冬になると猛威をふるうインフルエンザに対応するため、予防接種を受ける人もいるはずだ。受ける人にも受けない人にも、それぞれの理由がある。ファーストイノベーションは、運営メディア『SES Plus』で『インフルエンザ予防接種に関する実態調査2025』を実施した。
この調査では、SNSを通じて150名のユーザーから得たデータをもとに2025年のインフルエンザ予防接種に対する実態と意識の傾向を分析。
「インフルエンザ予防接種を受ける予定がない」、「毎年受けていない」と回答した層が全体の約7割もいたが、「家族のため」、「職場・学校での必須事項」などを理由に接種を予定・実施している層も一定数いたという。
インフルエンザワクチンを毎年受けていない人は42%
インフルエンザワクチンの2025年の接種状況では、「これから受ける予定」と「すでに受けた」を合わせても3割程度だった。30代から40代を中心に家族や子どもの健康を守る目的で接種を選ぶ傾向が見られて、職場や学校での規定による「制度的接種」も多かった。
ちなみに受けていない理由では、「お金がもったいない」、「病院に行くのが面倒」、「効果をあまり感じない」がトップ3だった。特に20代から40代は「家族全員分の接種費用が大きな負担」と感じている人が多く、コストと手間が最大のハードルになっている。
過去の体験から「毎年打ってもかかる」という経験もハードルになっているようだ。毎年受けていない派では、「健康に自信がある」や「副反応が怖い」といった理由が目立った。迷っている層では、「必要性を判断できない」や「効果がよく分からない」といった曖昧な理由が多く、40代女性は迷いが多い傾向があったという。
年代と性別からも接種に対する傾向を分析
年代によって考え方も違うようだ。20代から30代では、コスト重視の「受けない派」が多かったが、40代から50代になると家族のために受ける派と面倒で受けない派に意見が二極化していた。
60代以上になると、受ける派は「健康意識」や「持病対策」が理由で、受けない派は「効果を信じていない」や「持病で接種できない」など明確な理由があったという。性別では、男性は「面倒」や「効果への疑念」が多く、女性は「副反応への不安」や「家族のための接種」が理由として多く挙がった。
2025年のインフルエンザ予防接種に関する調査は、「受けない人」プラス「毎年受けていない人」が多数派だったが、明確な目的や制度的要請に基づいて接種を選ぶ層も存在していた。接種に対する判断は、個人の価値観に委ねられている現状があり、価値観の“二極化”が浮き彫りになる結果になった。
『インフルエンザ予防接種に関する実態調査2025』概要
調査性別構成:男性/約55%、女性/約42%、無回答/約3%
調査年代:10代~60代以上(主に30~50代中心)
実施期間:2025年10月31日~2025年11月3日
調査方法:SNS上でのアンケート収集
有効回答数:150件
https://www.f-innovations.co.jp/
https://ses-plus.jp/useful/2059/
構成/KUMU







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