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「英語レベルがビジネス以上」の人材とそうではない人の年収、最大319万円の差があることが判明

2026.01.30

AIが目覚ましい発達を遂げ、AI翻訳がビジネスの現場で日常的に使用されている今。ビジネス環境における「英語力」にはどの程度の価値があるのだろうか?

ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガルのための転職・求人情報サイト「Daijob.com」を展開するヒューマングローバルタレントはこのほど、同サイト登録者の英語力および企業からのスカウトデータをもとに、英語力が年収・キャリアに与える影響について独自調査を行い、その結果を発表した。

本調査は、Daijob.comに掲載している企業からスカウトを受けた日本国籍で20代~50代のDaijob.com登録者23,626人(男性・8,660人 女性・14,966人)を対象としている。

企業からスカウトを受けた人材の78%以上が英語レベルはビジネス会話以上

Daijob.com登録者で企業からスカウトを受けた人材(日本国籍)は、78%以上が「英語レベルビジネス会話以上」で、男女別にみると女性の割合が63%と多く、年代別では30代の割合が41%と最も多い結果になった。

2025年度の調査対象人数は、2024年度と比べて全体で4,335人増え、グローバル人材のニーズは増加傾向が続いている。男女別の内訳は、2024年度と比べて男性が601人増加したのに対して、女性は3,734人増加し、24年度から引き続き、女性が大幅に増加傾向にある。

英語力の違いによる年収差は50代の男性が1.3倍(228万円)、50代の女性では1.9倍(319万円)

これまでの調査同様、今年度の調査でも、企業からスカウトを受けた人材の平均年収を比較すると、「英語レベルがビジネス以上」の人材は、国税庁が公表した平均年収と比較して、大幅に高い年収になっていることが明らかになった。特に、50代の男女において、英語力が年収に大きな影響を与えていることが特徴的だ。

男性50代では、「英語レベルがビジネス以上」の平均年収が、国税庁の調査結果と比較して、1.3倍(228万円差)高い水準にある。一方、女性50代においては、同条件で1.9倍(319万円差)と、さらに顕著な年収差が見られた。この傾向は、これまでの調査結果とも一致しており、女性における英語力の影響が特に顕著であることを示している。

最終経験職種別の平均年収を英語力別で比較すると「エグゼクティブ/経営」が215万円で1.3倍の年収差

最終経験職種別に英語力を基準に分けた場合、最も平均年収差の金額が大きかった職種は、「エグゼクティブ/経営」で1.3倍(215万円差)となった。最新情報を即座に経営判断に反映できる「エグゼクティブ/経営」ポジションは、企業の競争力を直接左右するため、高い報酬が支払われる。

次に大きな差が開いたのは、「金融/銀行/証券/投資/保険/その他金融関連職種」で、1.4倍(183万円差)。高度な金融商品(ストラクチャード・ファイナンスやESG投資など)は、海外の専門家や法務・税務チームと連携して組成されることが多いため、英語力の有無によって年収差が開くと推測する。

最終経験職種別の平均年収を英語力と年代別で比較すると、最も差が開いたのは「金融/投資/保険/その他金融関連職種」の40代で284万円、1.5倍の年収差

最終経験職種別に、英語力と年代別に分けて比較すると、最も平均年収差の金額が大きかった職種は、「金融/銀行/証券/投資/保険/その他金融関連職種」で、1.5倍(284万円差)となった。

専門性が高く、もともとの年収レンジが高い職種ほど、英語力の有無による年収差が拡大している。上位を占める金融、エグゼクティブ、コンサルティング職では、いずれも年間200万円以上の差が生じている。これは、AI翻訳が普及した現代においても、「高度な専門知識×直接交渉力」の掛け合わせが、市場価値を決定づける最大の要因であることを示している。

日本は生成AI利用率が低い一方、高年収層は利用率が高い

総務省の調査(2025)では、日本国内の生成AI浸透度は諸外国と比べ低水準にある。しかし世帯年収別で見ると、1,000万円以上の層では利用率が42.1%に達しており、高年収層ほどAIを生産性向上の手段としていち早く取り入れている実態がうかがえる。AI翻訳がインフラ化する時代だからこそ、単なる翻訳作業をAIに任せ、人間は「専門性」と「英語力による直接交渉力」を磨く。この「専門性×AI活用×英語力」の掛け合わせが、これからのキャリア形成の重要なポイントとなりそうだ。

調査結果を受けて…ヒューマングローバルタレント株式会社 代表取締役 / 一般社団法人外国人雇用協議会理事 横川友樹氏

本調査結果は、テクノロジーが進化する現代においても、「自らの言葉で交渉できる英語力」が強力なキャリアの武器であり続けることを示しています。そもそも日本の労働人口において、ビジネスレベル以上の英語力を有する“日本人バイリンガル”は10%以下といわれる極めて希少な存在です。この希少性に対し、企業のグローバル展開による需要は拡大し続けており、これが50代や金融専門職に見られる顕著な年収差の要因となっています。希少な「英語力」と「専門性」を掛け合わせられる人材こそが、これからの時代により高い市場価値を発揮します。当社は、そうしたバイリンガルプロフェッショナルが正当に評価され、グローバル市場で飛躍できるよう、引き続き支援を強化してまいります。

<プロフィール>
2007年に早稲田大学スポーツ科学部卒業。株式会社ベイカレント・コンサルティングにてビジネスプロデューサー職を担当後、2010年よりヒューマングローバルタレント株式会社にて勤務。メディア営業部、事業推進室、人材紹介部にて営業・マーケティング業務を経て、2020年より現職。グローバル人材の採用において、1,200社以上に携わってきた経験を活かし、当社主催イベントをはじめ、経済産業省、厚生労働省が後援するビジネスサミットに多数登壇するなど、グローバル人材の転職市場に深い知見を持っている。

【本調査の概要】
【期間】2024年10月~2025年9月 【機関】ヒューマングローバルタレント株式会社
【対象】Daijob.comに掲載している企業からスカウトを受けた日本国籍で20代~50代のDaijob.com登録者
【人数】23,626人(男性・8,660人 女性・14,966人)【方法】Daijob.com登録者データから抽出

【本調査対象者の属性詳細】

出典元:ヒューマングローバルタレント株式会社

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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