連載/山田美保子の「ギョーカイ裏トレンド図鑑」
テレビでは『マツコの知らない世界』(TBS系)や『ベスコングルメ』(同)で「そば通アーティスト」としてつとに有名。雑誌『DIME』の好評連載『DEEN池森秀一の蕎麦ログ』で、日本全国を巡り、美味しい蕎麦店を紹介していたことでも知られ、CD総売上げ1500万枚以上を誇る〝二刀流〟アーティストがDEENのボーカリスト、池森秀一さんだ。
リアル〝そばChatGPT〟として知られる池永さん
2025年12月14日に放送され、3度目の出演となった『ベスコングルメ』でも、「麒麟」の川島明さんが、「条件をいくつか出せば、(池森さんの)そばGoogle、そばAI、そばChatGPTが絶対に導き出してくれる」と言い、ゲストの「3時のヒロイン」福田麻貴さんと共に〝好み〟をリクエスト。これは業界内では「DEEN池森 蕎麦診断」とも呼ばれており、池森さんはアッという間に2人に対し、選りすぐりの蕎麦の名店を導き出した。
ちなみに、この日、池森さんが福田さんにオススメしたのは静岡県三島市の『江戸変わりそば 飯嶋』。川島さんには長野県朝日村の『もえぎ野』だった。
こうした各地の名店の前で店主と記念撮影した写真を所蔵する池森さんの人気アーティストならではのサービス精神と〝蕎麦愛〟が存分に見られた30分。ラストは東京神田の都営新宿線「小川町」駅から徒歩3分の『越後 妻有(つまり)庵』で、昔からミュージシャンには特に愛されている〝へぎそば〟と、「栃尾揚げねぎ味噌」が紹介された。
昨年オープンした日本武道館店も大人気の『SOBA CAFÉ IKEMORI』

そんな池森さんは2022年6月には、つなぎを使わない十割そばの創作メニューや、ワイン、スイーツなどを提供する『SOBA CAFÉ IKEMORI』をオープン。お土産にできる『池森そば』ブランドの乾麺や、そばつゆも大人気だ。
こちらはDEENの所属事務所『グッデイ』の自社ビルの1階メインフロアを改装して作られていることもあり、音楽業界の皆さんが打ち合わせを兼ねて、ランチタイム、ディナータイムに関わらず立ち寄るし、全国からDEENのファンの皆さんが駆けつけている。
2025年にはなんと、多くのミュージシャンの〝聖地〟日本武道館に2号店をオープン。こちらもアーティストや音楽関係者、ファンの皆さんが駆けつけ、早くも超人気店だ。
もともと池森さんは〝体調管理〟の一環で蕎麦を食べ始め、56歳になった現在もスリムな体型と、1993年リリースの大ヒット曲『このまま君だけを奪い去りたい』や、1994年リリースの『瞳そらさないで』の頃と変わらぬ歌声をキープしている。
ツアーのたびに全国の蕎麦店を回り、自宅でもランチには乾麺の蕎麦を常食している池森さんの「蕎麦で健康に」というライフスタイルは、同年代や先輩にあたるアーティスト、そして後輩たちにも影響を与えているところだ。
業界人の間でも話題!カップ麺『革命そば』が登場

そんな『池森そば』からついにカップ麺、その名も『革命そば』が登場し、業界人が差し入れに使ったり、自宅用に購入したりしてトレンドになっている。「昨年の大晦日、年越しそばとして、この『革命そば』を利用したら家族に大好評だった」というレコーディングディレクターもいるほどだ。
『SOBA CAFÉ IKEMORI』の人気メニューでもあり、「初めてのお客様」に店員さんがオススメすることでも知られる『革命そば』をカップ麺として見事に再現しており、湯戻し時間5分の中細ストレート、ノンフライ麺。そば粉には「常陸秋そば」(そば粉に占める割合は20%)を使用している。
ブラックペッパーが効いていて、パンチがありながら、上質な鰹節と、ダイス状の鶏肉とネギの〝かやく〟、そして甘めで鰹節の風味が効いた〝つゆ〟が添えられていた洒落た味。値段は税込350円と、カップ麺の中ではかなりの高額だが、「蕎麦愛に溢れる、あの池森さんプロデュース」という話題性の高さと、『SOBA CAFÉ IKEMORI』に足を運べない方たちが「まずはカップの『革命そば』から」と手を伸ばしている。

本業では、『DEEN LIVE JOY-Break27~ROCK IN CITY~』ツアーを開催中で、4月30日には『SOBA CAFÉ~』を有する『日本武道館』公演が決定しているDEEN。各会場で池森さんによる〝愛ある蕎麦トーク〟が聞かれるのは間違いなさそうだ。

文/山田美保子
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DEEN池森秀一さんが作った乾麺の常識を覆す創作蕎麦レシピ本が話題
90年代のJ-POPシーンを象徴するロックバンドとして知られるDEENのボーカル・池森秀一さんは15年以上、365日ほぼ毎日食べ続けるほど、こよなく蕎麦を愛するオタクです。人気テレビ番組「マツコの知らない世界」や「家事ヤロウ」への出演で、その偏愛ぶりをご存じの方も多いのではないだろうか。
そんな池森さんと日本を代表する料理人「分とく山」の野﨑洋光さんが乾麺蕎麦を使った創作料理で夢の競演が実現。それぞれが考案したオリジナルの乾麺蕎麦レシピ50点を、蕎麦に対する熱い思いやこだわりとともに紹介するレシピ本『分とく山・野﨑洋光監修 DEEN池森の「創作」乾麺蕎麦レシピ』が人気となっている。

DEEN池森秀一さんと分とく山・野﨑洋光さんが考案した乾麺蕎麦を使った創作レシピは50点。温かい蕎麦、冷たい蕎麦、つけ蕎麦のレシピを共通のテーマで提案しています。さらに、両氏の蕎麦談義や全国の絶品乾麺蕎麦も紹介しています。
誰でも家庭にある食材を使って、簡単に作ることができる乾麺蕎麦。そんな身近な料理が、池森さんと野﨑さんの手にかかると、異次元のおいしさに生まれ変わります。乾麺蕎麦の常識を覆す絶品レシピは、一度食べるとやみつきになること間違いなし。ぜひ、ご家庭でトライしてみてください。

『分とく山・野﨑洋光監修 DEEN池森の「創作」乾麺蕎麦レシピ』







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