「貯蓄から投資へ」という流れが加速する中、投資はもはや特別なことではなくなりつつある。2024年の新NISA制度開始などを経て、私たちの投資に対する意識はどのように変化したのだろうか。
「LINEリサーチ」では、全国の15~69歳の男女を対象に、投資経験や投資を始めた時期、今後の投資意向に関する調査をしたので、結果を紹介しよう。
18歳以上の投資経験は4割強!年代別では30代が最も高く5割強
まず18歳以上の成人男女に、これまでの投資経験や最初に投資を始めた時期を聞いた。(2025年12月調査時点)
※今は取引していない人も、最初に取引した時期について回答してもらった。
※投資とは、株式、投資信託/NISA、FX、iDeCoなどの投資商品の取引や運⽤のことを指す。
全体では、投資経験がある人は4割強という結果に。年代別にみると、30代が最も高く5割強、特に30代男性では6割台半ばの高さであった。
30代はライフステージの変化などにより、将来を強く意識する人も多い年代なのかもしれない。また、40~60代も4割台半ばの高い割合となっている。
投資を始めた時期についての回答では、「今年(2025年)」が7%、「昨年(2024年)」が4%、「2022年~2023年(2~3年前)」が7%となり、[3年以内に始めた]人は2割弱であった。2024年に話題となった新NISAなどの影響もあり、2025年に投資を始めた人も多そうだ。
年代別の傾向をみると、20代では[3年以内に始めた]人の割合が高め、60代では長期的な投資経験者の割合が高めであることが判明。
また、投資経験が最も高かった30代では、「2020年~2021年(4~5年前)」の割合が高いのも特徴だ。
今後の投資意向は5割強。30代が最も投資意向が高く、経験率の高さとあわせて「投資に最も積極的な年代」に
続いて、15歳以上を対象に今後(も)投資をしたいと思うかを聞いたところ、全体では、「ぜひしてみたい」が約3割で最も高い割合となった。
また、「ぜひしてみたい」「ややしてみたい」を合わせた[してみたい]の合計は、5割強という結果に。
一方で、「あまりしたくない」「まったくしたくない」を合わせた[したくない]の合計は2割台半ばに留まり、多くの人は投資に対して前向きな考えを持っている様子がうかがえる。
年代別にみると、[してみたい]の計は30代まで年代が上がるにつれて高くなり、30代をピークに40代以降は徐々に低下していた。「ぜひしてみたい」の割合も、同様の傾向がみられる。
投資経験率が高かった30代では、投資をしたい、続けたいという意向も全年代の中で最も高くなっていた。将来に備えた資産形成や、長期的な運用を意識する人が多いのかもしれない。
グラフにはないが、男女別は[してみたい]人を調べたところ、男性が5割台半ば、女性が4割台後半となり、男性の割合が高くなっている。また、20~40代男性では「ぜひしてみたい」の割合が高く、4割弱~5割弱という結果に。
ライフスタイルの変化や新NISAなどの話題をきっかけに投資を始めた人も多いのかもしれない。今後も生活環境や将来設計に合わせて、投資がより身近な選択肢として広がっていきそうだ。
調査概要
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2025年12月1日~2025年12月2日
有効回収数:3152サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
※出典:LINEリサーチ
関連情報
https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/47981668.html
構成/Ara







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