PC機能不全問題とは?
PCの電源を入れた後、OSより先に起動するのが、ウイルスの侵入を阻止するセキュリティー機能「セキュアブート」などを備えたプログラムのUEFIだ。現在PCユーザーが不安視する「PC機能不全問題」は、2011年発行マイクロソフトのUEFI証明書が、26年6月に期限切れを迎えることが発端。有効期限切れの証明書でWindowsのPCを起動すると、NVIDIA社が手がけた一部のグラフィックボードが、セキュアブートにブロックされ、起動障害を起こす場合があるという。PCに詳しいライターの平澤寿康さんに機能不全の可能性と対処法を聞いた。
「マイクロソフトは23年に発行された新しい証明書をすでに配布しています。『Windows 11』のユーザーであれば、定期的に『Windows Update』を実行していれば、自動で新しい証明書が適用されていますから、気にする必要はありません。グラフィックボードなどの証明書も更新されるので、起動に影響なく正常にPCを使い続けることができます」
2018年、交換機のソフトウエア証明書の期限切れで起こった、ソフトバンク大規模通信障害の二の舞いは回避できそうだ。
UEFIにはPC起動時の安全性を担保するガードマンの役割も

UEFIで最も重要な機能がセキュアブートだ。正規の署名を持っているかをチェックし、マルウエア侵入のブロックを行なう、いわばPCのガードマン的役割を担う。
対処法はプログラムの更新

Windows Updateはデフォルトで自動更新が有効になっているので手動操作は不要。UEFIが有効になっているかどうかは、「システム情報」を開くと確認できる。
【DIMEの読み】
「UEFI証明書よりも、サポートが終了し、セキュリティー更新プログラムが提供されないWindows 10を使いつづける方が大問題」と平澤さん。ウイルス感染によるPC機能不全にはご注意を。
取材・文/安藤政弘 編集/渡辺和博
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