食材を包装し、冷蔵保存するのに重宝する「食品用ラップ」。
便利なキッチンの必需品だが、使用時に巻き戻ることがあるのが玉に瑕。いったんそうなると、ラップの引き出しに難儀し、クシャクシャになったりしてストレスがたまる。
ラップメーカーは、粘着テープを使う解決法を教えているが、やはり面倒。筆者はそれが嫌で、コスパ的には割高になるが、フリーザーバッグを使っている。
実は、この巻き戻りを防止するグッズが先般発売された。発明学会が主催する「第29回 身近なヒント発明展」にて優秀賞を受賞したものだという。
さっそく買い求め、使ってみることにした。

静電気の原理を応用
このグッズの名称は「ラッププレート」。メーカーの(株)クリエックスは、初めて聞く会社。調べると、食品用ラップ関連の製品を開発・販売している老舗企業である。これまで筆者のアンテナに届いていなかったのは、業務用がメインだからだ。
「ラッププレート」は、一般ユーザー向けの商品となり、同社のオンラインショップで販売されている。ラップの箱の大きさに応じて22cmと30cmの2サイズがあり、価格はそれぞれ1100円、1200円となっている(送料無料)。
他にも「サランラップ専用」などバリエーションがあるが、ここではベーシックな22cmタイプを試してみる。
これは、中央に大きな切り欠きのある細身の形状で、素材は白い部分がポリプロピレン、透明な部分がアクリルとなっている。
透明部分が溝を形成しており、この溝をラップの箱に差し込む。牙に見える突起部は、ラップをつかみやすくするためのもの。


仕組みとしては、取り出したラップは、白い部分に静電気の作用で貼り付き、巻き戻りを防ぐというもの。単純な仕掛けだが、なぜかラップが貼り付かない……。

便利だが価格がネックか
説明書きを改めて読むと、取扱上の注意として「ポリエチレン系フィルム(安価ラップ)は、くっつきません」と書いてあった。そう……まさしくこのラップは、100円ショップで購入したポリエチレンのラップ。
というわけで、スーパーにひとっ走りして、ポリ塩化ビニリデンの「NEW クレラップ」を買い求めた。こちらでやってみたところ、ピタッと貼りついた。

「貼りついた」と言っても、力も入れずに?がれる程度の弱いものだ。「大丈夫かな……」と思いつつ、角度を変えながら、ラップを引き出してはカットするのを繰り返し、検証した。

いずれのカットの時点でも、ラップは「ラッププレート」に貼り付いた状態を保持し、巻き戻りを防いでいた。

かつて巻き戻りの「災難」に何度も見舞われた筆者は、「なるほど~これは便利」と妙に感じ入った。
では、万人におすすめかと言われれば、1100円という価格が微妙に割高感があるのがネック。ラップの巻き戻りは、このグッズがなくても、ふたをしっかり押さえてカットするコツさえ踏まえれば、おおむね防止できる
。巻き戻りの大半は、急ぎながら台所仕事をして、うっかり押さえなかったパターンが大半であろう。つまり、うっかりさんならおすすめ、忙しくてもふたを押さえるタイプなら、購入するほどではないかなというのが正直なところだ。
・クリエックス公式ECサイト:https://creax.theshop.jp
撮影・文/鈴木拓也
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