冬は、空気が乾燥し、暖房器具の使用が増えるため、火災のリスクが高まる季節だ。そこで今回は、ビルコムから届いたニュースレターをもとに、「子どもを火災から守るためのポイント」を紹介する。
「火遊び」を防ぐにはライターの厳重管理がまず必要!
消防庁によると、建物火災での出火原因の内訳は、「こんろ」1,454 件(12.7%)、「電気機器」1,065 件(9.3%)、「たばこ」947 件(8.3%)、「配線器具」825 件(7.2%)、「ストーブ」691件(6.0%)となっている。
空気が乾燥していると、火がつきやすいだけではなく火のまわりも早くなるため、ちょっとした出火が大火災につながることも考えられる。特に子どもがいる家庭で気がかりなのは、「火遊び」や「ストーブ」による火災だ。
火遊びによる火災を防ぐには、「ライターは子どもの手が絶対に届かない場所に保管する」「ライターを使ったら、必ず保管場所に戻す(置きっぱなしにしない)」「子どもには普段からライターを触らせない」「使用済みのライターは処分ルールに従って廃棄する」ことが重要。
子どもは火に興味を持ちやすいが、「火の怖さ」を言い聞かせるとともに、ライターやマッチは子どもが知らない場所に置くようにする。また、子どもの成長に応じて、火の使い方を少しずつ教えていくことも大切だ。
ストーブ火災を防ぐには、「暖房器具の周りを整理整頓する」「燃えやすいものを暖房器具の近くに置かない」「不要な時はこまめに消す習慣をつける」「暖房器具のそうじ・点検をする」「子どもの留守番中はなるべく使用させない(エアコンなどを使う)」ことが重要だ。
床置き型の暖房器具のそばにおもちゃや本など燃えやすいものがあるのを見つけたら、子どもにすぐに注意して片づける習慣をつけることが大切。また、洗濯物の乾燥や調理などにストーブを用いて火災になる事故も起きているので、保護者も注意する必要がある。
さらに、子どもの留守番中はなるべく火災の心配が少ないエアコンなどの暖房器具を使わせることも求められる。なお、電気ストーブでも、可燃物が触れたり、近づき過ぎたりすれば、発火する恐れがあるため、注意が必要だ。
■灯油の誤飲事故は、「置き場」と「うっかり」に注意!
灯油ストーブを使用する家庭では、火災だけではなく灯油の管理にも注意が必要。小さな子どもが灯油を誤飲する事故もたびたび発生しており、保管場所には子どもが来られない場所、触れない場所を選ぶことが大切だ。
誤飲事故が発生するのは、灯油タンクがある場所だけでない。タンクのフタや灯油ポンプを「ちょっと置いただけ」のつもりでも、子どもが口にしてしまう可能性もあるので、給油作業のときは、フタ類やポンプを慎重に扱う必要がある。
また、床や壁に飛び散った灯油が手についたりすれば、舐めてしまうことも考えられるため、飛び散った灯油がないかチェックし、少量でも丁寧に拭き取ることが求められる。
構成/立原尚子







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