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海外旅行中に日本で地震発生!たまたまダウンロードしていた「災害速報アプリ」に救われた話

2026.01.25

12月8日夜、筆者は日本にいなかった。詳しいことは後述するが、中国・昆明の長水国際空港にいたのだ。

成田発の旅客機に乗り、中国に到着。タラップを降りてバスに乗り、空港施設内に入って入国審査を済ませたのち、預入荷物を受け取った。ベルトコンベアの向こうからやって来るキャンバス生地のバックパックを手に取ろうとした時、筆者のスマホが警報を鳴らした。

青森県八戸市で最大震度6強。

この速報は、スマホのデフォルト機能によるものではない。何しろ、ここは中国。現地当局が日本の地震速報を発出するはずがない。が、筆者は幸いにも『Yahoo!防災速報』をダウンロードしていたのだ。

この記事では、海外渡航先で『Yahoo!防災速報』が大いに役立ったことを書いていきたい。

海外の渡航先で地震発生を知る

筆者は、震度4以上の地震をこの身で経験したことがない。高校生の頃に乗った起震車だけである。

2009年8月の駿河湾地震では、筆者の地元静岡市は震度5強の揺れに見舞われた。焼津市や牧之原市では震度6弱を記録した地震だが、この時筆者はベトナムをバックパック旅行していた。ホイアンのホテルのロビーにあったテレビで、駿府城の石垣が崩壊する映像を観たのだ。その速報を放映したのはBBCだったことを今もはっきり覚えている。

しかし、当時と今が違うのは「スマホの有無」だ。スマホがある今、ダウンロードしているアプリによってはテレビを見ずとも発生直後の自然災害の様子を知ることができる。

さて、12月8日は筆者にとっては今年4回目の海外旅行の初日だった。今回はタイへ保養するために成田を発った次第である。キャリアは中国東方航空。経由地は昆明で、ここの空港はスルーバゲージに対応していない。つまり、昆明で一度入国する必要があるのだ。そして、この時はバンコクまでの便のフライト時刻にかなりの間があったため、空港近くのホテルに1泊することになっていた。

入国審査を済ませ、預入荷物を受け取ろうとした時である。全く聞いたことのないチャイム音が筆者のiPhone 16eから鳴り出した。すぐさまスマホを手に取る。画面に表示されていたのは「最大震度6強」という文字だった。

「凍りつく」という感覚を、この時ほどはっきり思い知らされたことはない。

誰かが一人アプリをダウンロードしていれば…

この時、長水国際空港には筆者の他にも日本人がいた。それも団体旅行客である。が、この人たちは今さっき青森県で発生した地震には全く気づいていない模様だ。筆者以外、災害速報アプリをスマホにダウンロードしている日本人がいなかったということでもある。

そこで、団体客の一人に声をかけてみた。

「今、青森県で震度6強の揺れがあったそうですよ」

筆者はそう言いながら、団体客の男性にスマホの画面を見せた。その男性も、そして他の団体客もかなり驚いている様子だ。案の定、この情報は筆者しか知らなかったらしい。

言い換えると、筆者が偶然『Yahoo!防災速報』を持っていたのが幸いして、その場にいる日本人全員に情報を伝えることができたのだ。

海外に渡航するということは、日本の情報インフラ網の外へ出るという意味でもある。大なり小なりこちらが能動的にならなければ、日本の国内情報など得られない。故に、日本では極めて大きな関心事になっているニュースを全く知らなかった……という現象も起きてしまう。

スマホは常時オンラインに接続しよう!

『Yahoo!防災速報』は、もちろん地震速報だけのアプリではない。

たとえば、このようなことは考えられないだろうか。復路で着陸する予定の日本国内の空港が、突然の集中豪雨に見舞われた。こうなると、飛行機が欠航してしまう可能性も出てくる。が、日本の天気予報などを放送する海外のテレビ局はそう多くはない……というより、殆どない。だからこそ、ネットもしくはスマホアプリで日本の天気予報をチェックしなければならない。ただし、災害速報をチャイム音と共に知らせてくれる機能を持ったアプリは現実問題そう多くはない。

『Yahoo!防災速報』は、そんな数少ないアプリの一つなのだ。

もっとも、このアプリを渡航先でアクティブにしておくには、スマホをオンライン状態にしておくのが最低条件である。空港の公共WiFiを利用するという手もあるが、それでは空港の外に出た時に何の役にも立たない。この時の筆者は、800~1,000円で24時間利用できる『au海外放題』を事前予約していたため、昆明に到着直後にスマホを利用することができたのだ。

その24時間が過ぎる前に、筆者は空港で現地通信会社のSIMカードを購入している(今回の旅行ではバンコクの空港で購入)。しかし、特に乗り継ぎ便の場合は出発と到着までの間が長いため、何もしないとオンラインに一切接続できない「空白の時間」ができてしまう。それを回避するための費用として、1日1,000円は決して高くないはずだ。

どちらにせよ、自然災害頻発国・日本の国民に生まれたからには海外旅行においても「災害の備え」は必要だ。

【参照】
Yahoo!防災速報

文/澤田真一

とりあえずこのアプリをダウンロードしておけば、大雪による交通規制にも対処できる!?

大雪は、物流そのものに甚大な影響を及ぼしてしまう。 静岡県静岡市在住の筆者も、大雪と無縁ではない。確かに、静岡という土地は雪が殆ど降らない。が、静岡の周囲で大雪…

1984年生まれ。静岡市生まれ相模原市育ち。グラップリング歴20年超。世界のスタートアップ情報からガジェットレビュー、Apple製品、キャッシュレス決済、その他諸々のジャンルの記事を執筆。

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