1月12日、日本初(おそらく世界初)のゲームイベント「トイゲームカップ」が東京・池袋で開催された。今回はそのレポートをお届けする。
一人で楽しめるトイゲームをみんなで競う!
テレビ、タブレット、スマホなどの画面を使い、移動時間の車内や自分の部屋で1人プレイ。そんなスタイルが主流となった今、あえてリビングなどに家族や友人が集まってワイワイ楽しむゲーム(トイゲーム)の大会を行なう。そんなエッジの効いた企画に興味を持った筆者は、大会の取材を申し込み…ではなく参加を申し込んだ。すると、大会主催者より【当選】のメールが届いたのだ。
大会で使われたゲームは、以下の9種。
●『野球盤3Dエース スーパーコントロール』(エポック社)
●『オートリオ』(カワダ)
●『黒ひげ危機一発』(タカラトミー)
●『ジェンガクラシック』(ハズブロ)
●『ミスターダイヤモンド』(ハナヤマ)
●『スーパーイタイワニー』(バンダイ)
●『ウノ ハンパねぇ!』(マテル・インターナショナル)
●『ブタミントン』(メガハウス)
●『ストライク』(ラベンスバーガージャパン)
参加するのは3人1組で構成された16のチーム。4チームずつ4つのブロックに分かれて予選リーグを戦い、上位1チームが決勝トーナメントに進出するという方式。野球盤などの1対1でプレイするゲームもあるため、ブロック内の4チームが一斉に同じゲームで勝負するのではなく、1チームvs1チームという形式だ。
友達の少ない筆者はDIME編集部にヘルプのメール。なんとか2人に来ていただき「ワタナベーズ」なるチーム名とし、会場となる東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場へと向かった。
興味本位で参加したため、事前の対策はルールの確認だけ。勝てる可能性のあるゲームは『黒ひげ危機一発』『スーパーイタイワニー』などの運要素が強いゲームのみ。そんな状況で会場の舞台にあがったが、我々が入った予選Aブロック他のメンバーを見ると我々が入った小さなお子さんのいるファミリーの方が2組もいる。大人げないプレイに徹したら予選ブロック突破の可能性も……。
最初に対戦したのは友人同士という男性3人組。『オートリオ』『ジェンガクラシック』『ストライク』3つのトイゲームで対戦するも3戦全敗。こういったゲームに慣れていると思われる方から1つも勝ち星を上げることができませんでした。
続いては、小さな男の子のいるご家族。まずは『ミスターダイヤモンド』、続いて『ウノ ハンパねぇ!』と、駆け引きがわかると有利に進められるゲームが続いたので、えげつない攻め方をして勝利をもぎ取って行くと、相手チームの男の子の顔がどんどん悲しい感じに。が、最後の運要素100%のゲーム『スーパーイタイワニー』でこちらが負けると、男の子は満面のドヤ顔をこちらに向けてきました。と同時に「そうそう、こういうトイゲームって子どもが大人たちにドヤ顔を見せつけてくるのが魅力の一つだったなぁ」なんてことを再確認しました。もちろん、そんな再確認より3戦全勝とならなかった悔しさの方が大きかったですが。
予選ブロック最後の対戦も、小さな男の子のいるご家族。『野球盤3Dエース スーパーコントロール』『黒ひげ危機一発』『ブタミントン』で対戦。「野球盤」は対戦時間が短いせいもあってか引き分け。人形を飛び出させた方が「勝ち」というルールの「黒ひげ」は「剣を刺そうと思った瞬間、人形の表情が一瞬変化する」というオカルト理論で人形の表情を見切った効果があったのか見事勝利。最後の『ブタミントン』は体力勝負ということもあり惨敗と1勝1敗1分でした。
9つすべてのゲームを戦った結果は3勝5敗1分。残念ながらワタナベーズは予選敗退となりました。
このあと会場ではスペシャルゲストのキンタロー。さんのトークショーが開催されたり、決勝トーナメントが行なわれたりと、たくさんの人たちが笑顔になるイベントとなりました。

いちばん印象的だったゲームは?
9つのゲームの中で印象的だったのは『オートリオ』。このゲームは複雑なルールの三目並べで、複雑がゆえに見落としてしまいがちな相手のリーチ目をいかに見逃さないか、というのがポイントのゲーム。ネット上でも再現しやすそうなゲームですが、このゲームで一番楽しかったのがゲーム後の感想戦。コマを動かしながら「あのときこうしていたら……」といったことを話し合うのはとても楽しく、これも子どものドヤ顔同様、トイゲームの魅力だなと感じました。
第2回、第3回と続けて行くと、今回感じた点以外にもゲームの魅力が次々発見できると思うので、主催者の皆さん、よろしかったらぜひ、次回の開催も検討してください!
取材・文/渡辺雅史







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