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【CES2026】NVIDIAがレベル4対応の自動運転開発プラットフォーム「DRIVE Hyperion エコシステム」をグローバルで展開

2026.01.09

NVIDIAは、2026年1月9日までアメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスで開催中の世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」において、レベル4の自動運転を実現する「DRIVE Hyperion エコシステム」にAeva、AUMOVIO、Astemo、Arbe、Bosch、Hesai、Magna、Omnivision、Quanta、ソニー、ZFGroup といったティア1サプライヤーや自動車インテグレーター、センサーパートナーが参加することを発表した。

本稿では同社発表ブログをベースに、その概要をお伝えする。

同じプラットフォームを適用することで商用輸送全体で安全な完全自動運転機能を実現

これは、ワシントンD.C.でのNVIDIA GTCで発表された一連の協業に基づくもので、DRIVE Hyperion を活用してレベル4対応の自動運転乗用車を開発するとともに、同じプラットフォームを長距離貨物輸送に適用することで、商用輸送全体に安全でセキュアな完全自動運転機能をもたらすことを目指している。

この統合エコシステムにより自動車業界の顧客は、センシング システムやその他のハードウェアが DRIVE Hyperionと完全に互換性があり、信頼性の高い性能とシームレスな統合が保証され、開発の効率化、テスト時間の短縮、そして全体的なコストの削減を実現できるという。

NVIDIA のオートモーティブ担当バイスプレジデント、アリ カニ (Ali Kani) 氏は次のように話す。

「動くものはすべて、最終的には自動化されます。DRIVE Hyperion はその移行を可能にする基盤です。コンピューティング、センサー、そして安全性を 1 つのオープンプラットフォームに統合することで、自動車メーカーから AV ソフトウェア エコシステムに至るまで、NVIDIA のエコシステム全体が、大規模なモビリティに求められる信頼性と安心感を備え、完全な自動運転車をより早く市場に投入できるようになるでしょう」

■拡大するセンサー エコシステム

Astemo、AUMOVIO、Bosch、Magna、Quanta、ZF Group などの大手企業が、DRIVE Hyperion ベースの電子制御ユニットを開発していることを発表した。

AUMOVIOは、Aeva、Arbe、Hesai、Omnivision、ソニーとともに、オープンで量産対応した DRIVE Hyperion アーキテクチャ向けのセンサー スイート認定を取得した最新のパートナー企業である。

この成長を続けるセンサー エコシステムは、カメラ、レーダー、LiDAR、超音波センサー技術を網羅しており、自動車メーカーや開発者は、レベル4の自動運転向けに最適化された認知システムの構築と検証が可能になる。

集中型コンピューティングとセンサー フュージョンによって実現されるブレーキ、サスペンション、ステアリングのクロスドメイン制御は、NVIDIA DRIVE Hyperion のリアルタイムで安全性認証されたプラットフォームによって実現される、高度な自動運転に不可欠な同期された低遅延のアクチュエーションをサポートする。

DRIVE Hyperion を用いてドメイン コントローラーを構築したり、センサーやその他のテクノロジを認定することで、パートナーはNVIDIAのフルスタックAVコンピューティング プラットフォームとのシームレスな互換性を獲得。開発の迅速化、統合の簡素化、市場投入までの時間の短縮を実現できる。

DRIVE Hyperion がレベル 4 の自動運転を大規模に実現

このエコシステムの中核を成すのは、あらゆる車両でレベル に 対応するために設計された、量産対応可能なコンピューティングおよびセンサー リファレンス アーキテクチャである NVIDIA DRIVE Hyperionだ。

NVIDIA Blackwell アーキテクチャで構築された2基の NVIDIA DRIVE AGX Thor システム オン チップを搭載した DRIVE Hyperion は、2000 FP4 TFLOPS、もしくは約1000 INT8 TOPS を超えるリアルタイム コンピューティングを提供。360 度全方位のセンサー ビューを統合する。

この性能により、Transformer ベースの認識、視覚言語アクション (VLA) モデル、そして複雑な運転シーンをリアルタイムでリーズニングできる生成 AI ワークロードが可能になった。

共通のコンピューティングおよびセンサー基盤を使用することで、パートナーはソフトウェアおよびサービス レイヤーでの差別化に集中でき、NVIDIA のエンドツーエンド AV プラットフォームの安全性、スケーラビリティ、継続的な改善のメリットを享受しながら、独自の機能を提供できる。

■NVIDIA Halos による安全性と信頼性

DRIVE Hyperion の導入は、データセンターから車両までを網羅する包括的な安全性とサイバー セキュリティのフレームワークであるNVIDIA Halosによって支えられる。

Halosは、独立した検査、システム検証、認証のためのツールを提供することで、パートナー企業が厳格な世界的な自動車およびロボティクスの安全基準を満たすことをサポートする。

NVIDIA の大規模シミュレーションと AI データ ファクトリーのワークフローと組み合わせることで、Halos は数百万もの仮想および現実世界の運転シナリオにわたる継続的なテストと改善を可能にするほか、開発者や規制当局、そして乗客の信頼を高めていく。

新しい AI モデルとツール

NVIDIA は CES で、自動車業界がレベル4開発をより容易に利用できるように設計された、Alpamayo と呼ばれる新しいAIモデルとツールのファミリーも発表した。

これらのモデルは、DRIVE Hyperion プラットフォーム上でリアルタイム パフォーマンスを発揮するように最適化されており、乗用車と商用車の両方において、レベル 4 の自動運転システムの開発と導入を加速する。

これらのモデルを組み合わせることで、高性能コンピューターとセンサーの統合から AI のトレーニングとシミュレーションに至るまで、NVIDIA のエンドツーエンドのアプローチがいかに自動運転車開発を効率化するかが証明されるはずだ。

■詳細はCESにおけるNVIDIA Liveをチェック

関連情報
https://blogs.nvidia.co.jp/blog/global-drive-hyperion-ecosystem-full-autonomy/

構成/清水眞希

@DIMEはサイトローンチ時より編集業務に携わる。現在は雑貨や家電、オーディオなどの新製品に加え、各種の社会調査・統計、話題の新スポットからイベント情報などを担当。信条は正確さとわかりやすさ。最近の趣味は日付が変わる時刻のウオーキング。

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