作品ごとに区分けされて展示。膨大な資料群の中から、来場者自身の好きなシーンや、記憶に残る瞬間を掘り起こす体験を楽しむことができる。

攻殻機動隊の世界観を再解釈した数々のコラボレーション作品も展示。原作者の士郎正宗氏と親交があった、現代美術家・空山基氏による「Sexy Robot_The Ghost in the Shell type 1」は、草薙素子をモデルに制作された世界初公開の新作彫像。

「Sexy Robot_The Ghost in the Shell type 1」(2026年) (C)Hajime Sorayama. Courtesy of NANZUKA、(C)Shirow Masamune / KODANSHA

攻殻機動隊の世界線と自身の自我を重ね合わせ、“サイボーグ女性として生きる一生”を実験的に考察する、草野絵美氏の作品「EGO in the Shell」は、記憶を固定された過去ではなく、更新されるプロセスとして捉え直す。

「EGO in the Shell」(2025年)草野絵美

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に登場する“笑い男事件”をモチーフにした「笑い男になる鏡 “Laughing Man Mirror”」も。鏡に映る自身の顔がリアルタイムで“笑い男”にマスキングされてしまうハッキング体験ができる。

カットごとの制作資料を収めた「カット袋」を、来場者が開いて楽しむ「手で掘り起こす記憶 “Analog Dig”」(有料体験・チケット価格2000円)も。開封した「カット袋」に収められた複製原画は持ち帰ることもできる。

攻殻機動隊シリーズに登場する「タチコマ」と「ロジコマ」の模型もあり、フォトスポットとしてもおすすめ。

〇GALLERY C:本展限定ショップ

150種類を超える本展オリジナルの公式グッズを扱うショップ。Tシャツ、スウェット、フーディー、キャップなどのアパレルアイテム、ぬいチャーム、ポスター、ステッカーなどラインアップが豊富で、初の商品化となるアニメ原画を使用した展覧会オリジナルグッズも販売。

等身大の草薙素子のフィギュア(132万円)や、伝統の箔を用いた工芸作品(13万2000円、55万円)といった高額商品も。

【AJの読み】先端技術を駆使したインスタレーションやARグラスで「攻殻機動隊」の世界を没入体験

先端技術を駆使したインスタレーションや空間演出で、攻殻機動隊の世界観を没入体験できるのが本展の大きな特徴。さらに深くダイブ体験したい人には、ARグラスを装着してタチコマの電脳通信による原画解説を聞きながら展示会場を巡る「電脳VISION」(有料・事前予約制/オンライン販売1,500円、当日会場窓口1,700円)がおすすめ。

アニメの世界の「電脳通信」を体験できる「電脳VISION」は、会場内各所にあるタチコマを専用デバイスでスキャンすると作品の解説が流れる。タチコマ同士が会話するような微笑ましいシーンもあって、より深く展示会を楽しめる。ちなみに「電脳VISION」開発者のKDDI 砂原哲氏によると、特におすすめは夜の時間帯だとか。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー8階にある「TOKYO NODE CAFE」では、本展の開催期間中にコラボレーションメニューを提供。

攻殻機動隊シリーズに登場する「フチコマ」「ウチコマ」のイメージカラーのグルメバーガー「フチコマレッド」「ウチコマグリーン」(各2500円)、笑い男のラテフォームが施された「笑い男ラテ」(850円)、「タチコマ」をモチーフにしたクリームソーダ「タチコマフロート」(1,500円)といったカフェメニューが充実。

筆者はウチコマ推しなので「ウチコマグリーン」と「タチコマフロート」を試食。国産牛を使ったグルメバーガーはボリューム感があり食べ応え十分。

「タチコマフロート」はヨーグルトとラムネのさっぱりとしたシャーベットと、S.A.C. 2nd GIGでの印象的なシーンに登場する「りんご」味のソーダが相性抜群。さっぱりとした飲みやすさで、普段はあまり甘いドリンクを飲まない筆者も一気飲み!

さらに、「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」でバトーが愛飲する「サン・ミゲール」(1000円)、「フチコマ」「ウチコマ」カラーの「フチコマ ビール」「ウチコマ ビール」(各1,200円)も。ハンバーガーとセットにすれば200円引き。

世界観を没入体験し、制作に関わる膨大な資料を見ることができる本展は、より深く攻殻機動隊を知る絶好の機会だろう。

欲を言えば、筆者は菅野よう子氏が担当したS.A.C.シリーズの音楽に大きなインパクトを受けたため、音楽に関連する展示・体験や、長年、草薙素子役を務め2024年に61歳の若さで逝去した田中敦子氏に関する展示があれば、さらに良かったと感じた。

(C)士郎正宗・講談社/攻殻機動隊展Ghost and the Shell製作委員会

取材・文/阿部純子

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