災害時、地震などの被害のほか、停電する可能性がある。すでにLEDランタン、懐中電灯などを用意している人も多いはずだが、LEDランタンを各部屋に設置しておくのが理想とはいえ、廊下、階段など、真っ暗な中の移動の安全は確保しにくい。ひとつの懐中電灯を誰かが持って歩けば、ほかの人は懐中電灯の明かりを使えないことにもなるわけだ。
そこで、わが家が導入しているのが、工事不要の電池式人感センサーフットライトだ。amazon、楽天市場などで、3個1500円程度で入手できる。例えば6LED、検知範囲120度×3~6m。単4アルカリ電池×3本使用のスペックで、LEDライト本体(背面に磁石付き)と壁に貼り付ける鉄板プレート(背面は粘着テープ)付きという構成だ。日中、明るいときは反応せず、暗くなると人感センサーによって点灯。約20秒後に自動消灯するメカニズムである。停電時はもちろん、普段の夜の暗闇での足元の安心・安全に役立つ。
日中の彩光やペットの往来を考慮して位置決めは慎重に
わが家では6か所に設置しているが、設置方法にはコツがある。まずは位置決めだ。これは日中と夜に確認したい。日中でも薄暗くなる場所は避けたほうがよく、また、ペットが頻繁に往来する場所も避けたほうがいいだろう。日中でもセンサーが反応して無駄に点灯し、ペットが頻繁に通ると電池の消耗が激しくなるからだ。そして、玄関に入ったとき、部屋から廊下を経てトイレ・・・など、停電時に足元がおぼつかなくなる動線上の適切な位置をしっかり確認し、仮止めして点灯を確認してから決めることが重要だ。仮止めを推奨する理由は、購入した人感センサーフットライトは、鉄板プレート裏の粘着テープが強力で、一度貼り付けると剥がすのが大変だからである(とくに木材に貼り付ける場合。ザラザラした壁紙なら剥がすのは比較的容易)。
加えて、この人感センサーフットライトの場合、センサーの範囲はセンサーから左右120度、約6m(実際には設置環境によってそうとも言えなさそうだが、家庭内の使用の反応としては十分)。したがって、真横からは反応しないため、壁下に取り付ける際、動線との見極め、点灯確認が必要。仮止めして実際に歩いてみて、どう反応するかをチェックしてから本設置するようにしたい。
非停電時でも壁の照明スイッチを押すことなく足元が明るくなり照明の電気代節約にも効果的
電池式の人感センサー式フットライトを玄関、廊下、階段などに取り付けてみて1か月たち、まだ停電を経験していないものの、日常的にも、夜、寝室から廊下を経てトイレに行く、夜、外から真っ暗な玄関に入り、照明をつけるまでの時間・・・といった場面で人感センサー式フットライトは大活躍。夜、寝室から廊下を経てトイレに行く際も、わざわざ壁のスイッチを押し、廊下の天井照明を点灯する必要がなくなり、電気代の節約にもなりそうなのである。
これは便利!!と感じたことは、人感センサーフットライトが、壁に貼り付けた鉄板と磁石だけで固定されている点だ。つまり、本体を外すのはわけなく、単体で持ち歩け、状況によってどこかに仮移設することも可能であり、壁に固定されているわけではないので、本体背面から行う電池交換も楽々(裏蓋を回すだけで開く)ということだった。
家の中の6か所の設置でも初期費用は4000円ほどで済む
3個で1500円程度だから、わが家のように2セット買って、停電時の足元、移動の安全のために、あちこちに設置しておくことをお薦めしたい。ちなみに、amazonで電池式の人感センサーフットライトを2セット(1599円×2)と、10年保存液漏れ防止の単電池20本(867円。実際に6個の電池式の人感センサー式フットライトに使うのは18本)を購入しても4065円(amazonで3500円以上なので送料無料)で、普段の暗闇から停電時の足下の明かり、安心・安全が守られるのだから、安いものではないだろうか。もちろん、照明のない納戸、物置に設置しても役立つはずだ(開口部の正面に向かって設置すればすぐ点灯する)。※価格は2026年1月15日現在
筆者が購入した電池式の人感センサーフットライトパッと白く明るい「昼白色」タイプだが、ウォーミーな光となる「電球色」も選べる。なお、防水ではないので屋内専用。屋外では使用不可であることをお断りしておきたい。
文・写真/青山尚暉(防災研究家)
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