輸入車と比べると圧倒的にコスパの高いニッポンのスポーツクーペ
ホンダ『プレリュード』


エンジンルーム
エンジンは直列4気筒2Lのガソリン仕様。これにホンダ独自の2モーターを組み合わせて前輪を駆動。エンジン音は3000回転から。

運転席と各種装備
運転席と助手席を分けたコクピットレイアウト。ハンドルは下部が直線的なDシェイプ、メーターは専用のグラフィックメーターを採用。

シートスペース
助手席はほどよく包みこむ形状で、運転席はホールド性を重視。後席は頭上にリアゲートのガラスがくるほか足元も狭く、あくまでプラス2的な存在。

ラゲージスペース
リアゲートの開口部が大きく、荷物の積み降ろしはラク。開口部の高さは路面から81cm、床面は32cm下になる。左右幅は87~105cm。

【 ココがポイント!】「S+」スイッチで味わう仮想の8段変速
シフトスイッチの左横にある「S+」スイッチが『プレリュード』の特徴。スイッチを押すとメーターにエンジン回転計が表示され、モーター駆動でも仮想の8段変速が減速中のプリッピングなどを演出する。

【 ココがポイント!】リアシートの使い方によっては積載量も大幅にアップ
リアシートの背もたれは6対4の分割可倒式。シートを倒せばサーフボードや9.5インチのゴルフバッグを2つ載せることができる。床面ボードの下にも収納スペースがある。
トヨタ『GRスープラ』


エンジンルーム
直列6気筒、3Lのエンジンは豪快。カタログには直4、2Lエンジンモデルもあり、こちらの車両本体価格は601万3000円(SZ-R)となっている。

運転席と各種装備
ドライバー中心のコクピット設計。メーター表示はエンジン回転計(7500回転)が中心。方向指示のウインカーレバーはコラムの左側にある。

シートスペース
運転席側のシートはGRのロゴ刺繍が入ったアルカンターラ+本革表皮を採用。シートベルトは赤。リアはスピーカーが左右に置かれている。

ラゲージスペース
開口部は狭いが、左右幅が78~113cmあるラゲージ。床面の奥にはタワーバー部分の盛り上がりがあるため狭い。床下のサブトランクはない。

【 ココがポイント!】とことんまで空力性能を追究したデザイン
スーパーGT選手権にも出場しているので、そこから得た空力のノウハウがダックテールタイプのカーボンリアスポイラーとバンパー下のスポイラーなどにも生かされている。

【 ココがポイント!】本格的なスポーツ性能を体感できるスポーツモード
ドライビングモードの調整はセンターコンソールのスイッチで行なう。設定はノーマルとスポーツの2モード。『プレリュード』のSモードの乗り心地が『スープラ』のノーマルの硬さに近い印象だった。
実用性も重視したいなら『プレリュード』、スポーツ性能にこだわりたい人は『GRスープラ』
ホンダ『プレリュード』
爽快感〈18点〉
街中や高速道路では特にスポーティーさもワクワク感もないが、ワインディング走行時の「S+」モードはワクワクする。
デザイン〈18点〉
美しくまとまったクーペデザインは大人も乗りこなせる落ち着きがある。ただカラーによっては全く目立たない。
装備の充実度〈19点〉
運動性能ではアジャイルハンドリングアシストを、安全面ではHonda SENSINGの16項目を標準装備にしている。
居住性〈18点〉
クーペだが前席は頭上スペースの圧迫感がない。後席は身長160cmまでなら短時間であれば我慢できそう。
運転性能〈17点〉
独自の電動ハイブリッドだが、エンジンとモーターの使い分けはクルマまかせ。走行中の充電は自分でコントロールしたい。
【評価点数】90点
トヨタ『GRスープラ』
爽快感〈19点〉
開発最初からモータースポーツを意識したクルマ造りを行なっているため、街中でゆっくり走っていても心が騒ぐ。
デザイン〈18点〉
2人乗りと割り切ったスタイリング。エンジンのレイアウトも重心を低くするなど、スポーツクーペに徹した潔さを感じる。
装備の充実度〈17点〉
足回りも室内も走ることを重視したクルマ造りが印象的。快適さやリラックスを求めてはならないクルマ。
居住性〈17点〉
低い着座位置とタイト感のあるコクピットで、乗り心地や音に関してもスポーツ走行重視のセッティング。
運転性能〈19点〉
マイナーチェンジの大半が走行性能の強化。スポーツカーと割り切れば小気味よく走れるし満足度も高い。
【評価点数】90点
文/石川真禧照 撮影/望月浩彦 編集/安田典人
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2025年11月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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