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「iPhone Air」が売れないのはなぜ?販売不振から読み解くユーザーニーズとの間に生じた「ズレ」

2026.02.08

iPhoneシリーズの新たなラインナップとして注目されていたiPhone Air。その注目度とは裏腹に、市場では厳しい評価を受けている模様です。本記事ではiPhone Airがなぜ売れないのかを深堀していきます。

2025年、5.64mmという驚きの薄さで世間の注目を浴びたiPhone Air。新iPhoneシリーズの主役かと思われたデバイスですが、意外にもその売れ行きは芳しくなく、大幅な減産まで報じられています。

2025年のトレンドとも言われていた薄型スマホ。なぜiPhone Airは販売不振に陥ったのでしょうか。本記事では、iPhone Airが示す価値とユーザーニーズとの間に生じている「ズレ」に着目します。

2025年に大きな注目を集めたiPhone Air

2025年9月、Appleは新たなiPhoneのラインナップとして「iPhone Air」を発売。従来のiPhone、iPhone Pro、iPhone Pro Maxという3つのラインに加わった4つ目の新モデルとして、市場に大きなインパクトを与えたことは間違いありません。

まずは、iPhone Airの特徴と現状、スマホの薄型化というトレンドについて解説します。

■iPhone Airの特徴

iPhone Airの最も大きな特徴はやはり本体の「薄さ」です。5.64mmという薄さは、同時に発売されたiPhone17の7.95mmよりも2.31mm薄く、手に持っただけですぐに軽快さを実感できる設計となっています。

iPhone17に比べて画面が一回り大きく設計されているものの、重量はiPhone Airのほうが12g軽量に。

エッジ部分の洗練されたデザインも加わり、大画面と軽さを求めるユーザーや、デザイン性を重視するユーザーの心を掴んだものと思われていました。

■2025年のトレンドとなったスマホの薄型化

2025年、スマホのトレンドは「薄型化」の時代となりました。

2025年に登場した薄型スマホは、AppleのiPhone Airだけではありません。Samsung Galaxy S25 Edgeや、アフリカ大陸などで高い人気を誇るTecno社のSPARK Slim、さらにはアウトドアで人気のタフネススマホにも薄型モデルが登場しています。

しかし、韓国メディア「NewsPim」の報道によると、Galaxy S25 Edgeは発売からわずか5ヶ月ほどでEdgeシリーズの廃止を決定したとのこと。iPhone Airと同様、超薄型スマホは思うように売れていなかった模様です。

■2026年iPhone Airにおける厳しい現状

Apple製品の最新ニュースを届ける海外の有力ウェブサイト「MacRumors」では、2025年10月の時点でサプライチェーンによるiPhone Airの生産を80%削減し、同年12月にはiPhone Airの再販価格が劇的に下落していると報じられています。

日本国内でも、2026年1月時点で大手キャリアが実質負担価格を2万円台の破格で提供したり、条件を満たすことによって実質12円程度で購入できるようにするなど、大幅な安売りの対象として扱われている様子が度々目撃されています。

iPhone Airに関して現状は生産停止などといった情報はありませんが、次期iPhone Airが発売されるとすれば、次にご紹介するような課題の解消を期待したいところです。

iPhone Airが販売不振に陥ったと考えられる3つの理由

ここまでiPhone Airの厳しい現状をお伝えしてきましたが、魅力的なデバイスのはずがなぜそのような状況に陥っているのでしょうか。理由は大きく分けて3つ考えられます。

  • 薄さの犠牲となったバッテリーとカメラ性能
  • 機能性に対して拭えない割高感
  • ケースの装着によって薄れる「Air」の魅力

これら3つの「売れない理由」について、具体的に解説しましょう。

■薄さの犠牲となったバッテリーとカメラ性能

iPhone Airの性能に着目する上で気になるのはバッテリー性能です。Apple公式サイトの情報では、iPhone17のビデオ再生時間が最大30時間なのに対し、iPhone Airは最大27時間となっています。

iPhone Airを手にしたユーザーによるレビューをいくつか見てみても、やはりバッテリー性能に物足りなさを感じている方は多いようです。

SNS時代の現代においては、驚異的な薄さよりもバッテリー性能の高さを重視するユーザーが多く、ここで1つの「ズレ」が生じてしまっていることがわかります。

また、iPhone Airの下位モデルとして位置づけられているはずのiPhone17には2眼カメラが搭載されていますが、iPhone Airには1眼のみ。カメラについても、薄さの犠牲となった重要な性能の1つと言えるでしょう。

■機能性に対して拭えない割高感

物価上昇が著しい昨今では、スマホの価格もシビアに捉えるユーザーが多いようです。ここで、2025年に登場したiPhoneシリーズの価格を比較してみましょう。

 iPhone17 iPhone Air iPhone17 Pro iPhone17 Pro MAX 
価格(256GB) 129,800円~ 159,800円~ 179,800円~ 194,800円~ 
ディスプレイ 6.3インチ 6.5インチ 6.3インチ 6.9インチ 
バッテリー性能 (最大ビデオ再生時間) 30時間 27時間 33時間 39時間 
カメラ性能 2眼(メイン/超広角) 1眼(メイン) 3眼(メイン/超広角/望遠) 3眼(メイン/超広角/望遠) 

iPhoneAirはiPhone17よりも3万円高い価格設定です。さらに、iPhone Airの価格に2万円を追加すれば、カメラ性能やバッテリー性能で大きな優位性を持つiPhone17 Proが買える価格設定となっています。

Apple公式サイトで36回払いで購入した場合、iPhone Airの価格に毎月約555円を足すだけで、iPhone Airより6時間分も優れたバッテリー性能と超広角、望遠レンズを備えたカメラ性能が手に入る。そう考えると、iPhone Airの価格で購入を断念するユーザーも少なからずいるのではないかと思います。

■ケースの装着によって薄れる「Air」の魅力

iPhone Airの最大の魅力は「薄さ」と言っても過言ではありません。しかし、その美しいボディを守るためにケースを装着しようと考えるユーザーは多いでしょう。

「薄さを追求したケースでは耐久性が心配」

「ファッション性の高いケースを装着すると厚みが増してしまう」

iPhone Airを手にしたユーザーはこのような葛藤に頭を悩ませることも珍しくありません。

特に日本においては高価なデバイスを無防備に使用できるユーザーは限られており、ここにiPhone Airのコンセプトとユーザーの実態に「ズレ」が生じているとも考えられます。

iPhone Airに関するQ&A

最後にiPhone Airに関するよくある疑問と回答をいくつかまとめましたので、参考にしてみてください。

■Q.iPhone Airで高く売れる色は?

いくつかのスマホ買取サービスを調べてみましたが、色による買取価格の違いはほとんどないようです。(※2026年1月14日時点)ショップの買取状況や在庫状況によっても変わることがあるため、いくつかのショップで相見積もりを取ると良いでしょう。

■Q.iPhone Airを高く売るポイントは?

iPhone Airを高く売るポイントは次の通りです。

  • 付属品を揃える
  • 支払を完済してから売る
  • チリや汚れを綺麗にふき取る
  • 複数店舗で相見積もりを取る
  • バッテリーが劣化しないうちに売る

また、一般的には買取店よりもフリマやオークションの方が高く売れる傾向にあります。手間やトラブルのリスクを許容できるようであれば検討してみてください。

■Q.iPhone Airを売るならどこが良い?

買取価格よりも手軽さや安心感を重視する方は、iPhoneやスマホの専門買い取り業者を利用するのがおすすめです。顧客とのやり取りや発送準備などの手間よりも、価格を重視したい方はフリマやオークションを利用すると良いでしょう。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

職を転々とする自分を変えるべく、2021年にWEBライターとして独立し得意を仕事に。誰にでも理解できる言い回しと見た目の美しさの両立を心がけ、現在は執筆だけでなく校正やメディアの数値分析の実務経験を積んでいる。休日はサイクリングに勤しみ、仕事が終わればひたすら編み物。最近は自転車で手芸屋をはしごし、可愛い毛糸を手に入れては幸せを感じている。

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