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冠婚葬祭も3割超に!令和の「支払い」対決はキャッシュレスに軍配

2026.01.06

経済産業省によれば2024年の国内キャッシュレス決済比率は42.8%で、初めて4 割を超えて将来的には80%まで引き上げを目指しており、それを踏まえた、必要な環境整備も進められている。

安全かつ円滑なキャッシュレス決済を実現するためのシステム開発に取り組むTISインテックグループのTISは、キャッシュレス決済経験者の日常生活や冠婚葬祭などにおける全30の支払いシーンでの利用実態や利用意向について調査を実施した。

それによれば全30シーンのうち22シーンで「どちらも使える場合キャッシュレス派」が上回り、冠婚葬祭でも3割以上がキャッシュレス派と答えるなど浸透度の高さがうかがえた。

日常ではキャッシュレス派が7割超。冠婚葬祭でも3割以上に!

現金とキャッシュレスのどちらも利用できる場合、日常生活での支払いシーンでは7割から8割が「キャッシュレス派」と回答しており、多くの支払いシーンでキャッシュレス利用実態比率をキャッシュレス利用意向比率が上回る結果になった。

ご祝儀や香典、お年玉などの冠婚葬祭・儀礼的な支払いシーンでは、ほかのシーンと比較すると割合は低いが3割以上も「キャッシュレス派」が存在した。

「結婚式のご祝儀を渡すとき」では、どちらも使える場合の利用意向で「キャッシュレス派」は40代が32.0%、50代が34.0%、60代が15.0%だったが、20代は42.0%、30代は43.0%と他年代と比較して「キャッシュレス派」の比率が高く、4割超も存在していた。

最近は事前振込型のご祝儀もあることから、若年層を中心に冠婚葬祭でも「キャッシュレス派」が伸びていきそうだ。

利用実態では「現金」が上回るエンタメシーンでは、どちらも使える場合の利用意向で「ゲームセンターで料金を支払うとき」(57.7%)や「カプセルトイを購入するとき」(55.0%)などで「キャッシュレス派」が5割を超えた。現金での支払いに限られる場面でも決済環境が整えば、キャッシュレスを選ぶ人が多いと思われる。

どちらも使える場合のキャッシュレス利用意向の1位と2位は「交通手段への支払い」

現金とキャッシュレスのどちらも利用できる場合の利用意向では、「高速道路の通行料を支払うとき」(83.5%)や「電車やバスで乗車料を支払うとき」(82.8%)など交通手段へのキャッシュレス利用意向が上位で、スムーズな移動に対するキャッシュレス需要の高さが浮き彫りになった。

「病院やクリニックで診察料を支払うとき」でもキャッシュレス利用意向が7割を超えており、実態として現金での支払いに限られることが多い場所でもキャッシュレスが使える環境なら利用したい人が多いようだ。

現金の利用意向では冠婚葬祭が上位を占める

冠婚葬祭やお小遣い、お年玉、募金、投げ銭などは、どちらも使える場合に「キャッシュレス派」よりも「現金派」が上回り、「お金を贈るシーン」では現金の利用意向が高い傾向になった。

特に「結婚式のご祝儀を渡すとき」では、世代別の現金利用意向で60代がもっとも高く85.0%だった。ほかの世代では20代が58.0%、30代が57.0%で世代間での意識の差も見られた。

冠婚葬祭の「現金派」の理由は伝統的な慣習がトップ

現金とキャッシュレスのどちらも使える場合、冠婚葬祭で「現金派」と回答した人の約半数が「伝統的な慣習」を理由に挙げた。

どちらも使える場合に「キャッシュレス派」と回答した人の半数以上が「現金(新札)の用意が面倒だから」と回答しており、キャッシュレス決済による手間の軽減を望んでいる人が一定数いることもわかった。

「お年玉をもらうときor渡すとき」では、現金とキャッシュレスのどちらも使える場合に「現金派」と回答した人の理由には「お金のことを考えることができる」や「お金の使い方を学ぶ良い機会だから」などが挙げられ、「お年玉を現金でやりとりすること=お金の価値を考える機会」と捉えている人がいることもわかった。

30年以上暮らした東京から実家に戻った地方在住フリーライター。得意分野は、ゲーム、アニメ、マンガやIT&デジタル関連など。自宅でリモート取材や自宅作業が増えたので、20年以上ぶりにフル自作PCを作成して活用中。最近の取り組みは、実家で発掘したセガマークⅢ以降の昭和から平成のゲーム機が動くか点検すること。

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