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20歳のカーライフ、約半数が「クルマは単なる移動手段の道具」

2026.02.01

若者の車離れが言われて久しいが、いまの20歳の車に対する意識はどのようになっているのか。ソニー損害保険は、2005年4月2日から2006年4月1日生まれの人に『20歳のカーライフ意識調査』としてインターネットリサーチで調査を実施した。

この調査は、2022年まで『新成人のカーライフ意識調査』として実施されてきたが、2022年4月の成年年齢引き下げに伴って、2023年から『20歳のカーライフ意識調査』とタイトルを変更して行われている。

普通自動車免許所有者は回答者の約5割

この調査では、普通自動車運転免許を持っている人は「普通自動車免許を持っている(オートマ限定)」(39.8%)と「普通自動車免許を持っている(マニュアル)」(11.5%)を合わせて約5割だった。

「現在、教習所へ通っている(オートマ限定)」は3.1%、「現在教習所へ通っている(マニュアル)」は3.2%、「時期は決まっていないが取得予定」は19.5%で、運転免許取得予定と回答した人の割合は25.8%になった。所持している免許の種類を性別でみると、「普通自動車免許(オートマ限定)」は男性が36.4%で女性が43.2%で、「普通自動車免許を持っている(マニュアル)」は男性が15.4%で女性が7.6%だった。オートマ限定とマニュアルでは、所持率の逆転があった。

運転免許保有率を居住地別にみると、市・区における人口ランキングの上位都市である北海道札幌市、東京都23区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市を「都市部」として、それ以外を「地方」とした場合、都市部では46.8%と地方(52.8%)と比較して6.0ポイントほど低くなった。運転免許保有率を過去の調査結果と比較すると、2023年が61.2%、2024年が56.2%、2025年が53.5%、2026年が51.3%と3年連続で下降していた。

車(バイクを除く)の所持については、「自分の車を持っている」は13.2%で「自分の車を購入する予定がある」は14.6%、「購入する予定はないがいずれは欲しい」は39.4%だった。それを合計した車の所有に肯定的な人の割合は67.2%で、「購入するつもりはない」と答えた人は32.8%だった。

マイカーを“残クレ”で買う人は購入予定者の15.8%

「自分の車を購入する予定がある」と「購入する予定はないが、いずれは欲しい」を合計した購入予定または購入意向がある人は54.0%で、半数以上が購入に前向きだった。自分の車を持っているマイカー所有率を男女・居住地別にみると、男性は都市部が15.0%で地方が13.7%と都市部のほうが高かった。だが女性は、都市部が10.0%で地方が13.2%と地方のほうが高かった。

自分の車を持っている人や購入する意向がある人に車の入手を質問すると、自分の車を持っている人(132名)では「(自分で)ローン購入(残価設定クレジット除く)」が34.8%で最多だった。2位以下は「(自分で)一括購入」(27.3%)、「家族に買ってもらった」(18.9%)、「家族から譲り受けた/譲り受ける」(15.9%)、「(自分で)残価設定クレジット(残クレ)」(3.0%)というランキングになった。

「(自分で)一括購入」、「(自分で)ローン購入(残価設定クレジット除く)」、「(自分で)残価設定クレジット(残クレ)」、「(自分で)カーリース・サブスク)を合計した自分で買った人は65.2%だった。“マイカーは自分で”と考えて、購入資金を自分で用意する人が多数派のようだ。

自分の車を購入する予定がある人(146名)では、「(自分で)ローン購入(残価設定クレジット除く)」(48.6%)が最多だが、「(自分で)残価設定クレジット(残クレ)」(15.8%)にも回答が集まり、自分で買う人が82.9%だった。購入する予定はないがいずれは欲しい人(394名)でも「(自分で)ローン購入(残価設定クレジット除く)」(38.1%)が最多で、自分で買おうと思っている人は74.6%だった。

車の価値は「単なる移動手段としての道具」が約半数

全回答者に自分にとっての車の価値を質問すると、「単なる移動手段としての道具」(51.5%)が最多で約半数が回答した。それに「運転することそのものを楽しむもの」(21.5%)、「家族・友人・恋人などとの時間に楽しみをもたらすもの」(17.6%)、「自己表現の手段・ステータスシンボル」(8.4%)が続いた。

居住地別では、「単なる移動手段としての道具」は都市部が44.8%で地方が53.7%と地方のほうが8.9ポイント高かった。「運転することそのものを楽しむもの」と回答した人は、都市部が27.2%で地方が19.6%と都市部のほうが7.6ポイント高くなった。運転免許の保有状況・運転免許の種類別では、マニュアル運転免許保有者は「運転することそのものを楽しむもの」が42.6%と運転免許非保有者(15.8%)やオートマ限定運転免許保有者(22.4%)と比較して高い割合になった。

車を購入しない理由は車以外のことにお金を使いたいなど

自分の車を購入するつもりがない人(328名)の車を購入しない理由は、「車以外のことにお金を使いたいから」と「交通事故が怖いから」(いずれも25.0%)がもっとも高かった。ほかには「公共交通機関で十分だから」(24.7%)、「維持費が高いから」(22.0%)、「交通トラブルが怖いから」(18.6%)といった理由が上位になった。

居住地別では、都市部は「公共交通機関で十分だから」が29.2%と地方(23.0%)と比較して6.2ポイント高かった。都市部には、電車やバスなど多くの交通機関があるので移動に困るケースが少ないため、マイカーを持たなくても生活に支障がないと考える人が多いことが持たない要因になっている。

危険運転に遭遇しないか不安を感じるが約6割

全回答者に車やドライブに対する意識について、どの程度あてはまるか質問すると、「車に興味がある」では、「とてもあてはまる」は13.6%、「ややあてはまる」は16.4%で、あてはまる人は3割だった。「まったくあてはまらない」は21.0%で「あまりあてはまらない」は20.8%で、あてはまらない人は約4割になった。

性別では、あてはまる人の割合は男性が35.6%で3人にひとりの割合になったが、女性は24.4%で4人にひとりの割合にとどまった。「ドライブをすることが好き」では、あてはまる人は41.1%、あてはまらない人は32.2%だった。「危険運転(あおり運転・逆走など)に遭遇しないか不安を感じる」では、あてはまる人は59.4%、あてはまらない人は17.2%になった。

46.9%が車を所有する経済的な余裕がないと回答

全回答者に車の所有・若者の車離れに関する意識や車に対する希望について質問すると、「車を所有する経済的な余裕がない」であてはまると回答した人は46.9%で、あてはまらないと回答した人は23.5%だった。

「車を所有しなくてもカーシェアで十分だと思う」では、あてはまる人は24.6%で、あてはまらない人が39.9%、「若者の車離れとは自分自身のことだ」では、あてはまると回答した人が33.4%で、あてはまらないと回答した人が35.5%だった。「メーカーにもっと若者向けの車を作ってほしい」では、あてはまると回答したのは40.0%であてはまらないと回答したのは22.8%だった。

36.1%がサステナブルな車を所有している人は格好いいと思う

全回答者に車の装備や性能に対する意識を質問すると、「ドライブレコーダーは必需品だと思う」があてはまる人は64.7%で、「サステナブルな車を所有している人は格好いいと思う」があてはまる人は36.1%だった。「車を所有するならEV(電気自動車)がいいと思う」では、あてはまると回答したのは23.2%だった。

若者のクルマ離れが進んでいると言われるが、調査では免許の取得率が3年連続で下落しており、特に交通網の発達している都市部では車の所有がコストに見合わないと考える若者は多そうだ。

一方でドライブレコーダーを必需品と考える人が6割を超えており、運転時のリスク管理にも配慮が必要だと考えているようだ。住環境で車との付き合い方は違うと思うが、運転する楽しみを多くの若者が実感すれば、車人口は増えていきそうだ。そのためにはサステナブルへの配慮や若者向けの車などが必要かもしれない。

『2026年 20歳のカーライフ意識調査』概要

調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする2005年4月2日~2006年4月1日生まれの男女(男性500名、女性500名)
調査地域:全国
調査期間:2025年11月7日~2025年12月3日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:1000サンプル(有効回答から1000サンプルを抽出)
実施機関:ネットエイジア

出典:ソニー損害保険

構成/KUMU

30年以上暮らした東京から実家に戻った地方在住フリーライター。得意分野は、ゲーム、アニメ、マンガやIT&デジタル関連など。自宅でリモート取材や自宅作業が増えたので、20年以上ぶりにフル自作PCを作成して活用中。最近の取り組みは、実家で発掘したセガマークⅢ以降の昭和から平成のゲーム機が動くか点検すること。

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