多くの人が社会人生活のスタートラインに立つ20代。この先も長く続くであろう人生を見据え、彼らは毎月の給与をどのように運用しているのだろうか?
SMBCコンシューマーファイナンスはこのほど、20歳~29歳の男女(有効サンプル1,000名)を対象に「20代の金銭感覚についての意識調査2026」をインターネットリサーチで実施し、その結果を発表した。ここでは「20代のお小遣い・貯蓄事情」に関する調査結果を抜粋し、紹介する。
20代の毎月のお小遣い 平均32,159円、前回調査から2,446円減少
全国の20歳~29歳の男女1,000名(全回答者)に対し、毎月自由に使えるお金はいくらあるか聞いたところ、「1万円以下」(31.2%)や「2万円超~3万円以下」(13.8%)、「4万円超~5万円以下」(15.7%)に多くの回答が集まり、平均は32,159円となった。前回の調査結果と比較すると、毎月自由に使えるお金の平均は2,446円の減少(前回調査34,605円→今回調査32,159円)となった。
婚姻状況別にみると、既婚男性では11,720円の増加(前回調査27,077円→今回調査38,797円)となった一方、未婚男性では3,764円の減少(前回調査33,905円→今回調査30,141円)、未婚女性では2,989円の減少(前回調査37,484円→今回調査34,495円)、既婚女性では4,441円の減少(前回調査29,888円→今回調査25,447円)となった。
20代の貯蓄額 平均74万円、前回調査から5万円増加
貯蓄状況について質問した。
現時点で、どのくらいの貯蓄ができているか聞いたところ、「50万円以下」(40.8%)に最も多くの回答が集まったほか、「50万円超~100万円以下」(13.5%)にも回答がみられ、調整平均は74万円となった。また、「0円」は20.7%となった。
前回の調査結果と比較すると、現在貯蓄できているお金の調整平均は5万円の増加(前回調査69万円→今回調査74万円)となった。
婚姻状況別にみると、未婚者では2万円の減少(前回調査66万円→今回調査64万円)となったのに対し、既婚者では50万円の大幅増加(前回調査92万円→今回調査142万円)となった。
職業別にみると、会社員では9万円の増加(前回調査122万円→今回調査131万円)、学生では3万円の増加(前回調査24万円→今回調査27万円)となったのに対し、パート・アルバイトでは8万円の減少(前回調査45万円→今回調査37万円)となった。
「現在の貯蓄状況に不安を感じている」69.4%、学生では76.6%
現在の自分の貯蓄状況について、不安を感じているか聞いたところ、「感じている」は69.4%、「感じていない」は30.6%となった。20代の多くが、自身の貯蓄に関して不安感を抱いているようだ。
男女・年代別にみると、不安を感じている人の割合は男性と比べて女性のほうが高くなる傾向がみられ、最も高くなった20代前半女性では73.2%となった。
職業別にみると、不安を感じている人の割合は、パート・アルバイトでは73.6%、学生では76.6%と、会社員(67.7%)と比べて5ポイント以上高くなった。
「老後の生活資金は年金だけでは不十分だと思う」男性では86.4%、女性では91.8%
全回答者(1,000名)に、老後資金や老後の生活に対する考えについて聞いた。
老後資金についてみると、<老後の生活資金は年金だけで十分だと思う>では「そう思う」が10.9%、「そう思わない」が89.1%となった。老後の生活についてみると、<老後が不安>では「そう思う」が71.3%、「そう思わない」が28.7%、<老後が楽しみ>では「そう思う」が15.1%、「そう思わない」が84.9%となった。
男女別にみると、女性では、老後の生活資金は年金だけで十分だと思わない人の割合が91.8%、老後が不安と感じている人の割合が74.6%、老後が楽しみだと思わない人の割合が88.0%と、男性(順に86.4%、68.0%、81.8%)と比べて5ポイント以上高くなった。
仕事をリタイアする年齢までに貯蓄がいくらあれば安心できる? 平均2,214万円、前回調査から245万円増加
リタイア時にあれば安心できる貯蓄額のイメージについて質問した。
全回答者(1,000名)に、仕事をリタイアする年齢までに貯蓄がいくらあれば安心できるか聞いたところ、「500万円以下」(22.4%)や「500万円超~1千万円以下」(14.9%)、「1千万円超~2千万円以下」(16.1%)に回答が集まり、調整平均は2,214万円となった。
前回の調査結果と比較すると、リタイア時にあれば安心できる貯蓄額の調整平均は245万円の増加(前回調査1,969万円→今回調査2,214万円)となった。
「預貯金をしている」が57.0%、預貯金している金額 平均33,214円/月
全回答者(1,000名)に、預貯金の状況、貯蓄型保険の加入状況を聞いたところ、<預貯金>では「している」が57.0%、「していないが、したいと思う」が27.6%、<貯蓄型保険(積立型保険)の加入>では「している」が13.3%、「していないが、したいと思う」が23.9%となった。
預貯金をしている人(570名)に、ひと月あたり、いくらくらい預貯金しているか聞いたところ、平均は33,214円となった。また、貯蓄型保険に加入している人(133名)に、ひと月あたり、いくらくらい貯蓄型保険にお金を払っているか聞いたところ、平均は13,967円となった。
前回の調査結果と比較すると、預貯金している金額の平均は230円の減少(前回調査33,444円→今回調査33,214円)となったのに対し、貯蓄型保険に払っている金額の平均は3,073円の増加(前回調査10,894円→今回調査13,967円)となった。
<調査概要>
◆調査タイトル :20代の金銭感覚についての意識調査2026
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
20歳~29歳の男女
◆調査期間 :2025年11月27日~28日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル
◆調査協力会社 :ネットエイジア株式会社
構成/こじへい







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